【Global Talk 2023-24】アメリカ交流校訪問 #8

Global Talk交流校訪問プログラム
Global Leadership Program Vol. 8 が終了しました。参加者からの声の抜粋を掲載します。

  • by Ai K (高校1年)
    きっと他の人と行ったならなかったであろう貴重な経験をたくさんしました。交流相手校の大学訪問をし、学生と交流する事ができました。住民が使うスーパーなどに買い物をいったり、観光地以外の普段アメリカ人がしている生活を体験することも出来ました。大学生との交流では、日本語を学び始めたきっかけを聞くと、日本のアニメや歴史が好きだからと言ってくれる方がたくさんいて、日本人として嬉しかったです。交流中の見た目への意識の授業では、日本人もアメリカ人も無意識にお互いに固定概念を持っていることを分かりました。大学訪問では学生とツアーをしたり一緒にご飯を食べたり、とても楽しい時間を過ごしました!
    今回の経験や学びを、きちんと思い出しながら今後の人との関わりや勉強内容に活かしたいです                            
  • by Yuna T (大学1年)
    学ぶことが盛り沢山の10日間でした。乗り換えのトラブルがあったりと少し不安な始まりでしたが、無事に研修を終えることができました。交流校の先生方&学生さん達は私たちのことをとても暖かく歓迎してくださいました。生徒の皆さんは一生懸命日本語を話してくれたり、私たちの英語を分かろうとしてくれていて本当に嬉しかったです。大学に入学してから日本語を勉強し始めた方が大半にも関わらず、私たちとほぼ何の問題もなく意思疎通が取れていることに驚きました。彼らは授業内でも授業外でも積極的に私たちとコミュニケーションをとってくれて、「相手のことをもっと知りたい!」という積極性が彼らの日本語を習得するスピードを格段に上げているのだと感じました。言語を習得する時は受け身になってばかりではダメ、彼らの姿勢を見習って自分から相手のことを知ろうと努力することが必要だと改めて気付かされました。仲良くなった交流校の皆さんと今後も交流していきたいです!!楽しい研修をありがとうございました!

  • by Karin T (大学3年)
    9日間のGLPを終えて、すごく忙しかったけれど、充実した9日間になったと思います。シカゴについて飛行機を逃した時はこれからどうなるのかかなり不安でしたが、無事、ボストンに行くことができて、プログラムを始めることができました。安心しました。色々な大学を訪問して、生徒のみんなと交流できて凄くいい思い出になりました。一緒に夕食を食べたり、キャンパスを回ったりして、仲良くなることができました。日本語の授業に参加して、日本語学習者の皆んなと日本語を勉強したり、社会問題について話し合ったこともとても貴重な経験になりました。一番心配していたプレゼンテーションも何回もやるにつれてできるようになり、生徒のみんなも真剣に聞いてくれて、質問をしてくれたことが嬉しかったです。
    今回、一度経験してみたかったアメリカの大学の生活や授業を経験できて、また、トップの大学を訪問することができて本当に貴重な経験になりました。訪問中によくしてくれた生徒の皆さん、日本語の先生方、大久保先生、メンバーのみんなに感謝です。ありがとうございました!

  • by Saori I (大学院1年)
    私は、GLP8のプログラムを終えた今、この9日間での貴重な経験の数々を振り返り、喜びと感動、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
    本プログラムでは、ブラウン大学、ハーバード大学、マサチューセッツ大学、イェール大学の日本語の授業に参加し、例えば、現地の学生とともに日米の社会問題をはじめとする多様な話題についての日米比較、個人の経験の共有と意見交換などを行いました。現地での交流以前から各大学の学生とはオンラインで交流していましたが、対面で話し合うことで(交流した)アメリカの学生が日本社会や日本、日本人に対してどのような意見をもち、どのような眼差しを向けているのか、そして自身と日本についてどのような考えをもっているのかといった、対面交流でなければ知りえなかったことを知ることができました。それと同時に、アメリカの大学の学生との交流をとおして見えてくる(アメリカの学生が考える)日本の姿と、日本人である私が考える日本の姿との違いについて、外から見る日本と内から見り日本の両方の視点を持っておくことの重要性を感じました。そして、こうした違いを前提に、日頃から日本社会に関する正確な情報を把握しておくことや、自国に関する自分なりの意見を形成しておくことの大切さを再認識しました。また、対面での交流をとおして、大変活発な相互交流のもと、日米双方の学生が非常に楽しい時間を過ごし、特別な思い出と海を超えた絆ができたことをとても素晴らしいことだと思っています。これからもこのつながりを大切にしながら交流を続けたいと思います。

