【Global Talk 2023-24】Session25 Harvard x Brown x Knox

今回はSession 25 Harvard/Brown/Knox の3校で計2回行われた交流についてお話していこうと思います!

まず、事前準備として以下の3点に取り組みました。

  •  自己紹介動画の作成
  •  食にまつわる様々な問題のピックアップ
  •  またそのトピックについてのスライド作成

 

その後2月23日に行われた第1回目の同時交流では、日本とアメリカが直面している社会問題とその背景にある食文化について深くディスカッションすることができました。 

続いて、3月8日に行われた第2回目の同時交流について話そうと思います!

2回目も1回目と同様に3校の学生みんなに事前課題が課されました。

内容としては「社会問題の解決を促すスローガンを考えてくる」という前回よりもより自己表現が求められるとても良い課題でした。

スローガンの詳細として、日本の学生は韻を踏んだ標語という指定があり、アメリカの学生は俳句の形式で作成しなければいけない決まりがありました。

 

実際に同時交流が始まると、すぐに4人1組程度の小グループに分けられ、作成したスローガンの紹介が始まりました。このブレイクアウトルームでは相手の日本語表現や英語表現に誤りがないか確認し、お互いにスローガンをブラッシュアップさせる目的がありました。

 

そして次に別のグループに分けられ、本格的に各自が用意したスローガンをプレゼンするタイミングがやってきました。このセッションの直後に、投票の時間があるとアナウンスされたため、各々が強調したいセンテンスやこだわったポイントなどをアピールする場でもありました。

個人的に、Brown生の一人が食の格差について詠った

「食の色 紅葉のように混ざり合う 季節が巡り 味が生まれる」という和歌に大変感動しました。

これはアメリカのFast Food中心の食文化について警鐘を鳴らしたもので、季節が巡るようにアメリカの体に悪い食文化も変わっていくべきであり、また異国の健康的な食文化と組み合わせて新たなアメリカの食文化を形成していくべきだという意味が込められています。

季語が入っているだけでなく、的確な比喩表現も織り交ぜられており素晴らしいスローガンだと思いました。

さて、発表タイムが終わり、投票の時間がやって参りました。

投票では、日本語も英語も関係なく以下の3つの賞に分けて行われました。

  •  問題の解決につながりそうで賞
  • 言葉のセンスが光ってるで賞
  • 未来は明るいで賞

 

問題の解決につながりそうで賞は、

「緊密な 食と環境 副食材 森、りんごと ちゃんと守ろう」を作成したグループ12 食と環境が受賞しました!

 

続いて言葉のセンスが光ってるで賞は、

「On plates and pans, we break the norm. Gender’s just a social form.

In the kitchen, all are free. Spices blend for you and me」を作成したグループ5 食とジェンダーが受賞しました!

 

最後に未来は明るいで賞は、

「無駄にせず 世界を救え 皆の糧」を作成したグループ1 食とグローバル化が受賞しました! 

賞を受賞することはできなくても、このトピックについて他言語で資料を作成し、ウィットに富んだスローガンを考え、ディスカッションを重ねること自体にとても価値のあるものだと思っています。

 

皆さん大変お疲れさまでした!           (K.M)

 

それではSessionに参加したメンバーからのコメントです!

第一回目交流の感想:

「ジェンダーと食というテーマの中でも思っていたよりも様々な問題があることが分かりました。家事の負担の男女不平等については日本だけでなく他の国でも問題であることを実感しました。摂食障害や家事の負担の不平等さは習慣やメディア、周りの人の目によって起きている問題だということを認識出来ましたが、解決法を考えるのが難しかったです。また、英語で発表するのは緊張しましたが、自分の言いたいことが伝わっていて嬉しかったです!」

