プログラム状況 Now!

【Global Talk!2022-23】Session31 ODU-3 x Knox

秋に交流したODU生と引き続き春にも交流できることになり、先日同時交流を終えました!

 当日は、ペアを変えて以下の2ROUNDで交流をしました。

  • Round1 : 日本語のみx20min
  • Round2 : 英語・日本語(なるべく自分の学んでいる言語で)x20min

 日本語を学んで約半年のODU生とのSessionで、今回は「事前タスクなし」そして「フリートーク」の一度限りの同時交流です。

 全員で集まると早々にブレイクアウトルームに分かれて話をしてもらいました。まずは「日本語」の時間です。それぞれに自己紹介を終えると、ODU生が日本語の質問をKnox生に投げかけるところから始まったルームが多かったように思います。(ODU生がこの日のためにしっかりと日本語を練習してきてくれたのだなというのがKnox生も伝わったのではないでしょうか)

あるルームでは、Knox生の名前が聞き取れなかったようで、ODU生がとても丁寧に「すみません、おなまえ、もう一度いいですか?」と日本語で聞き返していたり、自己紹介を早々に終えて「好きなスポーツはなんですか?」や「旅行はどこに行きたいですか?」と習った日本語を一生懸命に質問するODU生の姿が見られました。

Knox生も相手の日本語のレベルに合わせて早口にならないように、そして難しい日本語は使わないように。通じなさそうであれば、言い換えをしながら会話をしていました。そのおかげもあり、大体5分もすると両学生から笑顔が見られ、リラックスしている様子!

あるルームで、「私は日本語を勉強していますが、全然得意じゃない!」と謙遜しているODU生もいましたが、参加したKnox生全員から「約半年でこんなに日本語が話せることに驚いた。」と感想を受けました。ぜひ自信を持って、もっともっと日本語を好きになってほしいなと願うばかりです!

Knox生においては、ODU生8人 x Knox生8人のペア交流ということもあり、いかに日本語を上手にリードをしながら会話を盛り上げられるか、そして日本語が通じなかった場合に英語でも説明ができるのか?個人の力が問われたと思います。

思い返すと、Global Talk!を始めた秋頃、「フリートークって何を話せば良いのだろう…」や「ペア交流だと時間がたっぷりあって、無言になってしまった..」と振り返りをもらったこともあったり、「気まずい空気になったらどうしよう…」と悩んだりしたこともあったと思います。

そんな学生たちがこの半年間でこんなにも各ブレイクアウトルームでペアでの交流を、さらにはフリートークを楽しそうに話をしている様子を見て、英語力はもちろんですが、なんだかひと回り、ふた回り人としても成長したなあ….と感慨深くなりました。

感想も秋の時の流と比べると自信がついて堂々と外国人の生徒さんたちと会話を楽しんでいる様子が伺えて、とても嬉しいです!

相手が大学生であるということが逆に安心感を生み、いつも以上にリラックスして会話できました。また日本語の時間が先にあり、そこでお互いのことを知り合った上で、英語で少し深い話が出来たので良かったです。日本語を6カ月しかまだ学んでいないのに、もうかなり話せるようになっていることに驚き、授業の質の良さや練習量の多さを感じました。語学が好きで、フランス語や中国語を勉強してるということを話したら、アメリカの学生もフランス語を勉強していたということがわかり、「名詞を覚えるのが大変だよねー!発音難しいね。」などと、かなり話が盛り上がりました。お互いの文化について話すのは学びが多いし楽しいけれど、敢えてどちらにとっても異文化であることについて話すことで、同じ感覚のもとで話が出来ることを発見しました。(どちらかの文化についてだと会話において軽い上下関係ができてしまい、話しづらく感じることもある。)特に英語のときにはノンストップでどんどん話すことを意識したので、1時間という長くはない時間でしたがすごく達成感を感じました。
とても楽しく交流することができました。日本語を使う時間はお互いに言い換えをしながら、相手に伝わるように工夫して話すことができました。その後の英語の時間でうまく伝わらなかった部分を確認して、納得することができました。相手の学生と共通の趣味を見つけることができて嬉しかったです。
フリートーク要素が強く,相手もとてもフレンドリーで穏やかだったのでとても話しやすかったです!!聞き取れなかったところはしっかりと聞き返してくれたので,こちらもしっかりと理解した上で話していこうという姿勢をもてました。ハロウィーンのこと,大学のこと,アニメやスポーツのことなど,たくさんお話しできました。夏に日本に来る人や交換留学で来る人も多いと聞きました!
とても楽しかったです!テーマが決まっていないと話したいことを話せるので、短い時間内で充実した交流をすることができました。

今回の交流もお疲れ様でした!

Global Talk 2022-23も終盤を迎えました。みなさん、悔いのないように最後まで一緒に走り切って楽しみましょう!

【Global Talk 2022-23】HBA生とのSpecial交流

 こんにちは!やわらかな春風に心華やぐ季節となってきたように思うこの頃、今年の日本では、桜の開花が全国的に平年より早いと予想されていて、東京では3月22日に東京で全国で最初の満開が観測されました。これは記録的な早さとなった2021年に並ぶ満開日で、平年より9日早い満開だそうです。(参考:https://n-kishou.com/corp/news-contents/sakura/) 

 そして、そんな季節に合わせて、ハワイ州にある私立高等学校 Hawaii Baptist Academy (以下HBA)の皆さんが日本に修学旅行で来てくれることとなり、そのタイミングに合わせてKnox生との直接交流が実現することとなりました!!(なので、本日はGlobal Talkの主となる、オンラインでの同時交流や非同時性交流ではなく、なんと直接会って交流することができたSpecial交流についてのお話です!)

