Vol.5 開催報告 アメリカ留学セミナー

今回のGlobal Talk Forumは、《EducationUSAアドバイザーによる アメリカ留学セミナー》を行いました。

2回目となる今回も多数のエントリーがあり、事前に募集したアメリカ留学についての質問のアンケートにも多くの質問が集まりました。
スピーカーをしてくださったEducationUSA東京のアドバイザー市川さんは、ご自身もアメリカ留学を経験された方です。

今回もZoomでの開催ということで、リアクションボタンを使い、「アメリカに行ったことがある?」 などの質問コーナーでスタートしました。

留学を考える皆さんは、「どこに相談したらいいの?」「まず何をしたらいいの?」「ネットにある情報は本当なの?」などなど、さまざまな不安が多くあると思います。
また、いざ留学準備を進めるにあたっても、斡旋業者も本当に数多くあり、どこに相談すればいいのか、またその業者は信用できるかなど、心配をしている学生も少なくないでしょう。

このように情報があふれている中で、公的な機関である「EducationUSA東京」では、アメリカ留学についての正確で公正な最新の情報を提供してくれていますので、まずは信頼できる機関があることを知ることは、留学への大きな一歩となったのではないでしょうか。

まず、アメリカ留学の魅力を大きく3つ紹介して頂きました。

アメリカ留学では、世界最高レベルの教育を受けるチャンスはもちろん、世界各地から来ている優秀な留学生たちと交流できることが挙げられます。

また、誰もがチャレンジできるように、その留学の形もさまざまで、自分の目的や夢に合わせて、数多くの選択肢が用意されています。
日本の大学と大きく違うところは、入学時に専攻分野が決まっていなくても大丈夫ということ、途中で転校をすることもできるとのこと! 

学びながら他の分野に興味がでても、それまでの学びを生かして新しい道が開けていきそうですね。

留学準備を始める時期や、必要なステップ、また留学費用や奨学金、自分に合った大学の選び方、出願スケジュールなどのアドバイスを頂きました。留学と言っても本当に様々な方法があり、選択肢は複数あることがとてもよく伝わりました。
留学に憧れているけれど「自分には無理かな…」と思っている人も、あきらめずに道を探ってみてほしいと思います。

また最後の質問コーナーでは、
「海外で今専攻している看護を生かして働きたい」
「工学を学んでいるがビジネスへの転向は可能か」
「公衆衛生をアメリカで学びたい」
など専門的な質問が飛び交いましたが、市川アドバイザーは、この分野ではこの試験を受けた方がいい、その分野はこのチャートを参考にしてみて、などどの質問に対しても的確に詳しく答えて下さいました。
国務省からの専門アドバイザーの方はさすが!スゴイ!とみんな驚いていました。

漠然とした思いから、具体的に描いている留学のスタイルまで、人それぞれと思います。
ですがどんな思いにも「EducationUSA東京」では質問や相談をしっかりと受け付けとめてくれますので、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

多くの学生が、世界に羽ばたく一歩を踏み出せるようにKnoxも願っています。
このフォーラムが、少しでも皆さんの留学への一歩を後押しすることができたら、嬉しく思います。

EducationUSA東京 市川アドバイザー、ありがとうございました。
また、ご参加くれた皆さんもありがとうございました。

【Global Talk! 2021-22】Certificate Award Ceremony

2021-22年度のGlobal Talk!のすべての交流が無事に終了しました!
このプログラムをサポートしてくださった在日アメリカ大使館、米日財団へ深い感謝の気持ちを表すとともに、学生たちの栄誉をたたえる”Certificate Award Ceremony”が、6/3(金)にオンラインで開催されました。(全て英語にて実施)

この国際交流プログラム「Global Talk!」は在日アメリカ大使館、米日財団による助成プログラムのため、参加した学生たちに無償でこのような貴重な体験ができるプログラムを提供することができています。

今年度の式典には、在日アメリカ大使館からジュリア・シェン氏が、また米日財団から渡辺在日代表がご出席くださり、学生たちにこれまでの活動への功績に励ましのお言葉をかけてくださいました。
また、アメリカからはハーバード大学のグラハム先生も参加してくださり、労いのお言葉を頂きました。
このような貴重な体験に、学生たちは、これまでの活動をやり遂げてきた喜びをかみしめていたことと思います。

