【Global Talk 2023-24】第3回インターカレッジ日本語テーブル

アメリカと日本の学生が日本語で交流する《インターカレッジ日本語テーブル》第3回目が開催されました!

これは、アメリカの大学で日本語を勉強している学生が、日本の学生と一緒に、日本語での会話に楽しみながら挑戦するオンライン交流プログラムです。今年はアメリカから【ペンシルベニア大学、コロンビア大学、イェール大学、ブラウン大学、ハーバード大学、ダートマス大学】の計6校、日本からは【慶応大学、Knox English Network(Global Talkプログラム】が参加しています。

2023年11月4日の第3回目の交流は、Knoxがホストを担当しました!テーマは「日本の〇〇、知ってる?」「アメリカの学生に聞きたいこと」で、せっかくの機会なので、Knox生のみなさんに学生目線の質問を考えてもらい、MCやモデレーターにも挑戦してもらいました!

 

👇当日MCに挑戦してくれたKnox生の、高橋奈々さん・大城せなさんの感想を紹介します!


《高橋奈々さん》

今日は、イェール大学の学生さん2名とブラウン大学の学生さん1名、そして慶應義塾大学の学生さん1名の計5名で交流をしました。私の担当は日本語学習2年目の部屋でした。

最初、日本語学習2年目の学生は日本語をどのくらい話すのだろうとあまりイメージがつかず、皆さんが楽しめるようなルームにすることができるかなと少し緊張していましたが、皆さんが積極的に話をしてくださったおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができました。人数は5名と少し多い人数での交流でしたが、初めから共通の話題であるピアノについてや、日本のアニメについての話で盛り上がりました。その後「日本の学生がアメリカの学生に聞きたいこと」というトピックに移ると、アメリカの学生さんたちがおすすめの観光地やお店について嬉しそうに話してくれたのがとても印象に残っています。私はアメリカへ観光で行ったことがまだないので、今回おすすめしてくれたピザ屋さんやシアトルにいつか行ってみたいなと思いました。

最後に、今回の交流を通じて感じたことは、間違えてもいいから学習言語を声に出して話すということの大切さです。アメリカの学生さんからは、とにかく日本語を使って話そうとしている努力がこちらにまで伝わってきました。今振り返ってみると、私は英語を勉強しているのにも関わらず、英語を声に出して話す機会が少ないなと思いました。今回の交流ではアメリカの学生さんたちと会話を楽しむことができただけではなく、自分の言語学習スタイルを見直すきっかけにもなり、非常に有意義なものとなりました。これからも数回このインターカレッジ日本語テーブルには参加させていただく予定ですので、今からとても楽しみです。


《大城せなさん》

途中ルーム移動の呼びかけ後は、Knox生2人とペンシルベニア大学の方2人と交流しました。

 前半と同じようにスライドを使って、日本に関するクイズ(日本では何歳から運転できると思う?など)とアメリカの学生への質問(日本にどんな印象を持っていますか?など)を行いましたが、他にも日本語クラスの様子を聞いたり、日本についての質問に答えるなどして交流をしました。

 私は日本語を学習して1年程の初級クラスをサポーターとして担当しました。

 最初は、向こうの生徒さんは1年生という事もあり、日本語を話すことに緊張しているようでした。しかし、日本人メンバーのサポートもあり、徐々に緊張が解れお互いの趣味や好きな日本食、日本に来たことはあるのかなど、会話に間がない程盛り上がりを見せていました!生徒の中には、「日本は5回ほど行ったことがある!」と大阪城前での写真と共に紹介してくれたりして、プレゼンテーション力の高さと日本を大好きだと思ってくれている嬉しさに感動する瞬間もありました。 

 また、日本人メンバーの一人が沖縄出身ということを伝えると、日本語クラスの教科書をもってきて「見て!」と”沖縄旅行”と書かれた例文を見せてくれたりして、双方交流を楽しんでいる様子が伝わってきて凄く嬉しかったです!

 他にも、日本食ではラーメンが好きという共通点を見つけ、「好きな味は何?」や「つけ麺知ってる?」など、相手に伝わりやすい日本語を選びながら会話をしていました!時にはジェスチャーやイラストなどを見せて分かりやすいように説明している場面もあり、簡単な日本語を選ぶ難しさもあったと思いますが、双方伝わった時の皆さんの笑顔がとても素敵で印象に残っています!

 Session前は「どんな事を聞こうかな?」など会話のトピックに不安がありましたが、実際に交流してみると、”お二人”という丁寧な言い方が相手を混乱させてしまったり、”逆なんだね”というと”逆”の意味が伝わらなかったりと、トピックの量よりも、やさしい日本語で話すという伝えることの方が難しいと実感しました。

 あっという間の一時間でしたが、とても楽しい交流ができたので嬉しかったです!次回も楽しく交流できるように頑張りたいと思います!


会話が楽しく盛り上がり、難しいことに挑戦して有意義な経験をして自信に繋がっていたら嬉しいです!これからも楽しみながら皆さんの成長に役立ててもらえたらと思います。それでは、他のKnox生の感想もご紹介します!👇


今までで一番盛り上がれたかなと思います。特に動物の鳴き声や日本の文化の話でたくさん笑いました。英語を使う時もこのくらい話せるのが理想です!


話がうまく脱線しながら盛り上がったので非常に嬉しかったです。日本に来たことのある学生さん達だったので、その時のことなんかも聞き出しながら進めていけたように感じます。改めて、global talkの良さを実感できた気がしました。モデレーターに立候補してよかったと思います!


初めてのモデレーターでしたが、慶應の学生やブラウン大学の学生の助けも借りてスムーズに進行できたと思います!


アメリカの交通事情や日本のアニメなど、様々なトピックを日本語を通してじっくり話し合えたと思います。次回からは、「若干」といった難しい日本語表現をうまく言い換えられるよう意識したいです。