Session3ではODU生と同時交流を行いました。
トピックは「自己紹介、自分の趣味や日本/アメリカの食文化、学校の違い」など幅広く、日本語での会話はKnoxの生徒がリードを、英語での会話はODUの生徒がリードをしながら話が進んでいきました。
まず、自己紹介では名前、学年、何を学んでいるのか(専攻)などを伝えていきます。Knoxの生徒が専攻について「私は日本の大学でアメリカの文学や文化について学んでいます。」と伝えると、ODUの生徒は興味津々な様子で話を聞いた後「将来はどんな職業に就きたいですか?」と質問をしました。
そこでKnoxの生徒は「将来は英語の先生になりたいです!そのために英語の勉強を頑張っています。」と伝えると、ODUの生徒は「それは良いですね!日本での就職活動は、どのように行いますか?」と質問をしました。
Knoxの生徒が少し戸惑った様子で「黒いスーツを着て、履歴書を持って、様々な会社がたくさん集まるイベントに行って・・・」と伝えると、ODUの生徒は驚いた様子で「え!?アメリカでは、そんな事しないです!」と答えたため、Knoxの生徒も驚いている様子が垣間見れました。
お互いに自己紹介をするだけでも、自分と異なる国や文化を持つ方々とお話しすると、自分が常識だと思っていた事が外国では全く常識では無かった等、新たな発見や気づきがあり学びになりますよね。
また、自己紹介が盛り上がったところで、お互いが好きな事や趣味について話が進んでいきました。
Knoxの生徒が「あなたの好きな事や趣味は何ですか?」と質問をすると、ODUの生徒が「私は映画を見ることが好きです!!」と笑顔で元気良く答えました。
そこでKnoxの生徒が「特に何の映画を見ることが好きですか?」と深堀して質問をしてみたものの、適切な日本語がすぐに頭に思い浮かばなかったのか、ODUの生徒が少し困った様子になってしまいました。
しばらく考えた後ODUの生徒が「怖い…?映画」と自信が無さそうに恐る恐る答えると、Knoxの生徒が「え!?ホラー映画!?」と驚いた様子で、ODUの生徒の意外な答えに笑いが起こり、さっきまでの沈黙が嘘だったかのように、すぐに楽しい雰囲気に包まれました。
そして、話題はお互いの言語(日本語・英語)学習について話が移り変わっていきました。
Knoxの生徒が「日本語の勉強は難しいですか?やっぱり、漢字・カタカナ・ひらがなと3つ使い分けるのは大変ですか?」と日本語学習者の目線に立って質問をしました。
するとODUの学生から「濁点が難しいです・・・本当に嫌!笑」と意外な答えが返ってきた為、Knoxの学生が「濁点!?発音(pronunciation)が難しいという事ですか…?」と少し驚いた様子で改めて質問をしました。
ODUの学生が質問に対して頷いた後「Oh My Goodness!!」と勢い良く答えたので、Knoxの学生は「そうなんだ!笑」と反応し、笑いが絶えない楽しい交流となりました。
ODUの生徒との交流後、Knoxの生徒に感想を聞いてみると・・・
「自分が気になる事をたくさん質問できて有意義な時間を過ごせた!」
「日本に興味を持ったきっかけは様々だが、そんな方々と話す事ができて楽しかった!」
「ODUの生徒が、たくさん質問してくれたので話しやすかった!」
「自分の英語が伝わると、言葉には表せない程うれしかった!」
「緊張して言葉に詰まってしまったので、もっと英語の勉強を頑張りたいと思った!」
「学習言語で話す事は、自分だけでなく、お互いに緊張するという事が分かった!」
「学習言語を間違えても、お互いに助け合えた良い環境だった!」
「ODUの生徒がマジックを見せてくれたり、ぬいぐるみを紹介してくれた!」
「お互いに言語学習を頑張ろうね!と言い合えた」
トピックが明確に決まっていない中で、学習言語で交流したため主体性が試される良い機会となりました!お互いに「日本語や英語を間違えたら、どうしよう…」と不安に思いながらも、主体的に助け合って交流する事で、新たな気づきや発見がありました!