【交流の1日の流れ】

  • 9:30- HBA生とKnox生集合
  • 9:40- 13グループ(HBA生2名 x Knox生1-2名)に分かれて、自己紹介
  • 10:00- Knox生が名所を案内!(通訳となって、グループメンバーに英語で各所を説明!)
  • 11:30- ゲーム
  • 12:30- 解散

 実はKnoxのスタッフもKnox生と直接会うのは初めて!直接会うとまた別の新鮮さがあり、すごく嬉しかったです!また、Knox生同士も初めて直接会えたので、集合場所では緊張気味のようでしたが、すぐに打ち解けてHBA生が来るのを待っている様子が見られました。

 Knox生は、Global TalkでいくつもSessionを参加してきた学生たちなので、いつしか外国人相手でなくとも「初対面」の人との対話スキルも知らず知らずに培っているのではないかなと思いました。それは、社会に出ても必要になるスキルなので、自信を持っていってほしいなと思います。 

 HBA生が到着するや否や全体での挨拶も早々に、すぐにグループに分かれて「自己紹介」タイムに入りました。正直、恥ずかしがってなかなか会話が弾まなかったり、ダンマリしてしまうグループもあるのではないかと不安はありましたが、HBA生みなさんがすごくフレンドリーで明るかったことと、Knox生も「おもてなし」の精神を発揮し、どこのグループも笑顔に溢れていました!(そして何よりも、今回の交流に有志でサポートに入ってくれた大学生3人の力も大いにあると思います!)

 

 自己紹介後は、アイスブレイクとしてHBAの先生がおすすめしてくれた日本人としては馴染みのあるゲーム、「あっち向いてホイ」をしているグループもたくさんあり、こんなにも盛り上がるのだなと見ていて笑みがこぼれました!

 

さらに、HBA生からはたくさんのお土産をこの時間にいただきました!手作りのレイやHBAのマスコットシールやお菓子などなど、思わぬ贈り物に緊張もよりほぐれ、Knox生も心から喜んでいました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 どのグループも緊張がほぐれたところで、Knox生は今回のメインイベントでもある、ツアーガイド(通訳)をするために移動を開始しました。事前準備として各所の説明を英訳をしたり、練習をしてきてくれたKnox生。それぞれにiPadやスマホ、紙に訳したものを手元に用意して一生懸命に英語を読みながら、手振り身振りでHBA生に説明をして行きました。HBA生も日本の歴史に触れることも出来たようで熱心に話を聞いてくれる姿勢がKnox生には何よりも嬉しかったことと思います。

 事前に練習してきたとはいえ、「完璧な通訳ができた!」というKnox生は少なかったかもしれません。時間制限のある中で通訳をするため、少し時間が足りなくて途中で歩き出さなければならず、歩きながら説明していたグループや、英語が少し難しくて発音が不確かなところをHBA生に確認してみて、意味を聞いてみたりするグループもありました。でもそういった時に「ダメだった」「できないかも..」と落ち込まずに、最後まで諦めずに楽しめた自分を褒めてあげてほしいです!

 また、途中途中で事前の英訳にはないところを訳す場面もありました。フォローに入ろうかな?と思っていましたが、どのグループもKnox生は躊躇なく自分の持っている単語力で訳している様子を見て、素直に頼もしいなあと思いました。

 HBA生もKnox生の一生懸命さをすごく感じ取ってくれて、都度鼓舞してくれたり、「一人でこんなにたくさん通訳してくれて、疲れちゃうよね!ありがとう!」と気を遣う言葉を投げてくれたり、とても良い雰囲気でアテンドをさせてもらうことができたのではないかなと思います。

 長時間歩きながら通訳を終えた後は、一息つくために室内に入り、交流をしました。室内での交流で英語への通訳が必要な場面は通訳を、遠藤梢子さん、角本花菜さん、石母田鈴さん、の三名が担当してくれました。しっかりと準備をして臨んでくれたので、難しい専門用語も含めた説明でしたがしっかりと通訳をしてくれました。

 ゲームはKnox生からと、HBA生からの二種行いました。まずは体操ゲーム!ルールは簡単です。

  1. 見本の体操をKnox生のみが見る。(HBA生は目を閉じる)
  2. HBA生にその体操の動きを「英語のみ」で説明する。
  3. 正しい動き(体操)になったかを確認!
  4. またその逆にHBA生がKnox生に「日本語のみ」で実施。

ジェスチャーを使用せずに英語のみで説明するため、苦戦している様子も見られました。”Swing..! umm.. yes! circle… turn your head ! 8times!” と言ってみると、8回首を回してくれたHBA生に対し、 “No, ummmm 8 counts だ!”と訂正しながら、8カウントで1回首を回す体操の説明をしてみたり。ジェスチャーなしだと微妙な英語のニュアンスの違いや単語の違いを確認できたのではと思います。

また、次のラウンドではHBA生のみに体操を見てもらい、Knox生に「日本語のみ」で説明をしてもらいました。背中をそった体勢になる体操でした。「Back ..せなか…. うーんと… まげる」と説明するとKnox生が前方に倒れたので「No! This way! はんたい!」というとKnox生が「そる、ね! 背中をそる!」と教えてあげていました。

体操ゲームでは、ついジェスチャーが出てしまうチームもありましたが、とにかく楽しんでいたことが何よりでした。正解が発表されると「おおお!」と拍手して盛り上がっていた姿が印象的でした。

 その後はHBA生からはハワイの歴史ゲーム。

ハワイと日本はつながりが深く、その歴史を知るきっかけになるクイズで、両学生にとって興味深い内容だったと思います!中でも面白かったのが、「ハワイで日本にルーツを持つ日系アメリカ人の名字の中で一番多い苗字は何か?」です。正解は….”Nakamura”さんとのこと!初めて知りました。
また、勝ったグループにはハワイのおやつがもらえるということもあり、各グループ白熱していました。

 ゲームやクイズを堪能後、いよいよお別れの時間が近づいてきました。なんだかあっという間の時間だったのではないかなと思います。 

 約3年前にコロナが猛威をふるい、HBA生の日本への修学旅行も中止となっていたとのことですが、少し緩和されてきたこともあり実現できた今回の交流です。Global Talkを通じて常々感じることではあるのですが、やはり同年代同士で言語の交流をすることは、その言語を取得する上でとても楽しい経験となり、そのモチベーション向上に直結すると確信しています。

 そして、その笑顔の瞬間に携われているときが本当に心躍るときでもあります。

 

HBA生のなかには今年の夏に日本の大学に入学することが決まっている子もいると伺いました。それぞれに個別の連絡先を交換していたので、この交流を大切に今後の未来を思いっきり楽しんでいってほしいなと思います。

 

 参加してくれたKnox生のコメントも載せます。みなさん、お疲れ様でした!