    最後になりましたが、非常に貴重なプログラムを企画•実施くださったKnox English Networkの大久保範子先生やスタッフの皆様、ブラウン大学、ハーバード大学、マサチューセッツ大学、イェール大学の先生方に心から感謝いたします。また、私たちKnoxの学生をあたたかく迎えいれ、大変親切にしてくださった各大学の学生の皆様に心からお礼申し上げます。改めまして、本当にありがとうございました
                                 

 

【Global Talk 2023-24】アメリカ交流校訪問 #7

今日は交流最終日!!イェール大学を訪れました。

日本語授業の参加、プレゼン発表、キャンパスツアーなど盛り沢山の1日でした。

日本語授業では1年生との交流でした。習ったばかりの比較級の表現を使って、様々なトピックについてディベートをしました。皆さんまだ日本語を勉強し始めて約8ヶ月ほどらしいのですが、イェール生の日本語力の高さに驚かされました。

その後はイェール生とランチ&キャンパスツアーをしました。イェールの食堂は昔のヨーロッパ風でハリーポッターの世界にいるようでした。この伝統的で綺麗な食堂で毎日学食が食べられるなんて、とても素敵だなと思いました。もちろん食事も非常に美味しかったです。

 

その後はみんなでキャンパスツアーへ!イェール生が図書館やブックストアなどに連れて行ってくれました。

 

みんなでお土産を買ったり、銅像の前で写真を撮ったりして大満足でした。

 

 

そして、3年生の授業では私達のプレゼン発表とそのトピックに基づいたディスカッションをしました。プレゼン発表も3校目だったので、みんなコツを掴んで上手く話すことが出来たと思います。イェール生は事前にトピックの下調べをしてきてくれていたので、スムーズに議論を進めることができ、アメリカの視点から新たなことを知ることができました。

授業後はチャットテーブルがありました。話がとても盛り上がり、本当は5時にイェールを出発する予定だったのですが、時間を延長していただいて、みんなと夜ごはんを食べることができました。しかし、そんな楽しい時間も束の間。あっという間に出発の時間がやってきてしまいました。仲良くなった友達と離れるのはとても寂しかったですが、みんなでハグをし合ってお別れしました。

交流日は今日が最後。今夜は帰国に向けてパッキングをみんなで頑張りたいと思います。

 

by Yuna T

【Global Talk 2023-24】アメリカ交流校訪問 #6

GLPVol.8の6日目が始まりました!

今日は、遅めにホテルから移動して車で約2時間、Amherstへ向かいました。University of Massachusetts Amherstへの訪問です。道中、牧草を食べている馬を見たり、木についた氷がキラキラ光っていたりして、すごく綺麗でした!
お昼はDUNKINとSUBWAYで食べました。両方ともはじめて食べましたが、とても美味しかったです!


UMASSに到着して、最初に日本語のクラスを現地の学生と一緒に受けました。この前のセッションで話したアメリカと日本の貧困、ナショナリズムと人種差別について皆んなで意見を出し合いました。アメリカでも日本でも外見で何人か、どの言語を喋るか、外国人かということを判断することがわかりました。日本人は、日本に来た海外の人に日本語ではなくて英語を話してしまうのはなぜかという問いが出て、そんなことを考えたことがなかったので、上手く答えられなかったのですが、日本に住んでる自分自身も答えがしっかりわからないくらい不思議なことなんだと認識しました。

また、日本は多様な人種がいる国ではないので、自分たちがアジア人だということを意識する機会がなく、本当の国籍やルーツを聞かれることはありません。しかし、アメリカに住んでいる白人以外の人種は「本当の出身はどこ?」と聞かれたり、差別を受けたりすることがあるということを聞いて、多様な人種がいるからこそ起こることであって、みんながその人のルーツを知りたがることを不思議に思いました。様々なことを知れて、日本や日本人のことを客観的に見られるとてもいい機会になりました。ソノ先生がUMASSのトートバックを下さいました!凄く可愛いデザインで、もらうことができてとても嬉しかったです!出かける時は毎日使いたいです!

日本語の授業の後、プレゼンテーションを行いました。日本語ベースで英語も入れて説明しなければならなく、緊張で頭が回らなくて、上手く英語が出てきませんでしたが、少しUMassの先生が要約して訳してくださってとても助かりました。ありがとうございました!

