11月16日にODU生と同時交流を行いました！
ODU生との交流では幅広い年代層の方々がいらっしゃったので、同年代で横の繋がりが強いKnox生（日本の学生）にとっては視野が広がる、とても良い機会となりました。また、この交流ではトピックをフリーとし、今まで決められたトピックで制限時間内に学習言語（日本語・英語）を切り替えながら話合う交流を経験してきたKnox生にとっては、何について話をしたいのか事前準備をしたり、学習言語での表現が難しかった場合は臨機応変にお互いに教え合って助ける等、主体性やコミュニケーション能力が問われる交流となりました。
ブレイクアウトルームでは、お互いに好きな事や趣味の話をして盛り上がっている様子が見受けられました！
ODU生が「僕はサイクリングをする事が好きなんだ！」と言って、部屋の中にあるロードバイク（自転車）にカメラを向けて見せてくれたので、Knox生は「サイクリングいいね！どんな所をサイクリングするの？」と質問をしました。
するとODU生から「シアトルからポートランドまで！」と元気よく返事が返ってきたので、Knox生は「えええ！！！」と驚きを隠せない様子で「どのくらいの距離があるの…？」と恐る恐る質問をすると、ODU生は少し考えてから「約200キロかな～」と返答があり、サイクリングで楽しむ距離のイメージが覆されたのかKnox生は興奮気味で「凄いね！！」とODU生の趣味をリスペクトしていて、お互いに学習言語（日本語・英語）で話をしているとは思えない程スムーズに会話をしていて凄く良い雰囲気でした！
ただ、そんなサイクリング好きのODU生も「山を上る時はキツくて…下る時は楽で凄く良いんだけどね（笑）」と話をしてくれたので、Knox生は「そうだよね～、あなたの気持ちが凄い分かる！」と共感を示しており、国も言語も年齢も超えて分かり合えた素敵な瞬間でした！
他のブレイクアウトルームでは、ODU生が「ジムに通って体を動かす事が好きなんだ！」と
お話をしてくれると、Knox生が「良いね！筋肉をつけたいの？」と質問をすると、ODU生が「マッチョは目指してないよ（笑）ただ健康的な体になりたくて！」と返答があり、Knox生が「そうなんだ！僕も筋トレしてるけど次の日が筋肉痛で続かなくて悩みなんだよね～」と会話が続いており、お互いに好きな事で話が盛り上がるのも良いですが、悩み相談で話が盛り上がるのも心の距離が縮まったからこそできることだと思います！
そして、話のトピックが学習言語（日本語・英語）について変わると、ODU生から「日本語は文法が難しい！ひらがな、カタカタ分かります！But…漢字が難しい」と言われ、Knox生は「そうだよね～、英語はアルファベットだけだもんね」と返答すると、なぜ漢字があるのかのような話になりKnox生が少し困ったような様子が見受けられ、「自身が当たり前だと思っている事が相手にとっては当たり前ではない」という事に気づく良いきっかけになったのではと思いました。
ODU生徒の交流後にKnox生に感想を聞いてみると・・・
・今回はトピックが自由だったので2人のODU生との交流でたくさんのトピックをお話しすることができました！特に印象的だったのが、僕に日本語で質問するときに、自分で書いたノートを一生懸命見ながら質問していたのでしっかりとノートにまとめているんだなと感心しました。僕も自分で英語を勉強する時にはノートに書いているので自分で書いたノートを見直してアウトプットすることはとても重要だなと改めて感じました。とても楽しい時間をありがとうございました！
・自分とはとても年齢が離れている方とも交流することができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
・ODU生がまだ3ヶ月しか日本語を学んでいないと知って驚いた。緊張していた様子だけど、わからない場合はわからないと言ってくれたから嬉しかった。なんとなく雰囲気で流すのは簡単だけど、わからないと言えることはとても大切だし、そう言い出せる空間にできたことがとてもよかったと思う。
ODU生が一生懸命に日本語を学ぶ姿を見て、Knox生が英語の勉強を頑張ろうと思える素晴らしい関係が見受けられました！また、学習言語（日本語・英語）において分からない事を恥ずかしいと思うのではなく、分からない事を分かろうとする積極的な姿勢が語学力とコミュニケーション能力の向上に繋がると思うので、今後の交流で活かしていきましょう！