今までどの交流もオンラインだったけれど、初めて対面して直接現地の子と話せたことが嬉しかったです。最初は楽しんでくれてるかとかちゃんと自分の英語が伝わるか不安だったけれど話していくうちに慣れてきたり、同じグループのHBA生が自分や日本についてたくさん質問してくれたので私も相手も楽しい時間になったと思います。相手の子の話を聞いているうちにハワイに行きたくなってしまいました。また、日本の政治や天皇など社会的な分野での英語が慣れていなくてすごく難しくて直ぐに答えられない質問が多かったので、もっと頑張ろうと思いました。
初めての対面交流で、Knox生含め画面越しでしか会ったことのない方々に会えて嬉しかったです。用意してきた説明を全部読み終える前に、次の場所への移動が始まってしまったのが悔しかったですが、要点をまとめて伝えるための良い機会になったと思います。このプログラムに参加していなかったら経験できなかったであろう素敵な経験でした。ありがとうございます!
沢山の刺激があり本当に良い思い出になり、さらに国際交流の経験をしたいと強く思いました。国際交流は特に、一期一会の側面が強くあり、出会った友達と一生または当分会えなくなることが多いので、別れの際は悲しかったです。 貴重な交流に参加をさせていただきありがとうございました。

 

【Global Talk 2022-23】Session25 Yale x Knox-3

第三回のYale x Knoxの同時交流が終わりました!

(第一回目、第二回の交流の様子は【Global Talk!2022-23】Session25 Yale x Knox-1  と【Global Talk!2022-23】Session25 Yale x Knox-2 を是非読んでください!) 

今回の議題は「AI・テクノロジーの発展」についてです。

Yale/Knox生混合の「賛成」「反対」派のチームに分かれ、ディベート形式で議題について日本語と英語で対話をしながら意見交換をしていくという交流でした。

今回の事前タスクは、

・AIと戦争の恐怖
・初音ミクと結婚した男性
・2045年問題 AIが人類を超える
・デジタルクローン時代
・イーロンマスクの警告

の5本の動画を観て、デジタルクローンやAIにおいての理解を深めること。そして、

(1)デジタルクローンの世界に対して。
(2)AIは更に発展した方がいい。

の二つの議題において、賛成・反対どちらの意見も用意しておくこと でした。

Yale生もKnox生もお互いの学習言語でディベートに必要な日本語、英語を調べて当日挑みました!

当日の流れとしては、以下の時間配分を2ラウンド行いました。

・賛成・反対派に分かれてBreakout room で戦略を話し合いディベートを進める(10min)

・討論を開始(15min)

・話し合い(10min)

最初の議題は(1)デジタルクローンの世界に対して。Yale生もKnox生も「日本語のみ」で割り振られたチームで意見交換の開始です。

ほとんどのチームが、Breakout Roomに入るや否や、お互いの意見を速やかに出し合い、それに対して、反対の意見のチームが何と言ってきそうか?を想像しながら、対策を練っていました。

また、「討論は15分だから、たくさんの意見を言うよりも二つくらいに絞って、それを軸に意見を固めよう!」と時間配分も気にしながら戦略を立てているチームもいて驚きました!

デジタルクローンのテーマにおいては反対派が「最愛の人が亡くなった場合に、デジタルクローンである程度一定期間悲しみは乗り越えられるかもしれないが、「死」を乗り越えることができなくなって「依存」をしてしまった場合、将来的には少子化につながる危険性もあるんではないか?」と意見をぶつけると、賛成派のチームは、「最愛の人が亡くなってしまった場合、ある程度の「嘆き(greiving)」を抑えることができるのは、良いことではないか。人間の私たちがデジタルクローンをうまく活用することや選択できることは悪いことではない。」と懸命に主張を曲げずに論じていました。

討論の内容はもちろん大事ですが、作戦を練っている中でYale生が「greivingってなんて言うのかな..」と悩んでいると、Knox生も初めて聞いた言葉だったようで、すぐにチーム内で電子辞書やスマホで調べ「嘆き・深く悲しむ・悼む」と出て、お互いが「へええ!」となっている様子もGlobal Talkの醍醐味だなと思いました。

他のRoomでもお互いがわからない単語やすぐに聞き取れない言葉はZoomのチャット機能を用いながら教え合うのもスムーズにできるようになり、板についてきたように思いました。両学生、きっとここで知った単語は忘れないのではないかなと思います!

続いての議題である(2)AIは更に発展した方がいい は、「英語のみ」で討論を行いました。

Knox生は事前に調べてきた英単語を使用しながら主張を述べていました。

また多くの反対派のチームは「AIが発展しすぎることによって、様々な仕事や雇用に変化が起きて、より格差社会が生まれてしまう。」とAIに仕事を奪われてしまう危険性を論じていました。

賛成派の意見で印象的だったのは「たとえば、教育格差からの視点で見た場合、先生の知識などをAIにインプットさせて、どこでも一定の教育を受けさせることができるようになるのではないか。」ということ。

必ずしも自分の意見と合ったチームに入れなかったと思いますが、多角的な視点で物事を考えざるを得ない状態になることで、こういった意見が出てくるのはやはりディベートならではなのかなと感じました。

しかし、各議論の後には、「本当は自分の意見としてはどう思うか?」の話し合いの時間も設けられていたので、気持ち的にも消化不良にならずに交流は終えられていたのではないかなと思います!(この時間はどちらの言語でも良いとなっていたので、それぞれのRoomで違いがありました!日本語のみのRoom、英語飲みのRoom、英語と日本語ミックスのRoom色々で興味深かったです。)

とにかく、両学生の笑顔と会話量が、回を重ねるたびに増えているのも嬉しいことです!

