【Global Talk 2022-23】 Session20 GOA / Knox

今回のSession20は、「私の学校の規則」というトピックで、GOAで日本語(レベル2)を受講している高校生の22名、Knox生(中・高校生)の21名での非同時性と同時性交流を行いました。

今回のSessionは、まず「Voicethread」を使用して「私の学校の規則」についてそれぞれが投稿し、続いてお互いの投稿に対してコメントを投稿し、その後、少人数でZoomの同時性交流という流れでの交流でした。

「Voicethread」では、1つのスライドに対し、複数の人が幾つでも音声や動画でコメントを投稿することができるので、それぞれの時差を気にすることなく、また非同時性でも一方通行にならずに十分に交流(会話)が楽しめました。

今回の交流相手校のGOAは、オンラインキャンパスの学校ですので、GOA生は世界各国から参加。さらに、Knox生も日本各地から参加してくれているので、さまざまな「学校の規則」を知ることができ、とても興味深い内容となりました。

それでは、Knox生が投稿してくれたスライドを少しご紹介します。

 

◀︎「自転車登校する際はヘルメットと襷」や「登校時は白い靴が指定」という学校規則

 

 

 

 

 

「くるぶしソックスやヘアゴムが紺か黒が指定」の校則▶︎

 

 

 

 

 

 

◀︎制服(スカート)の下にジャージの着用は不可。タイツのみ許可されている校則

 

 

他にもスカートの丈の長さが決まっている、教室への携帯電話の持ち込み不可、髪の毛は染めてはいけない等、色々な規則を教えてくれました。

中には校則があまりなく自由な学校もありましたが、日本独自のものと思われる規則も多くある印象でした。

そして、GOA生も日本の学校の校則の細かさに文化の違いを感じ、「驚いた!」「面白いです!」「これは男性の制服だとどうなるのですか?」と興味津々でした。

今回は中学・高校生のKnox生が対象メンバーだったので、操作方法や投稿時のルールなど難しく感じることもあるのではないかと予想していましたが、全員がきちんと一人ひとり責任と主体性をもってタスクに取り組むことができており、真摯に取り組んでくれた姿に感心しました。

続いて、GOA生は複数のスライドを用いて日本語と英語を交互に使用しながら学校案内も兼ねた「学校の規則」をプレゼンテーションしてくれました。

GOA生は、デンバー(コロラド州)、シカゴ(イリノイ州)など22名本当に色々なところから参加してくれているので、

◀︎通っている学校をわかりやすく地図で場所を示してくれていたり、

 

 

 

 

学校で出るランチを紹介してくれたり▶

 

 

 

図書館や学校のエントランス、廊下にある休憩スペースでスナックを広げながら談笑する姿の写真などをあげながら、それぞれの学校内のルールなどを教えてくれました。

Knox生にとっては日本の学校では見慣れない光景に「羨ましいです!」といったコメントが多く残されていたと同時に、「日本語がとても上手でわかりやすいです!」と同じ年代のGOA生の日本語の流暢さに驚かされて、自分自身の英語力もより向上していきたいと言語学習に対してモチベーションをアップさせていたようでした。

また、特にアメリカの学生はフード付きのパーカーを着用していたり、さまざまな髪型の学生がいて、「自由度」の高さを感じました。

その後の同時性交流では、少人数での交流ということもあり、直接、疑問点や気になったことを話せる機会です。緊張して無言にならないように、そして限られた時間を楽しめるように、Knox生には事前準備としてGOA生に質問を3つ考えておいてもらいました。

当日は、学校について(先生、規則、制服、部活動、塾について)、グループを途中で変えて交流しました。

参加したメンバーからは、以下のようなコメントが届きました。

クラブが季節ごとに変えられていろいろなスポーツができるのがいいなと思いました。
日曜日も勉強するけれど、土曜日はギターやビオラを弾いて、クラブは陸上とボーリングをするということでアメリカの高校生は勉強以外の多彩な活動をしていることに驚きました。 日本の高校生も勉強とクラブだけでなく、もっといろいろな活動ができるような環境が必要だと思いました。

今回は日本語と英語をしっかり使い分けて、お互い教えあったり、ゆっくり話したりして伝わるように工夫しながら交流できました。 また、お互いの文化についてたくさん知ることができて、日本と似ているところ、似ていないところがあってとても充実した交流でした。

今回、場所を超えて2つの言語で交流することができてよかったです! たくさん話して相手の好きなことや相手との共通点も見つけることができました。

緊張や自分の英語が通じるか不安がありましたが、準備していた質問は全部することが出来たのでよかったです。しかし、積極的に話すことが出来なかったので、改善点だと思います。また、2回のブレイクアウトルームが同じ人だったので、2回目は、話すことが思い付かず大変でした。会話が続くようにもっと勉強しようと思います。

いつも同時性交流時、最初は緊張気味な学生さんたちが、少し時間が経つとキラキラした目でお互いの文化や趣味について一生懸命英語と日本語で話をしている姿を目の当たりにすると、こちらも笑顔になリます。こういった経験は他ではなかなかできないと思うので、交流時に得た気づきや驚きをたくさん感じて、今後の人生につなげてほしいなと思います!

S20に参加した中学・高校生のメンバー、お疲れ様でした!!