「食とグローバル化について話し合いました。ひとつに学食について話したのですが、日本では500円前後で食べることができます。しかし、アメリカでは、一般の学生ではない人が食べるには18ドル必要だと聞きました。レストランで食事をするためにはもっと多くの費用がかかるとか、、また、同じ製品(例-ファンタ)でも日本とアメリカでは砂糖、塩の量が異なると聞きました。同じ製品ならば、含まれる栄養素も同じだと考えていたので驚きました。」

 

第二回目交流の感想:

「英語で韻を踏んだスローガンを作るという初めての経験をし、正直どのように作ったら良いのかよく分かりませんでした。しかし、同じ班の人のスローガンや他の班のスローガンを聞き、英語での表現の仕方や人を惹きつけるスローガンを学ぶことができました。 また、アメリカの学生が作った俳句はとても優雅で、食べ物と世界が抱える問題に対して考えさせられるものばかりでした。俳句にはこんなにも訴えかける能力があるのかと驚きました。 とても良い交流でした。ありがとうございました。」

「標語を考えたのは初めてでしたが、テンポある良い標語が作れたかなと思います。大学生活でも、もしかしたら標語を作ることがあったときや、そうでなくともレポートやプレゼンで今回の経験を生かせるようにしたいです。」

「どれも素晴らしいスローガンで驚きました。なかなか英語で韻を踏んだ文を書くことが無かったので、考えていて楽しかったです。」


Knoxスタッフより:

第二回目の同時交流時、当日の同時交流を仕切っていただくためにHarvard、Brown、Knoxより1名ずつ学生さんを選出し、MCを行ってもらいました。(Harvard、Brown生は日本語で、Knox生は英語での司会です)

実は、上記のブログを担当してくれたKnoxメンバーが当日MCを担ってくれていたのです!

緊張を感じさせない見事なMC、お疲れ様でした!

【Global Talk 2023-24】Session14 Churchill HS x Knox

Session 14はオレゴン州にあるChurchill High Schoolの学生と「高校生に身近なテーマ」に関したトピックでの非同時交流を行いました!活動内容は以下の通りです。

【活動内容】2023年10月〜2024年3月

  • 自己紹介
  • 余暇の過ごし方
  • 秋の活動,イベント紹介
  • おすすめの建築物紹介
  • ボランティア活動紹介

Padletで動画もしくは写真とテキストを用いて紹介しました。(日本語と英語) 

短く、わかりやすく丁寧に伝える「やさしい日本語」を意識して交流しました。

冬休みに一度だけ同時交流の機会がありました。

 

zoomを使用して、冬休みにしたことなどを話しました。

私は交流前に話す内容をあらかじめ文章にすることが多く、自分の言葉で話せているのか、会話が成り立っているのかという不安がありましたが、Chucill生の日本語で頑張って伝えようとする姿勢を見て同じ気持ちだと気づき、不安は解消しました。フリーな会話ができた時は達成感も感じ、何より楽しかったです! 

約6ヶ月間の交流となりましたが、学校生活と並行しながらも帰宅後や週末を利用して楽しく行うことができました。その中で最も印象に残ったタスクは「建築物紹介」です。

Churchill生からの紹介により、ブロードウェイ劇場やエンパイア・ステートビルなどの有名な建築物に加え、他にも魅力的な建築物が多くあることを知りました。

ガイドブックなどでは得ることのできない現地の同世代の意見を聞くことで、よりアメリカについて興味が高まりました。一方で、日本の紹介を見たChurchill生は、様々な建築物の中でも金閣寺などの歴史的建造物へ高い関心を示しているように見えました。改めて、日本の伝統文化を大切に継承していきたいと思いました。

 

 

他にも、アメリカと日本の学校の相違点も見つけることができました。幼い頃から海外の学生ドラマや映画を見ていたため、そのイメージと照応して、胸が躍りました。学校のチャイムはどのようなものなのか、などまだ話したいことがたくさんあります!笑

文化の違いに驚くことも多くありましたが、共通点を見つけることもできました。異文化に触れる貴重な体験は、今後の外国語の学習に積極的に活用していきたいと強く思います。(K.K)

 

 

👇参加したKnox生の感想を紹介します!