これからYale x Knoxの交流は、Final Projectに向けての準備に入ります!内容も含めて、お楽しみに!

それでは、今回参加したKnox生から届いた感想です。お疲れ様でした!

話のテーマが専門的で、議論をするのが難しかったですが、賛成派主張→反対派主張→互いへの質問&反論といったように比較的うまく議論が回せた気がします。また、Yale生の「自らの主張の基礎を述べてから肉付けしていく」という論理展開が頭に入りやすかったので、今後の参考にしたいと思いました!次に備えて、接続詞(According to~)などの論理語の英語を今一度固めておきたいと感じ、また一つ楽しみが増しました!
AIとテクノロジーという日頃深く考えた事のないトピックだったため難しいと感じる部分もありましたが、お互いの意見や発展することによる利点、難点など「確かに!」という気づきも沢山あったので、参加できてとても良かったなと感じました!また日常会話ではなく、テクノロジーなどに関する英単語など事前に調べたりして、新しいボキャブラリーを増やすこともでき、ペアの方の話の理解度が高まったので、今後は日頃馴染みのないトピックなどに関する英単語も調べてみようと思いました!
自分の本心と逆の立場で意見を出して英語でディベートをするのは難しかったですが、AIとテクノロジーについて多角的に見ることができました。英語の時間と日本語の時間が分かれていたのはわかりやすかったです。

【Global Talk 2022-23】第7回インターカレッジ日本語テーブル

アメリカと日本の学生が日本語で交流する《インターカレッジ日本語テーブル》第7回目が開催されました。


これはアメリカからは計6校【ハーバード大学、コロンビア大学、イェール大学、ブラウン大学、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校、ペンシルベニア大学】の日本語学習者のみなさんが、

日本からの【慶応大学、Knox English Network(Global Talkプログラム】の学生と、日本語にチャレンジし、会話を楽しむオンラインによる交流プログラムです。

2023年2月4日は、Knoxがホスト校を担当となりました。
トピックは《日本・アメリカおもしろクイズ》。

折角なら、とKnox生から
Knox生に質問を考えてもらい、「日本のコレ知っていますか?」「アメリカに対するこの知識あっていますか?」というテーマで色々クイズを作りました。

トピックは《日本・アメリカおもしろクイズ》。
Knox生に質問を考えてもらい、「日本のコレ知っていますか?」「アメリカに対するこの知識あっていますか?」というテーマで、色々クイズを作りました。

そして今回は、MCもモデレーターもKnox生が担当しました!MC、モデレーターに手を挙げてくれたみなさん、ありがとうございました!学生のみなさんには普段あまりない貴重な経験ができたのではと思います。

交流では、アメリカと日本の学生が混ざった各グループに分かれ、ルームごとにクイズに挑戦していきます。クイズをアメリカの学生にもわかるように言葉を選びつつ、クイズの答えも考え、さらに話題を広げて会話を増やし、盛り上げていく、というのが難しいポイントでしたが、クイズも同年代ならではの視点も多く、楽しそうに話が弾んでいました。

特に日本語ネイティブのKnox生は、自分が話す日本語を、相手の日本語のレベルに応じて分かりやすく言い換えることが必要だったり、普段あまり使わない表現を探したり、難しことも多かったかと思いますが、とても一生懸命にアメリカの学生達に理解してもらえるよう頑張っていました!

★参加した感想をいくつか紹介します★

「今回初めてモデレーターを担当しましたが、うまく質問できるか、分かりやすい日本語に臨機応変に切り替えて説明できるか緊張しました。でも他のメンバーが助けてくれて、英語で説明してくれたり、相手からも質問をしてくれたりと、想像より楽しくディスカッション出来たのでとても嬉しかったです。」

「アメリカの学生3人と日本人3人で行いました。アメリカの学生の日本語力は皆同じくらいで、日本人はアメリカに対してこんなこと思っているの??と盛り上がりました。」

「アメリカの学生たちが、自分の日本語が通じたと分かった時に嬉しそうな顔をしてくれたので、やりがいがとてもありました。少し難しい日本語でも簡単な言葉を使って説明すると、理解できたと頷いてくれたのは印象的で、嬉しかったです。短い時間の中で、互いの言語の壁を乗り越えられたような気がして、楽しかったです!」

みんなが楽しい時間を過ごしてもらえて良かったです。
今回の経験が参加してくれた皆さんの今後の役に立てたなら嬉しく思います。

【Global Talk 2022-23】Session25 Yale x Knox-2

イエール大学との第一回目の交流から3週間後、第二回目の交流の日がやってまいりました!(第一回目の交流の様子は【Global Talk!2022-23】Session25 Yale x Knox-1を読んでください!)

今回の議題は「日米の教育制度」についてです。

第一回目同様グループディスカッションで、議題について日本語、英語で対話をしながら掘り下げていくという交流です。

事前タスクとしてKnox生には

  • アメリカの教育制度に対する疑問点(英語)
  • 日本の教育制度の問題点(英語)
  • 問題点を改善するための方法-自分が親、教育委員会、文科大臣、総理大臣だったら?

