【Global Talk!2022-23】 Session1-① Harvard / Brown / Knox

Knox本年度最初の交流は、Harvard University と Brown Universityの日本語レベル上級クラスの学生との3校合同交流からスタートしました。

全体でおよそ50名程の学生が参加し、交流中は少人数グループに分かれてそれぞれの学習言語で、日本の学生は英語、アメリカの学生は日本で交流に挑みました。


初回のセッションテーマは「身近な若者言葉」でした。
「ずっとも」、「それな」、「エモい」、「すきぴ」、「ま」、などKnox生は普段当たり前に使っている日本語のニュアンスを改めて説明するのに苦労している様子で、「ずっとも」=「BFF」など英語でも言い換えやすい 言葉もあれば、「あーね」のように実際の使用シーンなど、どういう心境の時に使うのが適しているのかなど微妙なニュアンスが難しく、詳しい説明が必要な言葉もあり、言葉の意味がちゃんと伝わるよう一生懸命に説明するKnox生、初めて聞く日本語に興味津々なアメリカの学生、両者が目を輝かせながら交流 していたのが印象的です。

また今回は言葉の紹介だけでなく、紹介し合った若者言葉を使用した4コママンガをチームで作成しました。
マンガの内容から、作成方法、発表の仕方までチームごとに議論をし進めていったのですが、チームの個性が光る楽しい発表会となりました。日本語の若者言葉で1話と英語の若者言葉1話の合計2話作成しているチームもあれば、特に気に入った若者言葉を1つ使用して1話のマンガを日本語バージョンと英語バージョンで用意しているチームもありました。

Knox生にとって初めての交流だったので皆さん最初は緊張気味な様子でしたが、交流が終わる頃には緊張感の取れた様子で積極的に自分の意見を言ったり、アメリカの学生の日本語が間違っていたら、どう違うのか丁寧に説明している姿を見て、わずか1時間あまりの短い時間でしたが皆さんが確実に成長しているのを感じました。

参加したKnox生の感想に「楽しかったです!日本語の先生になったようでした!」、「Harvard生とbrown生の方は日本語がペラペラで私のことを沢山サポートしてくれてもっと英語を勉強して喋れるようになりたいと思いました。とても楽しかったです。」といったコメントが寄せられてます。

それぞれがこの交流に向けて事前準備をしっかりし、「恥ずかしがらず英語で話す」など目的意識を持って臨んでくれていることで有意義な交流になりました。

この1回1回の努力が1年後の大きな進歩に繋がっているはずです。残り2回の交流もがんばりましょう!

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