【Global Talk 2024-25】Session 11 Brookline High School × Knox

Session 11では、Brookline High Schoolと交流しました。
最初の交流であった自己紹介では交流相手の年齢や趣味、家族構成の他にも自分の人種やルーツなどの紹介もありました。日本ではないルーツの紹介にアメリカの多様性を感じました。学校が始まる時間や終わる時間に私が通っている高校との違いが見られました。また、シニア、ジュニア、ソフォモアなど学年によって呼び方に違いがあり、学制が日本と異なっていた事が興味深かったです。

学校紹介では地域や学校でのイベントやクラブ活動、授業などを紹介し合いました。ブルックリン高校のある地域ではたくさんの日本人が暮らしており、日本の食べ物や文化を発信するお祭りがあるということに驚きました。授業はフランス語などの言語や映画について学ぶクラスなどユニークな授業がある事を知りました。また私が通う石垣島の高校約600人の生徒数に対し、2200人の生徒数という規模の大きさに驚きました。

祝日紹介ではお互いの好きな祝日や行事を紹介し合いました。多くの人がクリスマスや感謝祭をとり上げていて家族や親戚で集まる事を大切にしているように感じました。キリスト教のクリスマスやユダヤ教のハヌカなど宗教によって違いがみられたり、キリスト教とユダヤ教を融合させたクリスマスを過ごしている家庭もあると知りました。

国際理解についての意見交換では、共通する点として互いに異文化理解を課題にあげていました。「アメリカでは多様なバックグラウンドを持つ人々が暮らしているのにも関わらず、他文化に興味を持つ人は少なく人種問題は複雑であるため、あまりこのトピックについて話したがらない」という交流相手の意見に、多文化との共生は簡単に実現できることではないと感じました。しかし、ブルックリン高校のある地域では異文化理解や多文化共生について話し合うイベントがあると聞き、日本でも多くの人がこのようなイベントに積極的に参加することが国際理解を深める事に繋がると実感しました。

環境問題についての意見交換では、日本と同じく気候変動や気温上昇、海洋汚染などが問題視されていました。アメリカでは電車が少ないため、自動車の二酸化炭素の排出量が多いことや化石燃料の大量消費などがあげられました。またアメリカ西岸部での山火事や地震、南東部での洪水やハリケーンが近年多発しているのにも関わらず地球温暖化や気候変動を問題視している人が少ないとの懸念も見られました。やはり環境問題は世界が一丸となって取り組むべき課題だと改めて感じました。(M.Q)

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