
Session 22 では、Harvard Universityと Brown University の学生と、2回にわたり交流を行いました。第1回は「就職活動」、第2回は「職業において重視する点」をテーマとし、3人程度のグループに分かれてお互いの学習言語で話し合いました(相手校は日本語、Knox生は英語を使用)。
第1回の交流トピックは「お互いの就職活動事情について知る」であり、①インターンシップ、②就活の情報収集方法、③面接の観点から比較しました。
個人的に特に驚いたのは、海外でも日本と似た課題を抱えている点です。近年、日本では就活の早期化に伴い、大学での勉強との両立が困難になっていることが問題視されています。同じような状況が、アメリカやシンガポールの大学でも言えるそうです。
一方で、インターンシップの時期には違いがありました。日本では、内定に有利に働くこともあるインターンシップの募集が大学3年生頃から始まるのが多いのに対し、アメリカでは大学1年生の段階から多くの募集があるそうです。

また、日本の学生と比べて海外の大学生は自己主張が得意だというイメージを持っていましたが、就活の面接はやはりストレスが大きいそうで、その点は日本の学生と共通しているのだと感じました。海外の就活では、Linkedlnというビジネス向けSNSが広く活用されているとのことで、将来海外での就職を目指している私にとって非常に有益な情報でした。
交流のテーマからは少し離れますが、相手校の学生がどのような分野を学んでいるのかについて直接話を聞けたことも、このようなリアルタイムで行う同時交流ならではの利点だと思います。私は現在大学1年生なのでまだ専攻が決まっていないのですが、自分の興味のある分野を専攻している学生の話を聞くことができ、とても参考になりました。

第2回の交流トピックは、「安定・やりがい・収入の中でどれが最も重要か」についてディスカッションしました。
私のチームでは、収入とやりがいで意見が割れました(収入の方がやや優勢でした)。収入を重視する理由としては、十分なお金があれば予想外の事態にも対応できること、さらに、どれだけ過酷な労働であっても、その対価として得られた収入を用いて新しいビジネスを始めたり、最終的にはやりがいにつなげることもできるという意見が挙げられました。このような理由から、私のグループは収入を最も重要な要素として選びました。
一方で、Sessionの参加者全体としては「やりがい」を選んでいるグループが多く、収入を重視して仕事を選びたいと考えている私にとっては驚きでした。
収入を重視する理由として、「将来子供にハイレベルな教育環境を与えるため」という考えも挙げられ、それに付随して海外と日本の奨学金の受け取りやすさの違いついて話す機会がありました。その背景については日本語で説明するのも難しい内容でしたが、順序立ててゆっくり話すことで、英語でも伝えることができました。自分のスピーキング力の向上を実感でき、嬉しかったです。
また、相手校の学生が私の話に対して多くの質問(follow-up questions)をしてくれました。質問がある方がディスカッションは盛り上がりますし、何より自分の話に興味を持ってくれていることを実感できました。私は母国語では質問することが得意ですが、外国語では躊躇してしまうことが多いので、その学生の姿勢を見習いたいと思いました。
全体の交流を通して、自分の英語でのコミュニケーションに少し自信を持つことができました。大学が春休みに入り、日常的に英語を話す機会が圧倒的に減っていた中で、このような経験ができたことはとても貴重だったと感じています。

しかし、交流した相手校の学生が私のつたない英語をくみ取ろうとしてくれたからこそ会話が成り立ったという面もあります。Global TalkのSessionに頼りきるのではなく、日常的な努力を続けなければ、留学した際のディスカッションについていくことは難しいだろうと感じました。今後も英語で意見を伝える力を高められるよう、日常的に英語を使う機会を意識して作っていく必要性を認識するきっかけになりました。(W.O.)