の考えを提出してもらい、交流時に話す考えをあらかじめまとめておいてもらいました。

また、第一回目の交流時に「わからない単語があったがその時に聞けずに終わってしまった..」という反省点を挙げてくれたKnox生もいたので、トピックの内容とは別に「自分がわからないことは他の人もわからないだろう」という気持ちや聞く勇気を忘れずに、その場でわからない単語や表現をチャットなどで書き留めて最後にShareをすることも重視しました。

Break Out Roomでの様子はというと、

第二回目ということもあり、リラックスした様子でトピックの話題を話す両学生たち。

Yale生より「日本は、「学歴社会」ということばがあると聞きました。」と話題を振られるとKnox生も「ちなみに、「学歴社会」って英語でなんというのですか?」という質問へ。「一言で表すのは難しいけど、調べると”Meritocracy”ですね、でもどちらかというとポジティブな意味合いで使用することが多いのですが、日本での「学歴社会」はネガティブな意味あるんですよね?」と素朴な疑問点なども含めながら、深い話ができていたように思います。

そのほかのRoomでも「日本の大学では「フル単」ということばがあってね。」や「そういえば、「詰んだ」って英語で何ていうのですか?」など議題のテーマに添いながら、実際の大学生が使用する英語や日本語を交換している様子も垣間見まれました。

参加してくれたKnox生の感想も紹介します。

今回のセッションでは、偏差値という自分自身もあまり知識がないことを英語で話すことになり、自分自身の持つ興味関心のアンテナを広げるだけでなく、何となく知っていることをしっかりと母語で理解する重要性を認識することができました。 また、「教員の質の格差」という日本もアメリカ共通の問題について話す中で、同様のテーマでも結果が出てくるまでの流れや結果が出てからの人々の動きの違いに気づくこともできました。英語でしゃべるのは大変でしたが、楽しく過ごせました!ありがとうございました。
大学院進学について話しました。日本とアメリカは傾向が正反対でとても興味深かったです。日本では大学院に行っても修士号までしか取らない人が多いですが、アメリカでは修士はあまり価値がなく院に行くなら博士号まで取るという人が多いそうです。お互い共通点もありましたが、驚きもたくさんあり、とても勉強になりました。
チャットに新しく知った単語を残すことで、新たな英単語を学ぶ量がいつもよりも増えた点がよかったです。Global Talk!はいつも英語学習のモチベーションになっています!
日本とアメリカの違いだけでなく、東京と沖縄での違いも発見する事が出来たりして、多くの発見がありました。具体的な案をまとめる事は出来ませんでしたが、お互いの国の課題点と「こうした方が良いのでは?」と言うアイデアがそれぞれで交換する事が出来たので、とても良かったです。

皆さん、お疲れ様でした!

また第三回目の交流でお会いしましょう!

【Global Talk 2022-23】Session22 UNIS x Knox

Session22は、UNISの9年生13名とKnoxの中・高校生メンバー12名で、UNIS生が日本語のクラスで学習している日本食について交流をしました!今回はなんとUNISの実際の授業にKnox生もオンラインで参加をさせていただけるという貴重な体験をさせていただきました。

交流前、まずはFlip, Padlet, Jamboardと3つのアプリを使用して以下のタスクを進めていきました。

  • Flip:自己紹介を投稿!
  • Padlet:UNIS生からの「日本の食生活について」の質問の動画投稿にKnox生がテキストで返答。
  • Jamboard:Knox生は「普段食べている和食」を。UNIS生は日本語のクラスで勉強をした「和食」の写真やイメージ画像を貼付。

FlipとPadletでは、UNIS生もKnox生も「英語」と「日本語」の両言語でアウトプットに挑戦しました。

自己紹介の中で、UNIS生が好きな食べ物として「稲荷寿司」や「しゃぶしゃぶ」を挙げてくれていて、日本食を気に入ってくれていることが嬉しく思いました。

また、Padletでの質問動画の中には、「本当に日本人は一汁三菜ですか?」や日本の主菜は何が人気ですか?」、「最近の和食に変化はありますか?」という日本人としてしっかりと答えられるようにしておきたい質問ばかりで、Knox生も同年代の外国人からの日本食に対しての質問はすごく勉強になったのではないかなと思います。

そして、Jamboardに両学生があげた「和食」の写真をメインに使いながら、同時性交流の日がやってきました。

 

■Knox生が載せた「和食」のイメージ写真

 

 

 

 

■UNIS生が載せた「和食」のイメージ写真

 

 

 

 

Knox生にはそれぞれで普段食べている「和食」の写真やイメージをUNIS生へ見せられるように準備をしてもらい、

① ペアになって自分の食生活について話す(日本語中心)(7分x3回) 
②和食・食生活について全員で話し合い (英語中心) :20分

の流れで交流スタートです!

UNIS生にとっては日本人ネイティブとオンラインで交流するのは初めて!とのことでしたが、ペア交流の回数を重ねていくと、恥ずかしがっていた学生もすごく笑顔が溢れ、たくさんの日本語を発してくれていました。

Knox生も食生活において「栄養は自分ではあまり気にしていません。」と話した際に「えいよう?」と聞き返されたので、「えっと、英語で栄養ってなんていうのかな.. Healthy うーん。」と悩んでいると、すかさずUNIS生が “Oh! Nutrition?” 「え?もう一度いいですか?」”Nu-tri-tion!” 「あーー!!」と意思疎通をしている光景を目の当たりにし、きっとこういう会話をした両学生はこの単語は記憶に残って忘れないだろうなと思いました。

Knox生は、授業(交流)の最後に質問をする時間も設けていただきました。誰も手を挙げないかな?と一瞬頭をよぎりましたが、そんな不安をよそに、積極的に挙手をする姿を見て、Global Talk!をはじめた最初の頃と比べるとすごく成長したな、頼もしくなったなととっても感慨深かったです!

「日本には家庭科という授業があって栄養について学ぶ機会はあるのですが、アメリカにはそういった授業はあるのですか?」や「お正月のときは、アメリカでは何を食べるのですか?」と英語で質問をさせていただけたり。実はアメリカでは家庭科の授業はあるが、学年ごとに学ぶ内容が変わっていて、9年生の今は世界の栄養や医療保健について学んでいると知りました。また、お正月は特に食べ物に関しては普段と特に変わらない家庭もあれば、自身の国籍のルーツの食事をとる家庭もあるとそれぞれ個々の楽しみ方があるようでした!

