【Global Talk 2025-26】Session 14 Vietnum Japan University × Knox

このセッションでは、二つのグループに分かれ、それぞれベトナムの学生が考えたトピック、Knox生が考えたトピックについて日本語・英語を交えて会話をしました。トピックは、「大学生の一日について」「アルバイトについて」「将来の職業について」など様々でした。また、ベトナムの学生さんにとって日本語はもちろん、英語も第二言語であるため、話すのに苦戦している学生さんも多くいました。自分たちKnox生は、日本語が母語であるため、英語のみ頑張って話す必要がありましたが、ベトナムの学生さんはそうではなかったので、とても大変だったと思います。

交流時間は日本時間の12:00~12:50ということもあり、日本の学生さんにとっては、ちょうど2限が終わって急いで用意をし、そして交流が終わったらすぐに3限に向かいと、かなり多忙なスケジュールだったように思います。しかしそれでも、誰一人として遅刻・欠席をせず、全員が出席できていたのですごいなと思いました!

 自分は、今回のセッションの中で興味深かったことが二つあります。

一つ目は、1回目のセッションで、自分の言うことをメモをしっかり取りながら聞いてくださっている方がいて、今までそんなことがなかったので少し驚きました。その方は自分が話している間、本当に真面目に自分の言ったことを聞き逃さないようにメモを取っておられました。そこから、どれほど彼ら、彼女らが、日本語に対して熱意をもって学習しているのかが伝わってきました。

二つ目は、2回目のセッションで自分のパートナーになった方で、その方は日本に半年間留学をされて、すでにN1も取得済みで、日本語をとても流暢に話していたのですごいなと思いました。その人にどうやって日本語を上達させたのか聞いてみると、日本に留学をしていた際、その方は飲食店でバイトをしていたのだと仰っていました。そこでホールのスタッフが取ってきた注文の品を作るという仕事をしておられました。その際、スタッフの言うことがうまく聞き取れないことがあり、店長にも呆れられていたようで、その経験が日本語学習のばねになり、日本語を必死に死に物狂いで勉強し、数日後には問題なく聞き取れるようになったのだと仰っていました。自分はこの話を聞いて、とても感動し胸が熱くなりました。こんなにも日本語に対して熱い思いを持って勉強しているのだと思うと、自分もそれに全力で答えたいと感じ、そのような人の学びをサポートしたいと思いました。世界でも日本語は特に難しいと言われる中で、自分の努力だけで磨いてきたのは本当にすごいなと感じました。

 自分はこのセッションを通して、ベトナムの学生さんたちから刺激を受けたことで、もっと第二言語(英語)について深く探求をしていきたいと考えるようになりました。上で挙げた方以外にも、実際に日本で働きたいから日本語を学習しているという方もおられました。確かに日本でも現在、多くのベトナム人労働者の方を目にすることがあり、それほど「日本で働く」ということがベトナムの方にとって理想であるのかが分かります。そのような明確な目標のもと、それに向かって一生懸命努力をしようとしている姿はかっこよかったです。

自分にも将来、英語の先生になりたいという目標があり、大学では教職の授業も履修し、今進行形でどうやって自分の英語力を上げようかを考え、そして実践している最中です。自分は学内の「日本語パートナー」という制度を使って留学生と言語交換をし、お互いに言語のレベルを高めようと努力しています。

そして、この「Global Talk」のような国際的なプログラムにも参加し、さらに自分の国際感覚、異文化理解についてを深めていこうと考えています。そんな中での今回の交流は、自分にとって本当にたくさんの収穫があったセッションでした。このセッションを通して学んだこと・気づいたことを今後の自分の学習にも生かし、さらに自分の英語力を磨いていけるように頑張りたいです。

2回という短いセッションではありましたが、knoxの学生さん、日越大学の学生さんにはとても感謝しています!本当にありがとうございました!(S.F)

目次