受賞者たちは、今年度の活動内容の紹介として、それぞれのSessionを分担しての発表をしました。

それぞれのSessionを通じて様々なトピックについて、学び、話し合い、理解を深めてきました。

そして、今回の ”Global Talk!2021-22” を代表して飯田さんと有田さんがスピーチをしてくれました。
お二人は一生懸命にスピーチの内容を考えて練習をし、本番に臨んでくれました。その成果あって、緊張はしていたと思いますが、二人のスピーチは素晴らしく、参加者みんなの気持ちを代弁してくれたスピーチでした。他のメンバーも、話を頷きながら当時のことに思いを馳せている様子でした。

アメリカ大使館のオフィサーと直接言葉を交わせる機会はめったにありません。ジュリア・シェン氏に学生たちは、この貴重な機会を生かして、質問をしました。
みんなドキドキで緊張しながらの質問タイムでしたが、シェン氏が、にこやかに答えてくださり、メンバーにも笑顔が見られました。

毎年、このプログラムでは、多くのSessionに〆切のある課題やリサーチ、資料作成に発表など、多くのタスクがあり、またトピックも難しく日本語で意見を言うのでさえ難しいものが多くあります。
また、ITの進んでいるアメリカで使われているけれども、日本の学生には初めて使うアプリも多くあり、その使い方に戸惑うことも多くありました。
そんな中、学業や部活、アルバイトなどの自分の生活との両立に四苦八苦しながらも、最後までやり遂げてくれた参加者の皆さん!この体験を通し、それぞれがいろいろなことを感じ成長に繋げてくれたことに私たちも嬉しく思います。

どうぞこれからも皆さんの未来がたくさんの可能性に満ちていますように!

当プログラムをサポートして下さった在日アメリカ大使館、米日財団、双日国際交流財団、そしてアメリカの多くの参加校の方々、今年度も充実したプログラムとなり無事に終了できたことに感謝するとともに、心より御礼申し上げます。

またすぐに今年度(2022-23年度) の参加者募集がはじまります。
このプログラムによって多くの学生が飛躍するよう、Global Talk!は進化し続けます。

【Global Talk! 2021-22】Session-3 VBとの交流

Session3は、Virginia州のBayside Middle Schoolとの交流です。

最初のタスクとして、Flipgridで自己紹介動画を投稿し合いました。

日本語を習い始めたばかりのVB生の皆さんへ、まずは日本語で「こんにちは!私は〇〇です。」と自己紹介。それぞれ好きなスポーツ・映画・ドラマ・アニメや趣味を紹介したり、それについてお互い質問を返したりして交流しました。
同じアニメやスポーツが好きという共通点を見つけて嬉しそうに話しているのが、印象的でした。

自己紹介で、お互いのことを少し分かり合えたところで、次のタスクです。
お互いの文化を紹介するクイズを出し合います。普段、自分たちには当たり前だけど、他国の方にとって、不思議だな、おもしろいな、興味深いなと思うことをクイズにしてお互いにを作って出題し合います。

「私は、このクイズの答えは〇〇と思ったけど、予想と違っていました! ビックリしました!」という感想もありました。
このクイズでは、生活、文化、学校生活などの違いが分かり、とても面白い交流になりました。

自己紹介、クイズと交流をしてきたメンバー達。さらにお互いを良く知り合えるようにと次のタスクは、「More about me」として、さらに自分のことを英語・日本語で話していきます。

Knox生は好きな音楽やおやつや趣味を紹介したり、VB生の皆さんも習ったばかりの日本語で、一生懸命、自分のことを話してくれました。

最後に、4/23 (土) 21:00からZoomで交流しました。
希望者のみで行ったため、少人数での開催です。

VB生にとって、同年代である日本語話者と直接話す、初めての機会だったようです。とてもVB生もKnox生も最初は緊張した様子が見られましたが、徐々に笑顔も見えてきた交流でした。

各自のオススメとして「お菓子の紹介」をし合いました。日本の「草餅」を一生懸命に紹介してくれたKnox生や、アメリカのクッキーを見せてくれたVB生がいたり。とてもみんな楽しそうに話していました。
始まる際に、セキュリティーに関するトラブルがあり、予定通りに開始できなかったアクシデントがあり心配しましたが、無事に交流ができて良かったです。
VB生にとっても、Knox生にとっても、更に日本語/英語の学習モチベーションが高くなってくれたら嬉しいですね。