私自身も改めて日本食、和食の素晴らしさに触れることができました。

そして、外国の学生さんの思う「和食」としての「寿司」「たこ焼き」「お好み焼き」「カレー」「天丼」「刺身丼」「焼きそば」(「カニカマのサラダ!」を出してくれたUNIS生もいました♪)と日本人の想像する「和食」の違いも写真で可視化することで、相違点や類似点について掘り下げて話をすることができました。

このSessionに参加したUNIS生からの感想で印象的だったのは、「多くのKnox生は、「一汁三菜」は意識していないと言っていたがほとんどの人が「一汁三菜」のご飯を食べているところが興味深かった。」と書かれていたことです。

「一汁三菜」が意識せずとも食卓に並ぶのは日本人としても大切にしていきたいところですね!

最後に参加してくれたメンバーの感想を一部紹介します。

刺身丼が好きだそうで、その愛を語ってくれる人がいました!また、こちらが卵焼きを紹介すると食べたことのある人がいました。詳しく聞いてみると、お母さんが日本に留学した経験があり、卵焼きを作ってくれたことがあるそうです。なんというか、世代を超えて繋がっていくと良いなと思いました!しかし、ふりかけの説明に苦戦し、準備不足を反省しました。 何か単品の、特定のものが和食というより、多種多様な食材で作られたバランスの良いものが「和食」であるように思いました。改めて、日本食は彩が良いなと。 また,UNISの授業の雰囲気を知ることができたのもとっても刺激になりました。私自身教育に強い関心があるので、今後の自分のキャリアにとっても貴重な経験だったと思います。本当に楽しかったです!
1対1のルームでは、沈黙をつくらず沢山話したり質問しあったりできて楽しかったです!
事前に準備しておいたお陰で、例えば納豆を紹介する際に、Nattoと聞いてピントきてなさそうだったら、どういうものか説明を加えるなどの工夫ができたので良かったです。
アメリカの食事についてハンバーガーとフライドポテト、といったイメージがあるが実際はどうなのだろうと聞くと、1週間に1度ほどしか食べないと言っていたのが1番驚きでした。学校で習うような英語表現だけではなく、実際にネイティブが使うような表現で豊かに話せるようになりたいので、そういった表現のインプットを日々頑張り、アウトプットできるチャンスをもっと有効に活用したいと思います。
事前タスクのFlipやPadletで交流していた人と話せてよかったです! 初対面だけど初対面でない気がしました。普段の食事の説明や、節分について話したり、お互い質問をしました。 日本語がとてもよくわかるので驚きました。 アメリカの高校生が日本語と日本文化を学んでいることが嬉しいです。 またアメリカの高校の授業に同時参加できて本当に良かったです。UNISの生徒さんは日本食について事前にビデオをみたりこの後自分でお弁当を作るといった実践的な学びをしていることもうらやましいなとも思いました。日本でもそのような授業ができるといいなと思いました。今後も交流を続けていきたいです。ありがとうございました。

【Global Talk 2022-23】Session25 Yale x Knox-1

今年の最初の交流、Yale UniversityのAdvanced Japanese IIを受講している大学3年生の学生さんたちとの交流がスタートしました!
約3ヶ月にわたりYale大学の日本語授業の一環に参加できるとても貴重な交流となります。

交流期間は1月末〜5月上旬とし、Yale生が受けている授業のトピックに合わせて、リサーチ等も行いつつ合計5回のグループディスカッション行います。

グループディスカッションでは、議題について日本語、英語で対話をしながら掘り下げていくという交流です。

第一回目の交流は、25min x 2回メンバーをシャッフルして自己紹介とともに、以下のトピックについて話し合いました。使用言語は今回(1)-(3)は日本語のみ、(4)は英語のみです。

議題「友達とは?」
(1)友達の定義:友達の定義、異性の友達、友達になるきっかけ 
(2)一人でいることに対し周囲の目を気にするか。人といる方がいいのか。
(3)理想の友達(肯定してくれる人・否定)パートナー
(4)どこまでしてあげるのが友達か-英語のみ

Break Out Roomでの様子はというと、前半の25minはグループリーダーを任命されたYale生が時間配分も調整しながら進行役を担い、自己紹介からトピックの内容にスムーズに話し始めているグループばかり。

まず、(1)「友達の定義」の中で印象的だったのは、SNSの使い方。主に使用しているSNSアプリの違いも情報交換した後、「日本だとLINEの交換はどんなタイミング?」といった素朴な疑問まで飛び、「Instagramの交換は割と気軽に行えるけど、LINEの交換はこれからも一緒にご飯に行きたい、話をしたいなど関係を長く続けたいと思う人と交換することが多いかな。個人差もあるかもしれないけど。」とKnox生もYale生の疑問に真剣に考えて答えていました。

そのほかのグループでも「高校生の時と大学の時の友達の関係の違い」や「異性の友達は成立するのか?」と会話を膨らませていました。

また、(2)「一人でいることに対して周囲の目を気にするのか・人といる方がいいのか。」については、各Roomそれぞれ「文化の違い」というより、個人個人で感じることが違うという意見が多く、「日本人は集団主義の意識が強い」という事を話し合ったところもあれば、Yale生が「アメリカでは1人で行動することはあまりなく、一緒に食事する相手がいなければ、友達に電話しながら食べる位気にする。しかし、日本はラーメン屋が1人ずつに仕切られていたり、1人様の席があったりなど、1人で行動しやすいような環境になっているのが良い。」と環境や仕組みによって変わることもあることも掘り下げられていて驚きました。どの意見も間違いはなく、色々な視点から自分達が日々感じていることや思っていることを率直に発言できているなと思いました。