日本語の先生の皆さんや生徒の皆さんが質問を沢山して下さって、とても嬉しかったし、盛り上がることができたことも嬉しかったです。質問を受ける中でまだまだ日本人として知るべき知らないことがあったので、今後もっと深く調べたいと思います。

その後、UMASS生が学校の有名なカフェテリアに連れて行ってくれました。種類がすごく豊富で、ビーガンや宗教の表記が料理ごとにされていて日本と違って凄いなと思いました。UMASS生と日本に行ったときのことや、恋愛のことなど、たくさんのことを話しました。みんなと仲良くなれてすごく嬉しかったです。今後も連絡を取り合って行きたいです!

明日は訪問最終日です!

プレゼンテーションもあるので気合を入れて頑張ります!

 

by Karin T

America Dialogue Vol.33 開催報告

GWに入ったばかりの日曜日、午後3時からアメログVol.33が始まりました。

今回は30名の定員にも関わらず、多くの参加登録がありました。キャンセル待ちは100名以上に昇りこれ以上登録していただいても参加の可能性が低いため、イベント開始前に閉めることになりました。

ただ聞くだけのイベントであれば100人以上でも可能ですが、このアメログは「参加型イベント」としています。参加者同士が交流して「英語を話す」機会を多く得ることが目的の一つでもあるので、人数の制限をしています。キャンセル待ちで参加できなかった皆さん、ごめんなさい!

今回のトピックは、「コロナ禍でのアメリカ留学」です。
現在アメリカの大学生であるお二人をスピーカーとしてお迎えしました。

まずは一人目のスピーカー、Mizukiくんはコロナ禍に入る前からアメリカ留学をしているため、コロナ禍以前での留学で得たこと、またその後コロナで変化したことについて、話してもらいました。


Journalism and Mass Communication を専攻しているMizukiは、現地にいる間にできるだけのチャンスを手にするため、さまざまなインターンを経験しました。その積極性や「自分から動かなければ何も始まらない!」というメッセージを受け、参加者の学生たちも頷きながら聞いていました。

一つ目のディスカッションでは3-4人のグループに分かれ、軽い自己紹介から始まり自分の海外留学に対する気持ちをお互いに話します。もちろん英語でのディスカッション。流暢に話す必要はありません。ここは自分が話せる英語をチャレンジさせる場所なので、みんな一生懸命に話してくれていました。

次はYukiさんのスピーチへ移ります。
Yukiさんは早稲田大学へGap Yearを利用して通学し、Boston Universityからの入学許可を得たものの、様々な角度から自分を見つめ直します。

本当に自分が勉強したいものは何なのかを考え、Yukiさんは必要とされるTOEFL、SATスコアなどを獲得していきます。それまでの努力はとてつもなく大変だったと思います。

 

アメリカの大学か、日本の大学か、Liberal ArtかInternationalityか色々な選択肢を悩んだYukiさん。でもその悩みや失敗も自分の将来にどれも無駄になることはないというメッセージに、背中を押された学生も多くいたかと思います。

最終的にはMinerva Universityに進学することを決意したYukiさん。自分が本当にやりたいことが出来る選択ができたことにとても満足しているようでした。

   

二回目のディスカッションは、過去の失敗は自分の将来に役立つ?自分のゴールをどう達成させる?といったことについて話し合いました。
グループは入替えし、新しいメンバー同士で話します。一回目よりも少しずつ自分を出して、自信をもって英語を話している学生を多く見ることができました。

最後のQ and Aでは英語学習について、留学について、などいろいろな質問が出ました。

このイベントでの経験が、少しでもみんなの海外留学への一歩へ、英語学習へのモチベーションに、繋がってくれたら嬉しいです。

参加してくれた学生の皆さん、お疲れ様でした。
そしてスピーカーのMizukiくん、Yukiさん、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

皆さん、また次回お会いしましょう!