参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

【Global Talk!2021-22】Session14 Univ. of Massachusetts Amherst

Session14は、Umass生との初めての交流となります。

まず、自己紹介&写真を見て一言!の投稿を、Padletを使用し、日本語・英語で行いました。
質問になった写真は、駅員さんが改札口で腕を✖クロスさせて、女性に何かを話かけているようすのものです。


Knoxメンバーからは、「今日は、電車が終了したので乗ることができない」「電車のトラブルがあり、電車に乗ることができない」「この電車はあなたの行きたい目的地には行きません」「この切符では新幹線には乗れません」など。

また、Umass生からは、「この切符の変更はできません」「この女性が切符を忘れてしまったので乗車できませんと言っているのでは?」「この女性のかばんが大きすぎると言っている」といったものがありました。

想定できる様々なアイデアがあがって、とてもおもしろいな!と思いました。

非同時性ツールを使用した自己紹介の後、4月17日(日)にはZoomでの対面交流を行いました。
Diversityにおいて起こりうる問題をテーマにした、Youtube動画を全員で見て、グループ内でその動画に関して話し合いを行います。

このZoom交流では、お互いに意見をしっかり伝えることを第一と考え、言語はそれぞれが言いたいことを言えることを優先し、お互いに言語のサポート(訂正)をし合うことにしました。

動画では、コミカルに表現されていましたが、なかなか難しいテーマではあったと思いますが、自分たちの持つ偏見や思い込みなどについて考えることもあったかと思います。
参加メンバーからの感想を以下に紹介します。

日本とアメリカのお互いに関するリアルな考えを話したのは初めてだったのでとても面白かったです。Global Talkで日本語を勉強するアメリカの学生との交流をしてきた中で、「どこの国の出身ですか」と聞かれたことはなかったので「アメリカ人はアジア人をマイノリティーだと思う」ということにびっくりしました。U-massの学生が「私の両親はコロンビア出身だから私も出身について聞かれる」という話をしてくれて、人種のるつぼと呼ばれるアメリカでも「アメリカ人とそうじゃない人」という考え方があるのだとリアルなアメリカの環境を知ることが出来ました。どこの国でも色んなバックグラウンドを持つ人がいるということを実感したので、どこの国出身とかではなくその人の境遇や人となりをよく考えるようにしようと改めて考えました。
動画内容はちょっと誇張している感はあるものの、「他のお客さんは西洋風の顔立ちで、そこにアジア人女性が一人いたら、その方が日本人でないとしても、その方に日本語で話しかけてしまう」ということは起こり得るのかな、、と思いました。また、グループ内では、意見はどれも似通っていてディスカッションを進めやすかったです。 グループに中国からの留学生が参加していらっしゃったのですが、今回に関わらず、他の大学との交流でも、日本語を第3言語として勉強している方が多いという印象があります。英語(第2言語)、母国語、+日本語を流暢に話す姿を見て、素直に圧倒されると同時に、インスピレーションを受けました。このような機会をいただきありがとうございます。
自分が外見によって相手の言語を想定し話しかけることが、相手に違和感や不快感をもたらすことに気づきました。これまで経験したことがあったにも関わらず、その訳について考えたことがなかったため、今回の交流を通して話し合うことができ、非常に有意義な時間でした。このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。
とても興味深いトピックでディスカッションがとても面白かったです。改めて動画で取り扱われていた問題の解決の難しさを感じました。時間があっという間に過ぎ、他の人の意見もたくさん聞きたかったです。とても貴重な良い経験になりました。ありがとうございました。

 

参加してくれた皆さんが、さまざまな文化の違いや日本人以外の考え方を知り、国際感覚を得る機会になれば嬉しいですね。

 

【Global Talk!2021-22】Session5 GOA②

自己紹介・家族紹介、そして「学校の「学校の規則の紹介」をテーマに交流を続けてきたGOAの生徒さんとの交流の続きになります。

これまでに続くFlipgrid交流では「わたしのいちにち」と題して、GOAの生徒さんが自分自身の一日を紹介する動画を投稿しました。それに対しKnox生は、質問を投稿し、さらにGOAの生徒さんが答えていく形で非同時性の交流を行いました。