後半25minでは、(3)理想の友達(肯定してくれる人・否定)パートナー(4)どこまでしてあげるのが友達かについて

(3)においては、Yale生Knox生ともに「助言してくれたり、ダメなことはダメだといってほしい。」という意見が大多数だったように感じました。また、「肯定」の意味について「ありのままを受け入れてくれること」を意味するのであれば、それは理想の友達と言えるのではないか?と議論を繰り広げているグループもありました。

(4)ではKnox生がグループリーダーを任命され積極的にリードをする番に。Yale生も含めてAll English。また「どこまでしてあげるのが友達か?」という深いテーマ。究極の選択を迫られたときのいくつか事例を挙げ、それぞれの価値観の中で話し合いをしていました。

どの程度の犯罪になったら許せなくなる(止めなければならない)と感じるのか。また、これが恋人であった場合はどう感じるのか?など。

私自身も各グループの学生さんたちの意見を聞き、新しい視点を持つことができました。

Main Roomで各グループリーダーがグループの意見をまとめる時間もありました。当てられたKnox生、とても緊張をしてしまったと思いますが、次回への課題も見えてきたと思うので、また当てられた時はこうしよう!という意識ちながら次回の交流も楽しんでください!

また、ほとんどのKnox生が感想に書かれていたのが、「Yale大学の学生さん達の日本語力の高さ!」でした。とても良い刺激になったのではないかと思います!

それでは、参加してくれたKnox生の感想をお届けします。
皆さん、お疲れ様でした!
今年も、Global Talkを通じてたくさんの学生同士の日本語と英語の交流の場が、ますます広がることを祈っています。

 

楽しく話せました。特に最後の、友だちと好きな人が被ったらどうするかについての意見が人それぞれで、盛り上がりました。お互い個人的な意見がメインで私たちとアメリカの学生さんの意見が合致したものが多かったのはそれはそれでよかったのてすが、次は一般的な意見(日本人はグループ行動を好む人が多いなど)も共有しようと思いました。
交流を楽しむことができました。全員が自分の意見を積極的に出し合い、活発なディスカッションができて良かったです。またトピックから派生して話すことで、アメリカと日本の違い、同じ日本でも大学での違いについて知ることができて良い機会となりました。アメリカの学生の日本語のレベルが高く、自身も伝わりやすい日本語をスムーズに話すことができたため、ディスカッションがしやすかったと感じました。次回も続けていきたいです。
国や言語が違っても考え方が同じだったり、それぞれの国特有の体験談を聞けたりしてとても面白かったです!ただ「もっと英語力があったらより深いディスカッションが出来たかも」と思ったので、次回に向けてより英語力の向上に努めたいです。

Vol.6 開催告知 The Problem of Food Waste

2023.1.21(土)  19:00-20:30 開催
Global Talk Forum Vol.6
The Problem of Food Waste 食品ロス・日本とアメリカどう違う?》

食品廃棄問題は日本もアメリカも抱える共通の問題。
その問題を深く掘り下げ、考えていきます。解決のために私達ができることはなんだろう?

聞くだけでなく、メンバー同士が協働で取り組んでいくフォーラムです。持続可能な社会を実現するために、一緒に考えてみませんか?

英語で行う参加型ワークショップ。でも流暢に話す必要はありません。出来る部分は英語を使い、お互いにヘルプし合うことを目指していきます。
よって英語に自信が無い人も楽しめる内容です。英語でのレクチャーを経験し、自分の英語に一歩チャレンジするフォーラムにぜひ参加してみてください。

参加できる人数には限りがありますので、申し込みはお早めに!

参加登録フォームはこちら

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◆スピーカー情報
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Claire Lee
Claire Lee is a professionally-licensed English teacher in the United States. She has over 10 years of teaching, curriculum development, and teacher training experience. Claire earned her Master of Education from Harvard University and her Bachelor of Arts in Psychology and Secondary Education from Wellesley College.  She has taught in the United States, South Africa, Vietnam, and the Philippines. She was a Fulbright English Teacher Assistant scholarship recipient and a Virtual English Language Fellow through the US State Department. She is currently an English Language Fellow at the US Embassy in Tokyo.

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 ◆基本情報
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開催日 2023年1月21日(土)
時間 19:00~20:30
会場 オンラインにて開催 –  詳細は参加者確定後にメールにて送付
定員 先着登録30名 参加費無料 参加登録はこちら
対象 中学生・高校生
言語 英語

問い合わせ先:
email:  event@knoxenglish.com
HP: Global Talk Forum

主催: NPO法人 Knox English Network
共催 :在日アメリカ大使館

【Global Talk 2022-23】 Session18 UMass / Knox

 

今回はマサチューセッツ州立大学ー日本語学習4年目の学生と1ヶ月に渡り、非同時&同時交流を行いました。
「アメリカと日本のジェンダーバイアスについて考える」をトピックに学生同士で交流を積み重ねながら発表本番に備え考えを深めてもらいました。

同時交流は2回行いました。
まず1回目の交流前にPedletで日常で感じた男らしさ、女らしさを求められた体験談を紹介してくれました。
第1回同時交流では5つのグループに分かれてそれぞれジェンダーバイアスに関して話し合った上で5つのテーマの中から取り組みたいテーマを決めました。

1.職業、2.専攻、3.趣向、4.趣味、5.外見

同時交流は時間が限られているため、お互いの連絡先を交換し第2回同時交流までに学生同士でコミュニケーションを取りながら発表内容をまとめてもらいました。

基本的には学生達にグループワークの進行を任せる形で取り組んでもらいましたが、今回は良い発表資料を作ることも大切ですが、せっかくの機会なので「交流」そのものを大切にするようリマインドしながら進めました。
例えば自分のパートでも作成する過程で、単にネットで情報を集めるのでなくアメリカの学生に積極的に質問をして色々教えてもらいながら取り組むよう心がけてもらいました。
情報を集めるだけならインターネットも普及していることもあり自己解決できることも多くありますが、一手間かけて他人の意見を直接引き出してみる過程を経験することが国際交流では大事だからです。


第2回同時交流では、事前にVoiceThreadに発表資料と発表内容を録画してもらい、同じグループメンバーの内容を確認した上で交流本番に挑んでもらいました。
約1時間という限られた交流時間でしたが2チームに分かれて発表ではなく、ディスカッションを中心にグループワークを進めました。皆、事前に自分の意見をまとめていたこともあり、質問されてもスムーズに答えることができていました。

ディスカッションのなかでKnox生からUMass生の資料に関して質問が飛ぶことが比較的少ない印象がありました。
海外では質問することは遠慮するような事ではなく、むしろ相手に関心を示していることを表せたり、コミュニケーションが行き交う良いきっかけになるので、今後交流の機会があれば自ら話題を投げかけてみる(質問して相手の意見を引き出してみる)ことにもぜひチャレンジしてみてください!!