America Dialogue Vol. 32 開催報告

今回のアメログのテーマは、History of Racial Discrimination in America 《アメリカの人種問題》を取り上げました。

最近のニュースやSNSでよく話題となっているトピックでもあるので、キャンセル待ちが設定されるほど多くの参加登録がありました。

講師は、Knoxの他イベントなどでもサポートいただいているAdam Jordanさんをお招きしました。

長い間アメリカで起きていた奴隷制度の歴史から振り返り、その制度が終わっても続いた選挙権や仕事などの制限、また学校教育において根強く残った差別について詳しく紹介してくれました。

また黒人への差別だけでなく、第二次世界大戦下においての日系人やメキシコ、その他少数民族の労働者への差別の歴史も振り返りました。
参加者の方からの意見では、日系人などへの差別についての知識は多くなかったので衝撃だった、との声もありました。

さらに私たちの根底に根付く固定観念についても考えていきました。
ステレオタイプで人や物事を判断することは、差別を引き起こすもとにもなります。

2020年に起きた警察による黒人への暴行の動画がSNSを通じて大きく世界に知れ渡り、”Black lives matter”運動として発生したことや、コロナウィルスの影響によるアジア人への偏見なども取り上げられました。

なぜこういった差別が引き起こされるのか? なくすためにはどうすればいいのか? などをトピックにし、3回にわたる少人数グループにわかれたディスカッションが行われました。

このアメログは、各自が自分の英語をチャレンジする場所です。
出来るだけ多くの人に話す機会を得てほしいので、各グループにディスカッションリーダーを一人ずつお願いし、ディスカッション後にグループでの話について発表してもらいました。
参加者には中学生から大学生まで、もちろん英語についてのレベルも各自それぞれ違います。

その中で、大勢の人の前で英語で意見を話すことはとても緊張することですし、難しいことだと思います。
でも、自分で出来る範囲の中で、参加者の皆さんは一生懸命に頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

アメリカは、確かにまだ問題を抱えていますが、世界的に見ても多くの人種を受け入れ共存していることができている国です。

自分の知らないもの(人)に対する恐れが憎しみを生むのだとアダムさんは説明してくれました。
だから私たちにできることは、できるだけ多く自分たちと違う人々に会い、交流していくこと。
そして、ともに尊敬し合い、お互いの話をよく聞くこと。

そんな国で育ったアダムさんの言葉には、私たちも深い感銘を受けました。

またそんな多様性により生まれた利点として何があるか、数多く紹介されました。
Garrett Morganに発明された信号機や、世界的に有名なオペラ歌手Jessye Norman、アジア系スノーボーダーのChloe Kimなど。

 

 

 

 

 

今回のアメログでは、身近であるけどなかなか深く話し合うことの少ない差別について考え合ういいチャンスになったのではないかと思います。
またイベント後の参加者によるアンケートでは、多くの人から「英語を話す機会を多く得られた」「英語の勉強をもっと頑張ろうと思った」とポジティブな声が寄せられました。
このプログラムでの経験を、次のステップに繋げてもらえたら嬉しいです。

アダムさん、素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございました。
またディスカッションリーダーとして参加してくれたBonnieさん、ありがとうございました!

そして参加者の皆さん、ありがとうございました!
また次回のイベントでお会いできるのを楽しみにしています。

【Global Talk!】Session-4, 5, &7

Session 4、Session 5ではBXCHS、そしてMasters Schoolとの交流が始まっています。
どちらの交流もFlipgridで実施。

自己紹介の投稿を入れると、どんどん相手校の生徒さんたちからの返答、質問が入ります。
それに一人一人が答え、また相手校の投稿に対してもコメントなどを入れていきます。


全ての会話は日本語・英語の両言語で。
すべて相手の学習言語、を先に話して入れていくことがルールです。
そうすると、自分の母国語を先にきいて学習言語を聞かずに、とはなりません。

 

またSession 6ではUNISの生徒さんたちとの交流が始まりました。

UNISの生徒さんたちとは今年度2回目ですが、前回と違うメンバーとの交流になります。
トピックは【和食/郷土料理】。Knoxの生徒は自分が選んだ《My Special Food》に関するプレゼンテーションを用意。

1/31の夜22:20より一対一でのディスカッション・発表を行いました。

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うまく回線がつながらないなど、トラブルもありましたがほとんどのペアが発表終了。
日本語と英語を使いながら、みんな楽しそうに交流していました。

上記の写真は、UNISの皆さんがKnoxの生徒たちと交流している様子。
後ろ姿だけなので、楽しそうな雰囲気が伝わりにくいのですが、多くの生徒さんたちから
「またやりたーい!」との声が。

お互いの学習言語を使いながらの一対一のトーク、ぐっと相手を身近に感じられるいい機会です。

時差が大きいので大変ですが、出来る限りこのような機会を増やしていきたいと考えています。

次はBrown大学、Harvard大学とのSession6が始動します。

お楽しみに。