【Global Talk 2023-24】Session 17 Yorktown High School × Knox

Session 17ではYorktown High Schoolにて日本語を学んでいる学生とKnox生で同時交流を実施しました!テーマは「自分の好きなSNSインフルエンサー」についてで、自分の「推し」についてお互いに熱く語り合いました。

まず、同時交流前に事前準備としてスライド作成をしました!

スライドには自分の好きなSNSインフルエンサーの写真をたくさん貼って「インフルエンサーの魅力」「自分が好きな理由」「相手にお薦めしたい理由」について、自信をもって英語で話せるように準備しました。

いよいよ交流当日になり、Knox生からは「スライド作成や英語の練習をしたものの、大丈夫かな…?」という緊張や不安からか、ドキドキしている様子が見られました。

ZOOMのブレイクアウトルームにてグループ毎に分かれた後、お互いの自己紹介から始まりました。Knox生が「日本に来た事はありますか?」と質問すると、YHS生から「東京の渋谷へ行った事があります!」と返答があり「アメリカへ来た事はありますか?」と質問があったので「ハワイへ旅行に行った事があります!」と答えると、お互いの思い出話で盛り上がりました!

そして「自分の好きなSNSインフルエンサー」について発表する時間になりました。ZOOMで画面共有ができない!なんてハプニングがありながらも、Knox生がスライドを表示しながら、練習した英語を使って一生懸命発表していく姿が印象的でした。

Knox生が発表を終えると「自分の英語は相手に理解してもらえたかな・・・?」と不安な様子でしたが、YHS生から「私もブラックピンク好きだよ!あとBTSも!」と良いリアクションをもらえて凄く嬉しそうな様子が見られました。やはり、お互いに好きな事が同じであれば話は盛り上がりますよね!

その後は「ブラックピンクでは誰が好き?」「BTSでは何の曲が好き?」と続々質問が続き最終的にはお互いにとても共感していました。お互いに英語や日本語という学習言語を使っているにもかかわらず、すっかり意気投合して凄く良いコミュニケーションを取る事ができました!

交流後にKnox生へ感想を聞いてみると・・・

「アメリカの高校生が好きなSNSインフルエンサーについて知れて楽しかった!」

「自分の発表を終えた後に、YHS生から『面白い!』と言ってもらえて嬉しかった!」

「グループ分けが大人数だったので、もっと自分から積極的に話せば良かった。」

「YHS生の日本語がとても上手で驚いた!」

「自分と好きなSNSインフルエンサーが同じで、自分の英語が相手にきちんと伝わっている事が分かって嬉しかった!」

「上手く英語を話せるのか不安で、とても緊張したが…YHS生がフレンドリーで楽しく交流できた!」

「YHS生の英語が速くて聞き取るのが難しかった…もっと英語を頑張りたい!」

多くの感想が寄せられました。

国や言語が違うなかで、同世代と好きな事について熱く語り合う事ができ、とても良い時間を過ごす事ができました!

【Global Talk 2023-24】Session1 Yale×Knox(後半)

セッション1. Yale×Knoxの同時交流が終了しました!

本セッションは9月の中旬からスタートし、12月にかけて「日本における社会問題をアメリカと比較し考える」ことをテーマに長丁場の交流でした。

セッションによっては一度限りの交流などもあるため、今回のように長い間一緒に交流をし、仲良くなれたことはとても嬉しかったです。

今回のセッションではプロジェクトが与えられ、Yale生とKnox生がタッグを組み、それぞれのグループで取り上げる社会問題を設定し、実際にインタビューを行い分析をした上での発表です。

私たちのグループでは日本とアメリカにおける就職活動への期待や不安についてを取り上げ、リサーチを行い、最終プレゼンをしました。

 

zoomで行われる同時交流以外の時間にも、リサーチや各グループでミーティングを開き、互いに助け合いながら取り組んだプロジェクトは大変なことも多かったですが、大変勉強になりました。

最終プレゼンでは各グループが9月から頑張ってリサーチを続けてきた成果を十分に発揮し、「わかりやすく伝える」ということを意識してできたと思います。

セッションを通し、交流を重ねていく中で、Yale生と仲良くなることもでき、プロジェクト以外の部分でも様々な話をすることができました。

今年度のGlobal Talkでの交流も残りわずかとなりましたが、みなさん良い形で2023年の交流を締めくくれるように頑張っていきましょう!

(Rin. I)


👇参加した他のKnox生の感想をご紹介します!

