【Global Talk!2021-22】Session14 Univ. of Massachusetts Amherst

Session14は、Umass生との初めての交流となります。

まず、自己紹介&写真を見て一言!の投稿を、Padletを使用し、日本語・英語で行いました。
質問になった写真は、駅員さんが改札口で腕を✖クロスさせて、女性に何かを話かけているようすのものです。


Knoxメンバーからは、「今日は、電車が終了したので乗ることができない」「電車のトラブルがあり、電車に乗ることができない」「この電車はあなたの行きたい目的地には行きません」「この切符では新幹線には乗れません」など。

また、Umass生からは、「この切符の変更はできません」「この女性が切符を忘れてしまったので乗車できませんと言っているのでは?」「この女性のかばんが大きすぎると言っている」といったものがありました。

想定できる様々なアイデアがあがって、とてもおもしろいな!と思いました。

非同時性ツールを使用した自己紹介の後、4月17日(日)にはZoomでの対面交流を行いました。
Diversityにおいて起こりうる問題をテーマにした、Youtube動画を全員で見て、グループ内でその動画に関して話し合いを行います。

このZoom交流では、お互いに意見をしっかり伝えることを第一と考え、言語はそれぞれが言いたいことを言えることを優先し、お互いに言語のサポート(訂正)をし合うことにしました。

動画では、コミカルに表現されていましたが、なかなか難しいテーマではあったと思いますが、自分たちの持つ偏見や思い込みなどについて考えることもあったかと思います。
参加メンバーからの感想を以下に紹介します。

日本とアメリカのお互いに関するリアルな考えを話したのは初めてだったのでとても面白かったです。Global Talkで日本語を勉強するアメリカの学生との交流をしてきた中で、「どこの国の出身ですか」と聞かれたことはなかったので「アメリカ人はアジア人をマイノリティーだと思う」ということにびっくりしました。U-massの学生が「私の両親はコロンビア出身だから私も出身について聞かれる」という話をしてくれて、人種のるつぼと呼ばれるアメリカでも「アメリカ人とそうじゃない人」という考え方があるのだとリアルなアメリカの環境を知ることが出来ました。どこの国でも色んなバックグラウンドを持つ人がいるということを実感したので、どこの国出身とかではなくその人の境遇や人となりをよく考えるようにしようと改めて考えました。
動画内容はちょっと誇張している感はあるものの、「他のお客さんは西洋風の顔立ちで、そこにアジア人女性が一人いたら、その方が日本人でないとしても、その方に日本語で話しかけてしまう」ということは起こり得るのかな、、と思いました。また、グループ内では、意見はどれも似通っていてディスカッションを進めやすかったです。 グループに中国からの留学生が参加していらっしゃったのですが、今回に関わらず、他の大学との交流でも、日本語を第3言語として勉強している方が多いという印象があります。英語(第2言語)、母国語、+日本語を流暢に話す姿を見て、素直に圧倒されると同時に、インスピレーションを受けました。このような機会をいただきありがとうございます。
自分が外見によって相手の言語を想定し話しかけることが、相手に違和感や不快感をもたらすことに気づきました。これまで経験したことがあったにも関わらず、その訳について考えたことがなかったため、今回の交流を通して話し合うことができ、非常に有意義な時間でした。このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。
とても興味深いトピックでディスカッションがとても面白かったです。改めて動画で取り扱われていた問題の解決の難しさを感じました。時間があっという間に過ぎ、他の人の意見もたくさん聞きたかったです。とても貴重な良い経験になりました。ありがとうございました。

 

参加してくれた皆さんが、さまざまな文化の違いや日本人以外の考え方を知り、国際感覚を得る機会になれば嬉しいですね。