投稿に対して、Knox生は「学校がとても大きいね!」「お昼ご飯を学校で買うの?日本ではお弁当を持っていきます」など、日本語/英語の両方で話し、文化の違いを感じながら楽しんでいるようでした。

数回にわたる非同時性の交流を経て、いよいよZoomでの対面交流が4/16(土)に行われました。
この交流でのテーマは、「今流行っているもの」。
ペアまたは少人数で日本語・英語での会話を複数回、パートナーを変更しながら行っていきました。
GOAの学生さんたちは、アメリカ東海岸だけでなく、西海岸からの参加も見られました。

映画や本、音楽や食べ物、言葉など自分だけのブーム、友達間のものなど、広い範囲で話が展開されていったようです。

参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

2021年度のGlobal Talk!の交流もあとわずか、、、楽しんでください!

 

 

Global Talk! 2020-21 参加者 募集開始します!

日本語を勉強しているアメリカの学生と、英語を勉強している日本人の生徒たちを繋ぐプログラムの『Global Talk』。
2020-21年度の募集が、始まりました!

2019-20年度は、アメリカ側から、Harvard大学、Brown大学、UNISなどの学生が参加してくれ、活発な交流が行われました。
オンラインで同年代のアメリカの学生たちと同じ課題に取り組み、交流できるこのプログラムは、ここでしか体験できない貴重なものです。

また、プログラムに参加し優秀な成績を修めた方には、Certificateの授与もあります!

Global Talk!のすべての費用は在日アメリカ大使館の助成により運営されています。
そのため、このような質の高いプログラムであっても無料で参加することができます。

この機会をどうぞお見逃しなく!
なお、応募者多数の際には選考にて参加者が決定されます。

皆さんのご応募をお待ちしています。

エントリー方法などの詳細は、こちらから

 

【Global Talk!】Group-C 日米コンフェレンス

【Global Talk!】日米コンフェレンス 開催報告

2018年12日4日(火)にHarvard生とKnox生による「日米コンフェレンス」が開催されました!
Zoomというビデオ通話アプリを使って、Harvard生による「日本の男女格差」に関するプレゼンテーションに対して、Knox生が質問をするという流れで行われました!!

具体的には「日本の若者の自殺問題」「ステム分野の男女格差」「家庭における男女の役割」「女性に対する家庭内暴力」といったテーマが扱われました。

①「日本の若者の自殺問題」

【発表】2017年の性別別自殺者数のグラフによると、男性が7割を占めるのに対し、女性は3割である。
自殺原因とされる理由を比較すると、男性が学業不振や進路の悩みであるのに対し、女性は親子関係の不和や友人との不和であった。
よって「男性は文句を言わず、家族を養わなければならない」という日本の風潮が、男性にとって大きなプレッシャーになっていると思う。

【質問】Knox生:どうすれば日本の若者の自殺者が減ると思うか。
【回答】Harvard生:男性に対する大きなプレッシャーを減らすべきだ。また、政府は心理学の研究に投資すべきだと思う。

②「ステム分野の男女格差」

※ステム分野とは物理学や工学などの分野を指します。
【発表】OECD加盟国と比べると、日本の女性研究者の割合は多い方であるが、ステム分野における女性研究者の割合は最低である。
その背景には「数学や化学といった分野は男性の方が優れている」といった固定概念による、教育の男女格差があると思う。
そのため、ステム分野を学ぶために大学院へ進学する日本の女性の割合は8%と低い割合になっている。

【質問】Knox生:ステム分野の研究において男女の賃金格差はあるか。
【回答】Harvard生:アメリカでも日本でも、ステム分野の研究における男女の賃金格差はある。そのことも、女性の研究者が少ない原因の1つだと思う。

③「家庭における男女の役割」

【発表】家事・育児に費やす時間を夫婦で比較すると、夫は妻の10分の1しか時間を費やしていないことが分かる。
その背景には「男性は外で働き、女性は家を守る」といった固定概念が関係していると思う。
男性は残業に、女性は家事や育児に時間を費やすことを良しとする風潮があり、特に姑は嫁にそれを求める傾向にある。

【質問】Knox生:男性に家事をしてもらうことが効果的ではない場合、どうすべきだと思うか。
【回答】Harvard生:政府が残業時間に規制をかきたり、男性の育児休暇取得を促進するべきだと思う。また、男性にも幼いころから家事を母親が教えるべきだ。

