Global Talk! Session 15は、アイビーリーグの一つ、Brown Universityとの交流が行われました。
最初の交流はZoomを使ったインタビュー。グループに分かれて、Brown生は1年間勉強してきた日本語を使って、そしてKnox生は英語を使ってお互いにインタビューをしました。トピックは【Diversity and Inclusion】です。15のグループにわかれ、それぞれのサブトピックを、ワークライフバランス、ジェンダーの平等、同性婚など社会的・文化的問題について。
インタビュー当日は学生のみの交流だったので、とてもフランクな雰囲気で率直な意見交換ができ、少し言葉がわからないことがあっても言葉を変えて何度も質問するなど、一生懸命に頑張ったようです。また、今回はKnox生よりもBrown生のほうが人数が多かったので、Knox生は英語も日本語もたくさん話せたという点でも良かったようです。
Zoomでのインタビューを元に、Brown生が社会に問いかける動画を作成、それらをFlipgridに投稿し、Knox生がコメントを入れていきました。この交流はBrown生にとって1年間の日本語学習の集大成。画像とテキストに加えて、Brown生が一場面を演じる動画や制作したアニメが入るなど、とても完成度の高いスライドでした。
Knox生のコメントには、
「日本のアニメをジェンダー差別の視点から観賞したことがなかったが、小さいときからこのようなステレオタイプがアニメやメディアを通して埋め込まれているとも感じた」
「これまで常識だと思っていたことが実は常識ではなかった」
「日本人でない人からの考え方・捉え方を知ることができた」
「日常生活からは気付くことが出来ない点を考えるきっかけになった」
など、という声がみられました。
今回の交流を通して、英語を使ったコミュニケーションに意義を感じ、さらに意欲を高めてもらえていたら嬉しいです。