このSessionでは、イエール大学の日本語の授業に合わせて様々なトピックについてディベート・発表をしました。
まず最初に、「友達の定義」というトピックについて、話し合いました。
もし、友人が悪いことをしてしまったらどこまでの悪さなら許せるか、という議論になった時、それくらいならまぁいいかなぁ〜と、日本学生よりもイエール生の皆さんの方が、案外許す基準が緩かったのが面白かったです。住む環境による感覚の違いを少し感じました。
2回目からは、「AIについて」というトピックで交流を進めていきました。
AIが持つメリットとデメリット、生活の中でどのような影響が与えられているのかを、上記の回と同じ形で話し合いました。
自分の意見はこうだ!という軸がはっきりしていないと、ディベートするのが難しいトピックだったので、それをさらに英語で伝えるというのがとても大変でした。Yes、Noが曖昧な時の理由を表現するのが難しかったです。
その次からの回では、AIの発展についての1分CMを決められたグループごとに作成し、発表するというプロジェクトを行いました。
このプロジェクトは、Knox生とイエール生が協力しなければいけないという、イエール生の授業評価に関わる責任のあるものでした。
全体交流ではなく、各グループで連絡を取り合い、ミーティングを開いて作り上げていく形で進めました。
私が参加していたグループでは、Instagramでグループチャットを作り、zoomでミーティングを開きました。作業の指示は随時イエール生の日本語講義で出されていたみたいなので、それがこちらに伝わっておらず、スムーズに進まない時もあったのが今回の反省点だなと思っています。
まず最初のミーティングでは、CMの方針を決めました。私達は、AI等の技術発展によるメリットについて着目し、どのように活用するべきかを考えました。
ミーティングの中で、社会問題の解決を促すAIの活用方法を考えていたところ、高齢者と若者の技術・知識交換を、AI搭載のマッチングアプリがあれば面白いのではないか、という案が浮上してきました。
技術発展によるデジタル知識格差を、その技術で埋めると共に、核家族世帯が増加した世の中で過ごす子供たちが、先人の知恵を学ぶことが出来るwin-winのアプリです。
あるメンバーのアイデアで、この架空アプリの名前を「chat爺.P.T」と名付けました!とても面白いアイデアで、ミーティングがすごく盛り上がりました。
国の垣根を越えて、日本語の言葉遊びで皆一緒に笑えたことがとても嬉しかったです!
CMは、イエール生のメンバーが中心になって作成してくれました。架空アプリ「chat爺.P.T」を実際に使っている少年とおじいさんを彼らが演じ、アプリの紹介をするという内容でした。互いの学習言語でセリフをそれぞれ書き、その後スペルチェックをお互いに行いました。
イエール生メンバーの二人の演技がとても良かったです!
発表前には、キャッチコピーを決めるタスクがあったのですが、イエール生のアイデアで、「老若貴賤の相手」に決まりました。日本人でもあまり使わない四字熟語を知っていたことに驚きました。イエール生の日本語モチベーション、恐るべし。
発表当日、各グループで作ったCMを順番に紹介しました。しかし、実は私は体調不良で参加することができませんでした…。折角の機会を逃してしまったことは悔しいですが、参加したメンバーの話によると、私達のグループのCM再生中に、他グループの皆が笑って楽しんでくれたとの事だったので、良かったです!
このSession全体を通して、英語を学習する際に自分から調べることは無かったであろうトピックに触れることができ、ネイティブの学生と触れ合えたことによって、新たな単語・考え方に出会えました。とても刺激のある良いプロジェクトでした!
Session 21全体を通して、自分からは触れなかったであろうトピックに英語で触れることができ、新たな単語や考え方に出会えました。貴重な時間を過ごせて良かったです!