今まで調べたことのない分野で使う英語も知らないことが多くて、最初は少し大変でしたが、単語がわかると会話も続き、インタビューも臆することなく挑めました。新しい分野も学ぶ時は最初に使いそうな単語を少し覚えておくことから始めるとスムーズに取り組めることが気づけました。発表も緊張したし、インタビューも緊張したけどYale生や先生方のたくさんのサポートやあってこのような貴重な経験ができたことを本当に有り難く思います。もし機会があれば、ぜひまた参加したいです。


日本ではインタビュー調査などやる機会が少ないので今回このプログラムで行うことができてとても良い経験になりました。また、インタビューで色々な方と話すことでいろんな考えと出会うことができインタビューをしていてとても楽しったです。メンバーも自分がわからないことがあるとすぐに聞いてくれるので私も質問しやすい環境でした。


文化の違いや、価値観のちがいについて新しい視点を得て理解が深まりました。意識や価値観の違いに直面したとき、最初はショック受けるときもありましたが、次第にそういう価値観の人もいるという事実を受容できるようになっていきました。また、プロジェクトの構成自体が素晴らしく、学生が共同で挑戦的な取り組みを行うプロセスにおいて言語的な知識に限らず、文化的なことや、インタビューの作法•実践などあらゆる学びの機会があったことを大変うれしかったです。


 

【Global Talk 2023-24】Session10 Brown Univ. x Knox

Session10ではBrown大学の学生たちと交流をしました。

このセッションのテーマは「協力してプロジェクトを完成させる」とでもいいましょうか。10人のBrown生が各々プロジェクトのテーマを決め、それについて10人のKnox生がペアを組んでサポートをするという形で交流が進んでいきます。

 

10月から12月の約2ヶ月にわたる長期の中で、それぞれのペアが連絡を取り合って1対1のミーティングを重ね、12月の最終発表に備えました。つまり、Knox生からしてみれば、相手校の学生を自分のペア以外知らない状態で最終発表の全員同時交流に至るわけです。(正確には、Knox生がスプレッドシートで進捗を共有していたので見当はついたのですが、得られる情報に限界があったので自分としては不安が強かったです。)

 

そんなわけで、他の人たちの様子がどうであったか分からないものですから、自分のペアについて少しお話をさせてください。

 

私達のテーマは「同じ言語、違う表現」というもので、日本の方言について調べ、まとめることになりました。幸いに、ペアの学生は勿論のこと、私自身も全く言語学に暗いということはなく、初回交流で現代の方言に着目するという方針が固まりました。ここで豆知識ですが、言語学的に日本の方言を分析するなら日琉祖語というものから変遷を辿るのも1つの主な手段だそうです。しかし、発表時間は僅か6分。いくらでも語れそうであっても時間内に収めなくてはなりません。

そこで、私達は、「言語学という要素は少し薄めて、実際の方言を文法的に分析すればいい具合ではないか?」と考え、前述したテーマに落ち着いたのです。そして、言語学的な細かいことはペアに教わりながら、私は資料の収集と称して友達に方言で喋ったものを録音して貰いました。

そうして集めたものを聞きながら二人で日本語の文法書を片手に分析したのですが、これが一番骨が折れました。というのも、大学受験生の頃に古典文法はみっちりやったものの、現代文法を習ったのは遥か昔のことです。

みなさんは動詞の五段活用や形容動詞のルールなどを覚えていますか?久々に日本語を復習していると、「なんて面倒で複雑な言語なんだ」と思わずにはいられませんでした。(ましてや、私はこれを英語で説明することが出来ず、ペアの日本語力の高さに本当に助けられました。)

 

こうして、悪戦苦闘しながらも満足の行くプレゼン資料が完成し、いざ最終発表日を迎えました。

蓋を開けてみれば、どのペアも驚くほどに完成度の高いプレゼンを用意していて、自分たちの発表が見劣りしないか冷や汗をかいたものです。その中で一番印象に残った発表では、自作のアニメーションが使用されていました。イメージとしては、動画投稿サイトにある海外の方が作成した教養アニメーションが近いでしょうか。他にも、各々のテーマに従いつつも、それぞれの独創性を活かした多様な発表が多く、90分を超える長い発表大会でも楽しく聴くことができました。

 

今回の交流は、あくまでもKnox生がBrown生のプロモーターとして動くことを目標としていました。しかし、どちらかがもう一方に頼り切りではこのように素晴らしい発表にはならなかったと思います。これは、各発表に附随したKnox生のコメントを聴いていて共通していたように感じました。もちろん、相手との信頼関係がすぐに築けたことも、これら発表の質を基礎づけているはずです。

相手との協働に必要なことは何か、それぞれの役割は何か。そういったことを素早く把握し、行動に移すことは社会生活においても極めて大切なことですから、この体験を忘れることなく今後に活かしていきたいものです。(Takayuki. K)