【Global Talk 2023-24】Session14 Churchill HS x Knox

Session 14はオレゴン州にあるChurchill High Schoolの学生と「高校生に身近なテーマ」に関したトピックでの非同時交流を行いました!活動内容は以下の通りです。

【活動内容】2023年10月〜2024年3月

  • 自己紹介
  • 余暇の過ごし方
  • 秋の活動,イベント紹介
  • おすすめの建築物紹介
  • ボランティア活動紹介

Padletで動画もしくは写真とテキストを用いて紹介しました。(日本語と英語) 

短く、わかりやすく丁寧に伝える「やさしい日本語」を意識して交流しました。

冬休みに一度だけ同時交流の機会がありました。

 

zoomを使用して、冬休みにしたことなどを話しました。

私は交流前に話す内容をあらかじめ文章にすることが多く、自分の言葉で話せているのか、会話が成り立っているのかという不安がありましたが、Chucill生の日本語で頑張って伝えようとする姿勢を見て同じ気持ちだと気づき、不安は解消しました。フリーな会話ができた時は達成感も感じ、何より楽しかったです! 

約6ヶ月間の交流となりましたが、学校生活と並行しながらも帰宅後や週末を利用して楽しく行うことができました。その中で最も印象に残ったタスクは「建築物紹介」です。

Churchill生からの紹介により、ブロードウェイ劇場やエンパイア・ステートビルなどの有名な建築物に加え、他にも魅力的な建築物が多くあることを知りました。

ガイドブックなどでは得ることのできない現地の同世代の意見を聞くことで、よりアメリカについて興味が高まりました。一方で、日本の紹介を見たChurchill生は、様々な建築物の中でも金閣寺などの歴史的建造物へ高い関心を示しているように見えました。改めて、日本の伝統文化を大切に継承していきたいと思いました。

 

 

他にも、アメリカと日本の学校の相違点も見つけることができました。幼い頃から海外の学生ドラマや映画を見ていたため、そのイメージと照応して、胸が躍りました。学校のチャイムはどのようなものなのか、などまだ話したいことがたくさんあります!笑

文化の違いに驚くことも多くありましたが、共通点を見つけることもできました。異文化に触れる貴重な体験は、今後の外国語の学習に積極的に活用していきたいと強く思います。(K.K)

 

 

👇参加したKnox生の感想を紹介します!


自分のことを考えて、言葉にして、誰かに伝えることで、自分の知らない自分を再発見することができました。海外の方と交流することで、日々の英語の勉強のモチベーションにもなりました。とても有意義で楽しかったです!


【Global Talk 2023-24】Session27 GOA x Knox

Session27ではGOAにて日本語を学んでいる学生と「自分が好きなこと、苦手なこと」や「学校生活、どの国(地域)から参加しているのか」等について話し合いました!

まずはお互いの好きなこと、苦手なことについて話していきます。

Knox生が「どんな食べ物が好きですか?」と質問すると、GOA生から「カルフォルニアロールが好きです!」回答が返ってきました。するとKnox生が、カルフォルニアロールとは…?と少し困った様子だったからか、GOA生が「寿司です!」と教えてくれるとKnox生も理解し、緊張した様子から笑顔が見られました。

 

また、Knox生が「どんなスポーツが好きですか?」と質問すると、GOA生から「テコンドーが好きです!」と回答が返ってきました。そのためKnox生が「私はゴルフが好きです!」とお互いに答えました。その後はGOA生から「アメリカでは季節毎に行うスポーツが異なり、サッカー、水泳、バスケなど様々なスポーツをするんだよ!」と教えてもらい、一般的に日本ではクラブ活動で同じスポーツを何年間も続けるため、Knox生は文化の違いを感じている様子が印象的でした!

そして、お互いの学校生活の話にもなり、Knox生が「あなたはいつも何時に起きますか?」と質問すると、GOA生から「私はいつも、なな時に起きます!」と元気よく返答がありました。そこでKnox生が「しち時のことかな・・?」と聞き返すと、GOA生から「Ah! yes! しち時!」と反応があり、日本語は様々な表現があって難しい!といった雰囲気も感じられ、お互いが学習言語に関する難しさを肌で感じていました。

 

GOA生は通学している学校が一人ずつ異なり、様々な国(地域)から参加しているため、自身のルーツの話になった際は、GOA生から「両親はヨーロッパ系アメリカ人と日本人で、日系〇世です」というお話もありましたが、中高生のKnox生には少し難しかったようで考え込んでしまっている様子も見られましたが、国際交流をしているからこそ得られた知識や経験だと思うと、凄く貴重な機会だったのではないかと思います!

 

また、難しい話題から身近な話題へ変わった際には、GOA生から「私はピンク色がとても好きで、自身の裏庭に桜を植えているよ!」と満開の桜の写真と共に教えてもらった際には、Knox生が「素敵だね!私もピンク好きだから一緒だね!」と、お互いに凄く共感し合っていて言葉の壁を感じさせないほど話が盛り上がっていました!