自分のことを考えて、言葉にして、誰かに伝えることで、自分の知らない自分を再発見することができました。海外の方と交流することで、日々の英語の勉強のモチベーションにもなりました。とても有意義で楽しかったです!


【Global Talk 2023-24】Session27 GOA x Knox

Session27ではGOAにて日本語を学んでいる学生と「自分が好きなこと、苦手なこと」や「学校生活、どの国(地域)から参加しているのか」等について話し合いました!

まずはお互いの好きなこと、苦手なことについて話していきます。

Knox生が「どんな食べ物が好きですか?」と質問すると、GOA生から「カルフォルニアロールが好きです!」回答が返ってきました。するとKnox生が、カルフォルニアロールとは…?と少し困った様子だったからか、GOA生が「寿司です!」と教えてくれるとKnox生も理解し、緊張した様子から笑顔が見られました。

 

また、Knox生が「どんなスポーツが好きですか?」と質問すると、GOA生から「テコンドーが好きです!」と回答が返ってきました。そのためKnox生が「私はゴルフが好きです!」とお互いに答えました。その後はGOA生から「アメリカでは季節毎に行うスポーツが異なり、サッカー、水泳、バスケなど様々なスポーツをするんだよ!」と教えてもらい、一般的に日本ではクラブ活動で同じスポーツを何年間も続けるため、Knox生は文化の違いを感じている様子が印象的でした!

そして、お互いの学校生活の話にもなり、Knox生が「あなたはいつも何時に起きますか?」と質問すると、GOA生から「私はいつも、なな時に起きます!」と元気よく返答がありました。そこでKnox生が「しち時のことかな・・?」と聞き返すと、GOA生から「Ah! yes! しち時!」と反応があり、日本語は様々な表現があって難しい!といった雰囲気も感じられ、お互いが学習言語に関する難しさを肌で感じていました。

 

GOA生は通学している学校が一人ずつ異なり、様々な国(地域)から参加しているため、自身のルーツの話になった際は、GOA生から「両親はヨーロッパ系アメリカ人と日本人で、日系〇世です」というお話もありましたが、中高生のKnox生には少し難しかったようで考え込んでしまっている様子も見られましたが、国際交流をしているからこそ得られた知識や経験だと思うと、凄く貴重な機会だったのではないかと思います!

 

また、難しい話題から身近な話題へ変わった際には、GOA生から「私はピンク色がとても好きで、自身の裏庭に桜を植えているよ!」と満開の桜の写真と共に教えてもらった際には、Knox生が「素敵だね!私もピンク好きだから一緒だね!」と、お互いに凄く共感し合っていて言葉の壁を感じさせないほど話が盛り上がっていました!

 

交流後にKnox生に感想を聞いてみると・・・

 

「簡単な英語しか話せなくても、GOA生が聞こうとしてくれてとても話しやすかったです!

また、好きな物、好きなことが一緒だった時とても盛り上がって楽しかったです!

時間が足りないくらいもっと話したいと思いました!」

「英語タイムになると、どんなことを話しているのか詳細までは分からず、会話が広げられないことがあったので、もう一回お願いします!と言える勇気も必要だと思いました。」

「色々な国から集まっているからこそ、いろんな文化とかを知ることが出来たのもよかった!」

「もっとスムーズに自分の言いたい事を表現できるように、これからも英語の苦手な部分の克服ができるようにしたいと思った。」

「良い意味で外国人と話している感じがしなくて、とてもリラックスして話すことができました!

今までで一番ワクワクした楽しい会話ができた気がします。めっちゃ楽しかったです!!」

上記のような率直なコメントが多数寄せられました。この交流を通してKnox生が「もっと英語を頑張りたい!」と思ってもらえたら嬉しく思います。また、このような機会をくださった皆様に心より感謝申し上げます。

【Global Talk 2023-24】Session22 Yale Univ. x Knox

Session22では日本語を学んでいるYale大学1年生と下記内容について話し合いました。

その際に教科書で習う日本語だけでなく、日常生活でよく使う「ため口」であえて話すという試みも行いました!

