【Global Talk 2024-25】Session4 Yale University(4th grade) × Knox

Session4ではYaleの大学の4年生と3回の同時交流を行いました!

 1回目の交流の事前課題では、オリジナルの小噺を考えて動画を撮りPadletに投稿しました。小噺の微妙なニュアンスを英語にするのが難しかったです。『自己評価/Self-assesmen』に関するアンケートに回答し、相手の印象に残る自己紹介も考えました。
初めにRoomに分かれて、学習言語のみで自己紹介を行いました。自分が考えた自己紹介にYale生が興味を持って質問してくれたのが嬉しかったです。事前に英語で面白い自己紹介を考えるのは難しかったのですが、事前にしっかりと考えておくことによって会話が盛り上がると感じました。また、生まれ変わったらどんな性格になりたいかやお互いの小噺の感想についても話し合いました。

自己紹介の後は、『自己評価/Self-assesment』に関するアンケートの結果をもとに話し合いを行いました。日本語で話す時間では、Yale生の分からないフレーズを説明するのが難しかったのですが、実際のシチュエーションなどの具体例を示すことで分かってもらえたのが嬉しかったです。アンケートの結果を見て、日本人とアメリカ人の性格や習慣の違いが結果に表れる項目と完全に個人の感覚によって回答が異なる項目の2つがあると感じました。特に、礼儀に自信があるかという項目でKnox生は100%「はい」と答えていたのが、日本人の特徴が現われているなと感じました。また、ファッションについてアメリカでは地域によって個人の美意識や服装が大きく異なるというのが面白かったです。

 2回目の交流は命は誰のものかというテーマで行い、特に安楽死について話し合いをしました。事前課題として「高瀬舟」などの読み物を読み、安楽死についての動画を見て交流に臨みました。 安楽死にまつわる問題についてなぜそのように考えたのかも含めて意見交換が出来ました。特に、自分が高瀬舟の喜助の立場であったらどうするかという点に関しては意見が分かれていて議論が盛り上がりました。また、自分の幸せ度を喜助と比べてみると、Yale生もKnox生も自分の欲望に従うことが多く喜助のような知足の心を持つのは難しいと感じました。Yale生に英語ではこのフレーズは何というのかや日常的に使う表現であるかを聞いたときにどのような場面で使うかや意味を詳しく教えてくれて勉強になりました。

3回目の交流では「おおかみこどもの雨と雪」を事前に視聴し、映画の内容についてや映画のないようにちなんで「人に知られたくないこと」について話しました。また、1回目の同時交流の前に作成した小噺についてYale生にアドバイスをして、Knox生もYale生からアドバイスをもらいました。

「おおかみこどもの雨と雪」の内容についての話し合いでは、ハナへの尊敬の念やハナの生きづらさに同情する意見を皆挙げていて共感する点が多かったです。作者の価値観や女性の生き方の表現方法を疑問に思うというYale生の意見もあり、深い視点からこの作品について考えることができました。

人に知られたくないことについて英語で話す時間では、Yale生から相手の政治信条が自分とは全く異なることを知ったらどうするかと聞かれました。政治の話を日常的にしないのでその状況を想像するのが難しいと伝えたところ、なぜ日本では政治の話を友人としないのかという政治無関心の話になり、話が弾みました。ほとんどのアメリカ人は政治の話題が好きで毎日のように話していると聞いて驚きました。
小噺に関しては、Yale生からのアドバイスとしてもっと自信を持てば、完璧と言ってもらえたのが励みになりました。
初めの交流では英語で話す時に自信が持てず緊張していましたが、最後には自分から積極的に質問出来るようになり楽しい雰囲気で交流できるようになりました。様々なトピックで交流を行い、刺激を受けることが多く英語の学習をもっと頑張りたいと感じたsessionでした!(S.T.)

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