④「女性に対する家庭内暴力」

【発表】家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)には、身体的暴力・精神的暴力・経済的暴力の3種類がある。
その被害者は年々増えており、性別別で比べると女性が8割を占めている。
なぜなら「我慢は美徳」といった固定概念があり、被害を受けた女性が言い出せないからだ。
また、日本には内(家庭)と外(社会)を明確に分けて考える傾向にあるからだと思う。

【質問】Knox生:若い人にとって「我慢は美徳」といった考えは身近ではないが、被害者が年々増えているのは何故だと思うか。
【回答】Harvard生:欧米にくらべてアジアは我慢する傾向にあるからだと思う。
※被害の相談件数が増えているのは、被害者が周りに言えるようになった社会的背景もあるという議論もされました。

ジェンダーギャップ(男女格差)に対する考えが深まり、Global Talkに参加して良かったと思ってもらえたら嬉しく思います!

【Global Talk!】Group-B 現状報告

【Global Talk!】Group-B 現状報告

トピック【アメリカと日本における男女格差】

Group-BではUNIS生とKnox生が互いに「伝統と男女差別」について調べ発表を行いました(*^▽^*)

まず、大相撲で使用される土俵の上で倒れた男性に治療を行った女性に対して、行司が「女性は土俵から降りてください」とアナウンスを行ったというニュースを見ました。そして「このニュースを見て、どのように感じたのか」「伝統は男女平等にどのように影響をしていると思うか」「色々な国の伝統は現代の価値観と違うが、伝統は守るべきか」という3つの観点について話し合いました。

そのあと、アメリカと日本における「伝統と男女差別」「男女格差」について調べて発表を行いました。
具体的にどんな意見が交換されたというと…( ..)φメモメモ

①「アメリカの政治における女性管理職」

アメリカは政治における女性管理職の割合の低さが問題になっており、世界で104位である。
そのため女性候補者の割合を高めようと、北欧を例にした女性活躍促進プログラムを行っている。
また、男女格差に繋がっている固定概念を改善するために、メディアが女性活躍促進に関する放送を積極的に放送すべきだ。

②「映画産業(ハリウッド)の女性監督」

映画産業(ハリウッド)の女性監督の割合の低さが問題になっており、今までアカデミー賞を受賞した女性は5名しかいない。
なぜなら、女性は子供の有無で判断される対象であり、男性よりも仕事をもらえる機会が少ないからだ。
また、そのことが男女間の賃金格差に繋がり女性監督の割合の低さが問題になっていると考えられる。
解決策として女性の管理職の割合を高め、女性に理解のある環境にしていく必要があると思う。

③「日本の育児休業取得率」

日本で一週間で家事に費やす平均時間は、女性が21時間であるのに対し、男性は5時間である。
また、日本の育児休業取得率は、女性が83.6%であるのに対し、男性は1.89%である。
これらの数字から「女性が家事・育児を行うべきだ」という社会の風潮があることが分かる。
解決策として「男性も家事・育児を積極的に行うべき」だという社会を作っていかなければならないと思う。

といった議論が展開されました( *´艸`)

アメリカでも日本でも「女性は家事・育児を行う対象のため、仕事で活躍する機会が男性よりも少ない」ということが分かりました。
今後、仕事で活躍する女性の割合を高めるためには、キャリアアップに繋がるチャンスを女性にも与えていく必要があるのではないでしょうか…

【Global Talk!】Group-A 現状報告

【Global Talk!】Group-A 現状報告

トピック【アメリカと日本における男女格差】

Group-AではUNIS生とKnox生による互いの自己紹介を終えて、「理想のお母さんやお父さんとは何か」について考えました(*^▽^*)

まずCM(コマーシャル)である30秒の動画を見て「このCMのお母さんはどんなお母さんであると感じるか」「このCMのお父さんはどんなお父さんであると感じるか」「このCMのお母さんは理想のお母さんであると感じるか」といった3つの観点から英語と日本語を使って互いに意見交換しました!!