【交流概要】

・自己紹介(出身、趣味、大学の紹介、学年、専攻など)

・街にあるもの、家や部屋の紹介

・自分の趣味、好きな本、映画、アニメ、キャラクター

・アメリカ/日本に行ったらやりたい事

・自分が得意・苦手な事

 

まずはお互いに自己紹介から始めます。

Knox生がブラウン生に「私は京都出身です。どこの出身ですか?」と話し始めると、ブラウン生から「私はペンシルベニア州の出身です。」「私は北京の出身です。」と返答がありました。その後ブラン生から「私は日本で京都が1番好きです。」と言われると、Knox生は「嬉しいです!私もです!」と笑顔で答えている様子が見られ、日本の歴史的な建物や文化が数多く残る京都について話が弾み楽しい雰囲気になりました!

 

また、自身の大学や専攻について話が変わるとブラウン生から「コンピューターサイエンスを専攻していますが、夏休み期間中に日本へ留学予定です!」とワクワクした様子で伝えられ、Knox生が「日本のどこですか?」と質問すると「東京です!」と日本へ行くのが楽しみな様子で嬉しそうに返答がありました。

 

次第にお互いの心の距離も縮まり、Knox生が「そろそろ、ため語で話しませんか?」と質問すると、ブラウン生から「すみません…もう1度お願いします。」と少し困った様子が見られました。そのため改めてKnox生が「ため語分かる?」と、ゆっくりはっきり質問するとブラウン生から「ああ!えーと…らく語ですね!」と返答が!!

Knox生が慌てて「違う!違う!オフィシャルとカジュアル分かる?」と質問すると、ブラウン生が「ああ!分かる!分かる!」笑顔で返答があり、Knox生が一安心したなんて事もありました。(きっと「楽な日本語」という意味でブラウン生が「らく語ですね!」と言ったのでは?と思われますが、改めて日本語は難しい言語であると思わされた出来事でした!)

 

そして、お互いの好きなこと、苦手なことについて話が変わりました。

Knox生が「私はスポーツがとにかく苦手で…走るの大嫌い!」と伝えると、ブラウン生も全く同じ気持ちだったようで凄く共感していましたが、Knox生が「でも私はダンスが好き!特にK-POPの音楽が好きかな!」と伝えると、ブラウン生は「私はJ-POPが好き!最近はロックやラップが良いなと思っているよ!」との返答がありました。

国や文化、言語の違いを超えて好きなものがあるというのは凄く素敵な事ですね。

 

今回は親しい間柄でのみで使われる「ため口」で、あえて話しをしてみるという試みを行いましたが、その事についてKnox生に感想を聞いてみると・・・

「知り合って間もない方と、ため口で話すのはとても難しいと感じた。」

「ため口で話すことで、より距離が縮まったように感じ、楽しくコミュニケーションを取ることができました!」

「若者言葉になると日本人でさえも理解できない言葉が多いため、交流相手にとっては、すごく難しい言語であろうなと感じました。」

 

ため口で話す事に心理的抵抗を感じる人も居れば、ため口で話したからこそ心の距離が縮まった人もいて、経験してみて初めて分かったことが多い学びのある交流となりました!

また、若者言葉(いわゆるスラング)においてはアニメや漫画を通じて知っている人も居れば、教科書に掲載されていない言葉は難しいと感じる人も居て、改めて言語の難しい部分を実感する交流にもなりました!

【Global Talk 2023-24】Session 17 Yorktown High School × Knox

Session 17ではYorktown High Schoolにて日本語を学んでいる学生とKnox生で同時交流を実施しました!テーマは「自分の好きなSNSインフルエンサー」についてで、自分の「推し」についてお互いに熱く語り合いました。

まず、同時交流前に事前準備としてスライド作成をしました!