 

交流後にKnox生に感想を聞いてみると・・・

 

「簡単な英語しか話せなくても、GOA生が聞こうとしてくれてとても話しやすかったです!

また、好きな物、好きなことが一緒だった時とても盛り上がって楽しかったです!

時間が足りないくらいもっと話したいと思いました!」

「英語タイムになると、どんなことを話しているのか詳細までは分からず、会話が広げられないことがあったので、もう一回お願いします!と言える勇気も必要だと思いました。」

「色々な国から集まっているからこそ、いろんな文化とかを知ることが出来たのもよかった!」

「もっとスムーズに自分の言いたい事を表現できるように、これからも英語の苦手な部分の克服ができるようにしたいと思った。」

「良い意味で外国人と話している感じがしなくて、とてもリラックスして話すことができました!

今までで一番ワクワクした楽しい会話ができた気がします。めっちゃ楽しかったです!!」

上記のような率直なコメントが多数寄せられました。この交流を通してKnox生が「もっと英語を頑張りたい!」と思ってもらえたら嬉しく思います。また、このような機会をくださった皆様に心より感謝申し上げます。

【Global Talk 2023-24】Session22 Yale Univ. x Knox

Session22では日本語を学んでいるYale大学1年生と下記内容について話し合いました。

その際に教科書で習う日本語だけでなく、日常生活でよく使う「ため口」であえて話すという試みも行いました!

【交流概要】

・自己紹介(出身、趣味、大学の紹介、学年、専攻など)

・街にあるもの、家や部屋の紹介

・自分の趣味、好きな本、映画、アニメ、キャラクター

・アメリカ/日本に行ったらやりたい事

・自分が得意・苦手な事

 

まずはお互いに自己紹介から始めます。

Knox生がブラウン生に「私は京都出身です。どこの出身ですか?」と話し始めると、ブラウン生から「私はペンシルベニア州の出身です。」「私は北京の出身です。」と返答がありました。その後ブラン生から「私は日本で京都が1番好きです。」と言われると、Knox生は「嬉しいです!私もです!」と笑顔で答えている様子が見られ、日本の歴史的な建物や文化が数多く残る京都について話が弾み楽しい雰囲気になりました!

 

また、自身の大学や専攻について話が変わるとブラウン生から「コンピューターサイエンスを専攻していますが、夏休み期間中に日本へ留学予定です!」とワクワクした様子で伝えられ、Knox生が「日本のどこですか?」と質問すると「東京です!」と日本へ行くのが楽しみな様子で嬉しそうに返答がありました。

 

次第にお互いの心の距離も縮まり、Knox生が「そろそろ、ため語で話しませんか?」と質問すると、ブラウン生から「すみません…もう1度お願いします。」と少し困った様子が見られました。そのため改めてKnox生が「ため語分かる?」と、ゆっくりはっきり質問するとブラウン生から「ああ!えーと…らく語ですね!」と返答が!!

Knox生が慌てて「違う!違う!オフィシャルとカジュアル分かる?」と質問すると、ブラウン生が「ああ!分かる!分かる!」笑顔で返答があり、Knox生が一安心したなんて事もありました。(きっと「楽な日本語」という意味でブラウン生が「らく語ですね!」と言ったのでは?と思われますが、改めて日本語は難しい言語であると思わされた出来事でした!)

 

そして、お互いの好きなこと、苦手なことについて話が変わりました。

Knox生が「私はスポーツがとにかく苦手で…走るの大嫌い!」と伝えると、ブラウン生も全く同じ気持ちだったようで凄く共感していましたが、Knox生が「でも私はダンスが好き!特にK-POPの音楽が好きかな!」と伝えると、ブラウン生は「私はJ-POPが好き!最近はロックやラップが良いなと思っているよ!」との返答がありました。

国や文化、言語の違いを超えて好きなものがあるというのは凄く素敵な事ですね。

 

今回は親しい間柄でのみで使われる「ため口」で、あえて話しをしてみるという試みを行いましたが、その事についてKnox生に感想を聞いてみると・・・

「知り合って間もない方と、ため口で話すのはとても難しいと感じた。」

「ため口で話すことで、より距離が縮まったように感じ、楽しくコミュニケーションを取ることができました!」

「若者言葉になると日本人でさえも理解できない言葉が多いため、交流相手にとっては、すごく難しい言語であろうなと感じました。」

 

ため口で話す事に心理的抵抗を感じる人も居れば、ため口で話したからこそ心の距離が縮まった人もいて、経験してみて初めて分かったことが多い学びのある交流となりました!

また、若者言葉(いわゆるスラング)においてはアニメや漫画を通じて知っている人も居れば、教科書に掲載されていない言葉は難しいと感じる人も居て、改めて言語の難しい部分を実感する交流にもなりました!