具体的にどんな意見が交換されたというと…( ..)φメモメモ

①「このCMのお母さんはどんなお母さんであると感じるか」

このビデオのお母さんは、彼女の子供たちの幸せを願っていて、また、家事、育児、仕事を上手く両立している。

彼女は、子どもにより良い一日を過ごしてもらうために、自分の時間を犠牲にしてまで、勤勉に家事や育児に取り組むお母さんだと思う。

②「このCMのお父さんはどんなお父さんであると感じるか」

このお父さんは家のことや子供のことには興味がなく、自分の仕事だけに集中しているお父さんだと思う。

家族の輪の中に入っていないように見える。子供の世話などの仕事以外のことには関わろうとしていないように思う。

②「このCMのお母さんは理想のお母さんであると感じるか」

私は、このビデオに出てくるお母さんは理想のお母さんだとは思わない。明らかに、自分にプレッシャーをかけていて、育児を含めた家の仕事をすべて自分一人でこなしていることがわかる。

その理由は、男性と女性はこのように差別されるべきではないと思うからだ。母親も父親も、自分たちの家を守ること、そして、自分たちの子どもを育てる責任があると思うので、それぞれに違った義務があると思う。

私は、このお母さんは理想的ではないと思う。なぜなら、彼女はたくさんのことを全て一人でこなして大変だと思うからだ。なので私は、お父さんも彼女のことをもっと手伝うべきだと思う。

また、現在、多くの女性が社会進出していて、このように苦労をしている人はたくさんいると思う。なので、「男性は働き、女性は家事をする」という固定概念を無くし、女性が働きやすい社会を作ることが必要だと思う。

といった議論が展開されました( *´艸`)

一人一人が思う「理想のお母さん」「理想のお父さん」は違いますが、夫婦で支え合いながら家庭を作っていくべきであるといった意見が多数ありました(*’ω’*)
仕事・家事・育児のバランスを保つことは凄く大変なことですが、家族みんなで助け合いながら素敵な家庭を築くことが本当の理想なのではないでしょうか…

【Global Talk!】Group-C 参加者からの現状報告

今回は実際にGlobal Talk!に参加してくれているメンバーの一人が、Global Talk!が今どんな活動をしているかレポートしてくれました!

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【Global Talk!】Group-C 現状報告

トピック【アメリカと日本における男女格差】

Global TalkではHarvard生とKnox生による互いの自己紹介を終えて、男女の固定概念について考えました(^^)/

まず「Like a Girl」という3分ほどの動画を見て、男女の固定概念がなぜ存在するのか、私たちは成長過程の中でいつから「男性らしさ」「女性らしさ」といった概念を意識し始めるのか、「女性らしく」といった言葉は女性にとってどんな意味があるのか、といった3つの観点から英語と日本語を使って互いに意見交換しました!!

具体的にどんな意見が交換されたというと…( ..)φメモメモ

①「男女の固定概念がなぜ存在するのか」

「男性らしさ」というと仕事、「女性らしさ」というと料理や掃除を思い浮かべる。

それは「性別役割分業」が昔からの社会通念が現代になっても根強く残っているからである。

②「いつから男女の固定概念を持つのか」

子どもは社会が男女における固定概念を教えるまで、男女平等であるという考えを持っている。

そのため人は思春期になり、自分とは何かというアイデンティティを確立する際に男女の固定概念を持ち始めるのではないか。

③「女性らしく」といった言葉は女性にとってどんな意味があるのか」

「女性らしく」という言葉は女性にとって良い意味も悪い意味も含んでいると考える。

人々は男女の固定概念を押し付ける言葉により束縛されるのではなく、「自分らしく」いることが大切だ。

といった議論が展開されました(*´▽`*)

また、Harvard生は日本語で日本の男女格差における社会問題、Knox生は英語でアメリカの男女格差における社会問題についてVoice Thread というアプリを使って2分ほどのプレゼンテーションを行いました(^O^)

プレゼンテーションに使用したスライドには男女格差における社会問題を根拠づけるグラフと、現状と解決策が掲載されています。

具体的にはアメリカにおける女性管理職の割合の低さや日本の母子家庭の割合の多さについて議論が展開されました( ゚Д゚)

この後の活動としては、Harvard生とKnox生が互いのプレゼンテーションについてハングアウトというアプリを使って30分ほどビデオ通話により意見交換を行います!!

両国の間で時差がありスケジュール調整が大変ですが、ボイスメッセージではなくリアルタイムでの会話は初めてとなるため、とても楽しみです( *´艸`)

良い議論に発展するよう頑張りたいと思います。