【Global Talk!2022-23】Session26 UNT x Knox

先日、Session26が終了しました!今回はビジネス日本語を受講しているUNT生10名(4年生)との交流だったので、Knox生も約10名に集まってもらい、人数を限定しての交流でした。

今回の交流は、以下のように進めていきました。

  • 交流期間:2月中旬〜4月下旬
  • 交流内容:Flipおよび同時性交流3回
  • 交流目的:「日常生活やビシネスシーンにおける日本とアメリカの文化の違いに着目し、課題を見つけ、最終的に製品やサービスの提供など創造する。」

Flipでは、Knox生は同時交流前に英語での自己紹介を投稿。さすがのKnox生、Global Talk を通じて秋から数えきれないほど英語での自己紹介を経験してきているので、カメラ目線でスラスラと自己紹介ができていました。

Global Talkを通じて「自己紹介」は日本語でも英語でもハキハキと言えるようになったと思います。社会に出てからも幾度となく新しい人との出会いを経験する中で、「自己紹介」はとても大切です。これからも自信を持っていってほしいなと思います!

さて、Flip投稿後は、3回の同時交流です。

また、最後の同時交流では、第一回・第二回の交流を踏まえながら、グループごとに異なる「対象者」に向けて各自で「新しい贈り物」を考え、発表をするという協働プロジェクトの場としました。

まずは第一回目の交流:【トピック:ギフト】は、

  • ものをあげるタイミングについて【日本語】(お土産、お祝い返し、引っ越し挨拶、お中元)-15分
  • アメリカのギフト【英語】-15分
  • 日本・アメリカの比較ービジネスに置けるギフト【両言語】-15分

の流れで行いました。

第一回目ということもあり、自己紹介も交えながらの交流であっという間でした!UNT生の緊張をほぐしながらKnox生は話せたのではないでしょうか。

また、日本人として、最近は日本でも少し薄れつつある「お中元」などについて改めて考えるきっかけになったと思います。

そして、第二回目の交流:【トピック:日本・アメリカ働き方について】です。

  • 「ワークライフバランス」という言葉についてどう捉えているのか?【日本語】-15分
  • 「アメリカ人の働き方」とは?【英語】-15分
  • 自分にとって理想の「働き方」とは?【両言語】-15分

の流れで意見交換をしました。第一回目の交流トピックよりも難しい内容なので、上記の話す内容を事前にKnox生に伝えた上で、答えを用意してもらい、挑んでもらいました。

同時交流は時間が限られているので、両学生の有意義な時間にするために、「話す内容」を準備しておくこともとても重要です。(それが日本語ではなく英語で話すとなると尚大事ですよね!)

また、今回のSessionに限らずですが、例えば会話がとまってしまった時、または相手が何を言っているのか理解できなかった時はどうすればいいのか。そういった対応も、コミュニケーションスキルとして日本語/英語ともにできるように想像をしてもらいながら同時交流に参加をしてもらいました。

あるKnox生は事前準備をしていた際に「有給休暇」「定年退職」「残業」など日常会話ではなかなか使わないワードを英語で調べたりしたそうです。その調べた単語をすぐに実践で使える交流があるというのは、最強のアウトプットの機会につながったと思います。

そして、UNT生の中には、「将来、日本で働きたい!」と言ってくれている学生さんもいました。つい「日本の働き方の問題点」ばかりに目が向いてしまいがちですが、純粋に日本で働きたいと思ってくれている同年代の学生を目の当たりにして、また、「アメリカ人の働き方」をアメリカ人の大学生から直接聞くことで考え方自体が変わったKnox生もいたようです。

 

いよいよ最後は、第三回目の交流:「協働プロジェクト」の同時交流です。

最後の交流に向けての事前タスクは、

各自指定されたグループの「対象者」を確認し、どんな「新しい贈り物」をするのか。その内容を一枚のスライドにまとめて “Voice Thread”に投稿してもらうことでした。

贈り物をする対象者は、各グループのUNT生が事前に考えてくれ、

  • 「Appleの新入社員」
  • 「Hondaの重役」
  • 「小売業の同僚」
  • 「新入学生 and 新入社員
  • 「Amazonの重役」

に決定しました。

そして、発表当日の流れは、

  • 各自用意したスライドをグループ内で発表-10分 
  • グループ発表に向けての説明-3分
  • グループ発表の制作、話し合い-25分
  • グループによる発表-10分

で行いました。特に、25分間でグループの中で発表する「新しい贈り物」を一つに絞り、それに対してスライドを作成・完成させるというのは簡単なことではなかったと思います。

しかし、どのグループも2回の交流で少しずつお互いの意見や文化の情報を交換したこともあり、限られた同時交流の時間を有意義に使いながら、見事素晴らしいチームワークとタイムマネージメントで乗り切ってくれました!

今期のGlobal Talkも終盤を迎えておりますが、自信を持って外国人の学生とコミュニケーションをとり、時にはリーダーシップを取ったり、笑いを含めながら話し合いをしている姿をみると、成長を感じざるを得ません。

本当に誇らしく思います!

それでは、素晴らしい発表をしてくれたKnox生からの感想を少しだけ紹介致します!お疲れ様でした!

自分の考えたアイデアにコメントをもらえたことも嬉しかったですし、ディスカッションを通して新たな気づきもありました。ポスターは、グループ全体でアイデアを出し合いながら、作成できたことも楽しかったです。上手く考えを表現できないこともありましたが、メンバーのみんなに支えてもらって、良い経験をすることが出来ました。
今日の交流を通して、今後海外の人にプレゼントをするときにどのようなプレゼントをあげたら喜んでくれるかなということを考えながらできてよかったです。グループメンバーのみんなも素敵な人たちで最高でした。ありがとうございました!