スライドには自分の好きなSNSインフルエンサーの写真をたくさん貼って「インフルエンサーの魅力」「自分が好きな理由」「相手にお薦めしたい理由」について、自信をもって英語で話せるように準備しました。

いよいよ交流当日になり、Knox生からは「スライド作成や英語の練習をしたものの、大丈夫かな…?」という緊張や不安からか、ドキドキしている様子が見られました。

ZOOMのブレイクアウトルームにてグループ毎に分かれた後、お互いの自己紹介から始まりました。Knox生が「日本に来た事はありますか?」と質問すると、YHS生から「東京の渋谷へ行った事があります!」と返答があり「アメリカへ来た事はありますか?」と質問があったので「ハワイへ旅行に行った事があります!」と答えると、お互いの思い出話で盛り上がりました!

そして「自分の好きなSNSインフルエンサー」について発表する時間になりました。ZOOMで画面共有ができない!なんてハプニングがありながらも、Knox生がスライドを表示しながら、練習した英語を使って一生懸命発表していく姿が印象的でした。

Knox生が発表を終えると「自分の英語は相手に理解してもらえたかな・・・?」と不安な様子でしたが、YHS生から「私もブラックピンク好きだよ!あとBTSも!」と良いリアクションをもらえて凄く嬉しそうな様子が見られました。やはり、お互いに好きな事が同じであれば話は盛り上がりますよね!

その後は「ブラックピンクでは誰が好き?」「BTSでは何の曲が好き?」と続々質問が続き最終的にはお互いにとても共感していました。お互いに英語や日本語という学習言語を使っているにもかかわらず、すっかり意気投合して凄く良いコミュニケーションを取る事ができました!

交流後にKnox生へ感想を聞いてみると・・・

「アメリカの高校生が好きなSNSインフルエンサーについて知れて楽しかった!」

「自分の発表を終えた後に、YHS生から『面白い!』と言ってもらえて嬉しかった!」

「グループ分けが大人数だったので、もっと自分から積極的に話せば良かった。」

「YHS生の日本語がとても上手で驚いた!」

「自分と好きなSNSインフルエンサーが同じで、自分の英語が相手にきちんと伝わっている事が分かって嬉しかった!」

「上手く英語を話せるのか不安で、とても緊張したが…YHS生がフレンドリーで楽しく交流できた!」

「YHS生の英語が速くて聞き取るのが難しかった…もっと英語を頑張りたい!」

多くの感想が寄せられました。

国や言語が違うなかで、同世代と好きな事について熱く語り合う事ができ、とても良い時間を過ごす事ができました!

【Global Talk 2023-24】Session1 Yale×Knox(後半)

セッション1. Yale×Knoxの同時交流が終了しました!

本セッションは9月の中旬からスタートし、12月にかけて「日本における社会問題をアメリカと比較し考える」ことをテーマに長丁場の交流でした。

セッションによっては一度限りの交流などもあるため、今回のように長い間一緒に交流をし、仲良くなれたことはとても嬉しかったです。

今回のセッションではプロジェクトが与えられ、Yale生とKnox生がタッグを組み、それぞれのグループで取り上げる社会問題を設定し、実際にインタビューを行い分析をした上での発表です。

私たちのグループでは日本とアメリカにおける就職活動への期待や不安についてを取り上げ、リサーチを行い、最終プレゼンをしました。

 

zoomで行われる同時交流以外の時間にも、リサーチや各グループでミーティングを開き、互いに助け合いながら取り組んだプロジェクトは大変なことも多かったですが、大変勉強になりました。

最終プレゼンでは各グループが9月から頑張ってリサーチを続けてきた成果を十分に発揮し、「わかりやすく伝える」ということを意識してできたと思います。

セッションを通し、交流を重ねていく中で、Yale生と仲良くなることもでき、プロジェクト以外の部分でも様々な話をすることができました。

今年度のGlobal Talkでの交流も残りわずかとなりましたが、みなさん良い形で2023年の交流を締めくくれるように頑張っていきましょう!

