【Global Talk!2022-23】Session27 Smith x Knox

今回は、年始明けて早々に募集を開始してすぐに定員に達したSession27についてです。

人気だった一つの理由が、お互いのSNS(LINEやInstagramなど)を使って連絡を取り合える自由度も高い交流だったということもあります。

Smith Collegeの学生さん8名xKnox生8名のSNSペア・グループ交流をメインに、合わせて

  • Instagramにリサーチ投稿
  • 同時交流2回
  • Smith生が最終プロジェクトとして書き上げた「翻訳比較」レポートへのコメント

を2月〜4月末までの約2ヶ月間で実施しました。

メインのSNS交流では、トピックはなく自由だったので、お互いの自己紹介や大学で専攻していること、好きなこと(趣味)などについて会話を(テキストで)弾ませていました。早いペアだと自己紹介後すぐにInstagramのアカウント交換とLINE交換を行っていたのが、同年代の学生ならではだなと印象的でした!!

(実は、日本語を学んでいるアメリカ人の学生は、アメリカではあまり使われていないLINEを使ってみたい!と思う人も多いと聞きましたが、今回の8名ペアのSNS交換の内訳は、Instagram・LINEでのやり取りは半々でした!)

SNSのペアでのやり取りは継続しつつ、今回のSmith生 x Knox生の交流専用のInstagramアカウントを作成し、期間を設けながら5回に分けて、身の回りにある「色」「カタカナ」「方言」「タイパ」「伝えたいもの・こと」について写真投稿してもらいました。

例えば、アメリカにいるSmith生が見る「色」の空 と Knox生が見る「色」の空は同じ「青」空なのに、周りの風景や建物が違うだけで随分と印象が違うように写り、それぞれが今いる場所から同じアカウントに写真投稿をすると、色鮮やかで面白いアカウントになるんだなと興味深かったです。

また、日本に住んでいる私たちにとっては「カタカナ」が日常に溢れていて、漫画のセリフやお菓子のパッケージに書かれていることは当たり前ですが、それをInstagramに投稿することによって、「あ!ここもカタカナだった!」と日本人でも新たな発見があることに驚きました!

Smith生は授業内で「特殊カタカナ」について学んでいたようで、例としてジブリの「千と千尋の神隠し」の本の中で「ハク」が「イヤだとか 帰りたいとか…」のセリフを「嫌」という字がカタカナになっていることを発見してくれていました。その他にも漫画のなかで「キモい」や「二ブイわ!」など漢字ではなくカタカナで書かれている字をリサーチしてくれてあげてくれました!

この5回にわたるInstagramのリサーチの中で、Knox生も何気なく目にしている風景や字や普段利用している物に対して、より深く考えるきっかけになったと思います。

また、Knox生が投稿をした写真を通じて「日本」の日常の中にある「看板」や「駅の案内板」や「日本のアプリ」などSmith生にとって面白い発見があり、日本という国により興味を持っていただけるきっかけになってくれていれば嬉しいなと思います。

最後の同時交流では、Smith生が書いた最終プロジェクトの「翻訳比較」のレポートをKnox生が同時交流前に読み、日本語でコメントや感想を言い合いながら意見交換をしました。

ずっと連絡を取り合っていたペアでBreakout Roomに入ってもらったので、「ちゃん付け」で呼び合っているペアもいて、お友達のようにリラックスして談笑していて、どのペアも約2ヶ月間とっても良い交流ができていたのだなというのが伝わってきました。

そして何より、Smith生が最終プロジェクトとして書き上げた「翻訳比較」の作文を読み、日本語と英語の翻訳が本当に深く掘り下げて書かれていて、あるKnox生は、「日本語をこんなに大事に訳してくれてリサーチしてくれるなんて!」と感動を覚えていました。

また、一人一人感想を聞く中で、「文化とかシステムの違いを話したり、とにかく直接話せてよかった!」や「英語と日本語はもちろん、中国語に興味がある者同士だったので3カ国について話せてよかった!」など語学学習者同士ならではの会話で大盛り上がりしたようでした。

勉強以外のペットの話題や好きなドラマ、大学の授業やテストなど。授業と違うところで、同年代で、SNSでやりとりすることにより、Global Talkならではの経験を参加してくれた全員が楽しんでくれたことが何より嬉しく思います。

今後も良い関係を続けていってください!

Global Talkのプログラム、この交流が最後だったKnox生もいたと思います。お疲れ様でした♪

それでは参加者の感想も載せます。

「翻訳の比較」について調べようと思った理由について、Smith生が動画の自動翻訳機能による不自然な翻訳を見て、翻訳が上手くいかない原因を分析しようと思ったからと聞いて、自分の身の回りのものに関心を持ち、調査を通じてオリジナルの考えを持つことが出来ることが本当に素晴らしいと思いました。

今回のレポートを読み、私は翻訳が難しくなる理由や翻訳するにあたって工夫されている点などについて学ぶことが出来ました。ディスカッションの中で、改めて日本語と英語の違いについて考え、日本語の主語や目的語を省略する傾向がある点やアメリカでは長いタイトルよりも覚えやすいインパクトのあるフレーズが好まれることなど、様々な気づきがあり楽しかったです。また、歌詞の比較では、日本人にとって習得が最も難しい言語の一つである中国語の方が英語よりも元の日本語の歌詞に近く、興味深いと思いました

日本語と英語の翻訳を比較して分析するのは難しいと思いますが、Smith生のレポートは勉強になりました。作品を知らない人でもその場面が想像できるほど作品の場面も丁寧に説明されていて、日本語と英語の違いを事例とともに知ることができました。

どの考察もすばらしいと思いましたが、私が特にすばらしいと思ったのは、感嘆詞の考察です。今まで注目することなく日本の漫画やアニメを楽しんでいましたが、英語ではこのように表記するのだと新たな発見がありました。英語の方が口語的でカジュアルな印象を持つという考察に非常に共感しました。

また、あるキャラクターが金を「カネ」と特殊カタカナを用いて表現したことについて、その状況や場面から「軽蔑や嘲笑」を示していると考察されているのはすばらしいと思いました。私は慣れている日本語だと言葉や作品をイメージのみで理解することが多い気がします。「カネ」と特殊カタカナが用いられている理由が非常にわかりやすく言語化されており素晴らしいと思いました。

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