最後に全員集合して全体ディスカッションをしたのですが、皆さん躊躇せず自分の意見を堂々と話す姿が素敵でした!
1回目、2回目の集合写真の皆さんの顔をみるとわずか1ヶ月あまりの交流期間でしたが随分とリラックスした印象があります。
この交流の経験が今後の皆さんの糧になれば嬉しいです。

———-学生から寄せられた感想を一部紹介します。———-
■日本とアメリカの外見におけるジェンダーバイアスについての相違点をお互いにシェアしあって、どちらの国にもジェンダーバイアスが少なからず存在するということがわかりました。また、セッションを重ねていくにつれて、英語を話すことに対して躊躇しないで話せるようになってきており、とても貴重な体験をさせていただいているなと感じます。
■自由度の高い非同時性交流を通してのグループ活動が多かったので、うまくできるか少し不安でしたが、とても内容の濃い楽しいグループワークができました。このメンバーでプレゼン制作ができてよかったです。
■交流を通して、日本におけるジェンダーノームについて相対的に見つめなおすことができたのは大きな学びでした。日米双方における男女格差とステレオタイプの在り方について意見を交換できたのも良かったです。最大の学びは、第二回交流で先生がおしゃっていた「日本では男性の女性化に対して、アメリカでは女性の男性化に対して社会はより寛容である」という指摘です。まさにその通りだと思いました。

【Global Talk 2022-23】 Session11 Hills Learning / Knox

12月初旬にHills LearningとKnox初の交流が行われました。
参加対象者は中学生〜成人までと幅広い年齢層の学生が集まったため普段とまた少し違った交流で双方楽しんでいました。

交流は基本ペア交流で1回メンバーチェンジし1名あたり2名の相手との交流をしました。
まず最初に自己紹介と一緒に「自分の好きなおやつ」を紹介し合いました。
聞いたことないおやつの名前もあれば、キットカットのように世界共通で人気のおやつも出てきて盛り上がってました。
次に「アメリカと日本のピザ」について紹介をしてもらいました。日本の学生はしらすのピザなど日本にしかないようなピザを紹介してました。アメリカの学生もアメリカでも地域で少し味が違うなどの情報を教えてくれていてお互いに新発見があり楽しく話していました。

初めての交流ということもあり最初は皆さん緊張気味でしたが
ペア交流ということもあり「おやつ、ピザ、音楽」など共通の話題で話すうちに自然と笑顔で交流できるようになってました。
会話の内容を正しく理解し学習言語で他者に説明するのはシンプルなようで難しいですが、全員で集まり話した内容を報告し合った際には皆ペア相手から教えてもらったことを自分の学習言語で説明してくれており、ちゃんと交流ができていたようです。
学習言語での会話で自然にスムーズに言葉を発するのは場数を踏むことも大切です。こういった機会がまたあれば積極的に参加していきましょう。これからも皆さんの活動を応援しております!

—参加した学生からの感想を一部紹介します。—
<Knox>
お寺が好きな子がいて、それについて英語で説明する機会もありました。うまく伝わっていたら良いです。私にとってすごくよい経験でしたし、もっと日本のことを知ろうと思いました!
私はぼんち揚げを紹介しました。難しかったけどわかってもらえたようでよかったです。日本語で話す体験をすこしでもお手伝いできてうれしかったです。二人とも私の日本語を一生懸命理解しようとしていて、わたしも英語をがんばるぞと改めてやる気がでました。
ピザについての話では、ニューヨークとカリフォルニアのピザの違いなど(カリフォルニアのピザはブロッコリーがのっていることが多いそうです)知らなかったことを教えてもらえた。これからもたくさんの人と交流できるように英語の勉強や日本についての知識をつけていきたい。
日本でピザが日常に浸透していない理由が値段や大きさの違いであったのがわかったのが、一番の発見であった。
昨日の交流は、事前にはっきりとテーマが知らされていたこともあり、普段よりも積極的に話せたように感じます。特に、今まで使ったことがなかった単語や表現を実践で使えたのはとても良い経験になりました。
アメリカのお菓子は全てがunhealthy なわけではなく、健康志向を反映させているものもあることを学んだ。ペアの人はインド系の方でインドの調理法やインドで有名なチーズや料理を反映させたピザがあると知った。やはりアメリカは多文化、多民族の国なので、ピザ1つとってもいろいろな側面があることが分かった。

<Hills Learning>
■My impression of the Global Talk was very positive. The people I was paired up with spoke English very fluently. They were like native speakers! They talked very naturally and it looked like they have been doing this for years. They both introduced me to different foods I have never seen before, such as Kinokono Yama, Takenoko No Sato, and white bait pizza.
I would be more than happy to do something like this again in the future!
■We had enough time to cover both topics and we even managed to discuss similarities and differences of food and restaurants in Japan and America. I was impressed with my Japanese partners’ advanced English vocabulary and grammar. It inspired me to continue studying Japanese. I look forward to future exchanges.
■The meeting was a great opportunity to practice my target language, while also learning from a native speaker how my speech and mannerisms came across.