(Rin. I)


👇参加した他のKnox生の感想をご紹介します!

今まで調べたことのない分野で使う英語も知らないことが多くて、最初は少し大変でしたが、単語がわかると会話も続き、インタビューも臆することなく挑めました。新しい分野も学ぶ時は最初に使いそうな単語を少し覚えておくことから始めるとスムーズに取り組めることが気づけました。発表も緊張したし、インタビューも緊張したけどYale生や先生方のたくさんのサポートやあってこのような貴重な経験ができたことを本当に有り難く思います。もし機会があれば、ぜひまた参加したいです。


日本ではインタビュー調査などやる機会が少ないので今回このプログラムで行うことができてとても良い経験になりました。また、インタビューで色々な方と話すことでいろんな考えと出会うことができインタビューをしていてとても楽しったです。メンバーも自分がわからないことがあるとすぐに聞いてくれるので私も質問しやすい環境でした。


文化の違いや、価値観のちがいについて新しい視点を得て理解が深まりました。意識や価値観の違いに直面したとき、最初はショック受けるときもありましたが、次第にそういう価値観の人もいるという事実を受容できるようになっていきました。また、プロジェクトの構成自体が素晴らしく、学生が共同で挑戦的な取り組みを行うプロセスにおいて言語的な知識に限らず、文化的なことや、インタビューの作法•実践などあらゆる学びの機会があったことを大変うれしかったです。


 

【Global Talk 2023-24】Session10 Brown Univ. x Knox

Session10ではBrown大学の学生たちと交流をしました。

このセッションのテーマは「協力してプロジェクトを完成させる」とでもいいましょうか。10人のBrown生が各々プロジェクトのテーマを決め、それについて10人のKnox生がペアを組んでサポートをするという形で交流が進んでいきます。

 

10月から12月の約2ヶ月にわたる長期の中で、それぞれのペアが連絡を取り合って1対1のミーティングを重ね、12月の最終発表に備えました。つまり、Knox生からしてみれば、相手校の学生を自分のペア以外知らない状態で最終発表の全員同時交流に至るわけです。(正確には、Knox生がスプレッドシートで進捗を共有していたので見当はついたのですが、得られる情報に限界があったので自分としては不安が強かったです。)

 

そんなわけで、他の人たちの様子がどうであったか分からないものですから、自分のペアについて少しお話をさせてください。

 

私達のテーマは「同じ言語、違う表現」というもので、日本の方言について調べ、まとめることになりました。幸いに、ペアの学生は勿論のこと、私自身も全く言語学に暗いということはなく、初回交流で現代の方言に着目するという方針が固まりました。ここで豆知識ですが、言語学的に日本の方言を分析するなら日琉祖語というものから変遷を辿るのも1つの主な手段だそうです。しかし、発表時間は僅か6分。いくらでも語れそうであっても時間内に収めなくてはなりません。

そこで、私達は、「言語学という要素は少し薄めて、実際の方言を文法的に分析すればいい具合ではないか?」と考え、前述したテーマに落ち着いたのです。そして、言語学的な細かいことはペアに教わりながら、私は資料の収集と称して友達に方言で喋ったものを録音して貰いました。

そうして集めたものを聞きながら二人で日本語の文法書を片手に分析したのですが、これが一番骨が折れました。というのも、大学受験生の頃に古典文法はみっちりやったものの、現代文法を習ったのは遥か昔のことです。

みなさんは動詞の五段活用や形容動詞のルールなどを覚えていますか?久々に日本語を復習していると、「なんて面倒で複雑な言語なんだ」と思わずにはいられませんでした。(ましてや、私はこれを英語で説明することが出来ず、ペアの日本語力の高さに本当に助けられました。)

 

