Session2の今回は、これまでVoice Threadを使って「自己紹介・お気に入りの場所・1日の過ごし方」等をテーマとして非同時性交流を重ねてきたBrown Universityの生徒と、ZOOMを使って同時性交流を行いました!
今までの交流を通してKnox生・Brown生お互いについて理解を深めてきましたが、やはり同時性交流となるとドキドキですね…「自分の日本語/英語は相手に上手く伝わるだろうか?」と不安で緊張した様子が互いに見られました。
今回のトピックは、改めて自己紹介のうえ、趣味・家族・学校・教育・ルール・住んでいる町・ホームタウン(方言)・学校・大学生活に関すること、塾、アルバイト、サークル/部活など、身近な事について話を進め、日本語10分/英語15分のサイクルを2回行いました。
Knox生が「私は北海道出身です。雪が凄くて…」と伝えながら豪雪の写真を見せ「北海道の人は小学生・中学生の体育の授業でスキーをします。」と伝えると、Brown生は「え!本当ですか!?それは凄いですね!!」と驚いた様子で話に耳を傾けていました。
「日本語をなぜ学んでみたいと思ったのですか?」というKnox生からの質問には、「今後、日本へ留学をしてみたいです!そのために日本語能力検定の試験に向けて勉強を頑張っています。」とBrown生から答えが返って来て、Knox生が嬉しそうだったのが印象的でした。
他にもBrown生から「日本の漫画やアニメが大好きです!英語ではなく、日本語で楽しんでみたいから日本語の勉強を頑張っています。」という答えもあり、人それぞれ日本語を学んでいる理由は異なりますが、日本語で相手に一生懸命に伝えようとしている姿は凄く印象的でした!
英語で話す時間になり、Brown生から「アメリカでは先日Thanksgivingという祝日がありました。日本では、お休みをどのように過ごしますか?」とKnox生へ質問が来ると、Knox生が「いつも通りに学校へ行って授業を受けていました。」と少し戸惑った様子で答えました。
Brown生が凄く驚いた様子で「日本でのセミスター(学期)は、いつ始まって、いつ終わりますか?!」と質問をしたため、Knox生が日本の大学での春休み(約2ヶ月)・夏休み(約2ヶ月)・冬休み(約2週間)について説明をすると、Brown生が「Very Shocked!! それは凄く大変そう…」と、アメリカと日本での学校生活の違いを肌で感じる事ができました!
Knox生が「私は沖縄出身です。アメリカで言うとハワイみたいな所です。アメリカへ行った際にはバージニア州にてインターンシップを行いました!」と元気よく伝えると、Brown生が「良いですね!私はエクアドルに家族が居ます。」と紹介し合い、Knox生が「エクアドルはスペイン語を話しますよね?バージニア州にてインターンシップを行った際にエクアドルの方達と友達になりスペイン語を話していました!」と伝えると「そうです!アメリカではスペイン語を話す人もたくさん居るので役に立ちますね!」と思わぬ共通点が見つかり、すっかり意気投合して凄く楽しい雰囲気に変わりました!
交流後にKnox生に感想を聞いてみると・・・
「お互い話しやすい身近なテーマだったので、質問をし合いながら楽しく話すことができました。最後にはお互いに学習言語を褒めあって終始良い雰囲気で楽しかったです!」
「交流前は英語の質問にしっかり答えられるかなど不安なこともあった。でも実際に交流してみてそういう不安な気持ちは消えて、とても楽しむことができた!」
「一緒に交流した人に英語で話すの難しいから自信がないって言うと、すごく上手だから自信を持ってと言われて嬉しかった。」
「私が日本語を伝える時のように、私が英語がわからずに困っていると、違う文に言い換えてくれて、なんとか伝えようとしてくれたことが嬉しく、異なる母語話者同士でのコミュニケーションの魅力を感じられた。」
「日本に興味を持ってたくさん話を聞いてくれたのが嬉しかったです!」
交流前は自分の英語力に自信が無く不安から緊張していたものの、交流後は学習言語を間違える事は決して恥ずかしい事ではなく、相手とお互いに助け合いながらコミュニケーションを取っていけば良いんだ!と気づきが得られた良い機会となりました!
引き続き楽しく学びがある交流を楽しんで行きましょう!!!