こうして、悪戦苦闘しながらも満足の行くプレゼン資料が完成し、いざ最終発表日を迎えました。

蓋を開けてみれば、どのペアも驚くほどに完成度の高いプレゼンを用意していて、自分たちの発表が見劣りしないか冷や汗をかいたものです。その中で一番印象に残った発表では、自作のアニメーションが使用されていました。イメージとしては、動画投稿サイトにある海外の方が作成した教養アニメーションが近いでしょうか。他にも、各々のテーマに従いつつも、それぞれの独創性を活かした多様な発表が多く、90分を超える長い発表大会でも楽しく聴くことができました。

 

今回の交流は、あくまでもKnox生がBrown生のプロモーターとして動くことを目標としていました。しかし、どちらかがもう一方に頼り切りではこのように素晴らしい発表にはならなかったと思います。これは、各発表に附随したKnox生のコメントを聴いていて共通していたように感じました。もちろん、相手との信頼関係がすぐに築けたことも、これら発表の質を基礎づけているはずです。

相手との協働に必要なことは何か、それぞれの役割は何か。そういったことを素早く把握し、行動に移すことは社会生活においても極めて大切なことですから、この体験を忘れることなく今後に活かしていきたいものです。(Takayuki. K)

 

【Global Talk 2023-24】Session7 Northwestern Univ. x Knox

Session7ではNorthwestern Universityとの交流を行いました!!

テーマは「新聞などのニュース記事について」。毎回自分たちで新聞記事を見つけたり、それぞれが大学で学んでいること、興味があることを持ち寄ったりしながら交流を進めていきます。

10月から11月までの間にペアで週に1回ミーティング出来る機会を作り、計7回の同時交流を行いました。Knox生からは4人、Northwestern生からは3人と小規模のsessionでしたが、その分多くコミュニケーションをとり、お互いに学びの多いsessionとなりました。

最終同時交流では、7人全員が集まって他のペアとは初めて顔を合わせての交流となりました。

sessionの感想や学びとなったことを発表し、加えてお互いに聞きたいことを質問し合うなど、和やかな雰囲気での交流となりました。日本のおすすめの場所について話したり、大学のおすすめスポットはどこか、などの交流以外のこともたくさんお話出来て楽しかったです。

私のグループでは、東京オリンピックや日本の複数国籍についての新聞記事についてディスカッションしました。

色々な話をしていくうちにアメリカの学生と自分たち日本人の学生が互いの国に対して同じような意識、危機感を持っていたことが衝撃でした。

学生の中では当たり前になっている価値観でも国全体にその意識、価値観が広まっているわけではなく、わたしたちが影響を与えて変えていかなければならないと強く感じました。

新聞記事以外の会話では、それぞれの国の伝統料理について話したのが印象に残っています。アメリカと日本では伝統行事が異なっていたり、同じ行事でも食べるものや祝い方が異なっていたりして、非常に面白いと感じました。

また、海外の学生にとって日本の食はとても興味深い話題であり、英語を学ぶ学生はおせちや柏餅などの意味について英語で説明できるようになっておくことが1つの話題として大切だと感じました。


このsessionを通して、海外の学生とどうやって距離を縮めるか、共通の話題とは何か、などのコミュニケーションの技術も学べたと感じました。そして何より、その場で意見をまとめて自分の英語でそれを伝える能力が向上したように思います。(Mizuki. I)


👇参加した他のKnox生の感想をご紹介します!

●NU生との交流のおかげで学ぶことも、成長することも多かったです。個人的には他の生徒の方ともお話してみたいなと思ったので、もしまた機会があればぜひ参加したいと思います!

●始めはきちんと交流していけるか不安に思っていたけれど、何回も話していくうちに仲良くなれて、学校生活などの日常のことから、お互いの国の良くないと思うところまで普通には話せないような内容について意見を交わすことができて嬉しかったです。また同じような交流ができると良いなと思います。

●全体的に難しいトピックを選んでいたので、交流を英語で行うのが難しかったが、英語の表現や単語を実際に話しながら取得できたのが自身の上達に繋がり良かったと感じた。