プログラム状況 Now!

【Global Talk 2023-24】Session10 Brown Univ. x Knox

Session10ではBrown大学の学生たちと交流をしました。

このセッションのテーマは「協力してプロジェクトを完成させる」とでもいいましょうか。10人のBrown生が各々プロジェクトのテーマを決め、それについて10人のKnox生がペアを組んでサポートをするという形で交流が進んでいきます。

 

10月から12月の約2ヶ月にわたる長期の中で、それぞれのペアが連絡を取り合って1対1のミーティングを重ね、12月の最終発表に備えました。つまり、Knox生からしてみれば、相手校の学生を自分のペア以外知らない状態で最終発表の全員同時交流に至るわけです。(正確には、Knox生がスプレッドシートで進捗を共有していたので見当はついたのですが、得られる情報に限界があったので自分としては不安が強かったです。)

 

そんなわけで、他の人たちの様子がどうであったか分からないものですから、自分のペアについて少しお話をさせてください。

 

私達のテーマは「同じ言語、違う表現」というもので、日本の方言について調べ、まとめることになりました。幸いに、ペアの学生は勿論のこと、私自身も全く言語学に暗いということはなく、初回交流で現代の方言に着目するという方針が固まりました。ここで豆知識ですが、言語学的に日本の方言を分析するなら日琉祖語というものから変遷を辿るのも1つの主な手段だそうです。しかし、発表時間は僅か6分。いくらでも語れそうであっても時間内に収めなくてはなりません。

そこで、私達は、「言語学という要素は少し薄めて、実際の方言を文法的に分析すればいい具合ではないか?」と考え、前述したテーマに落ち着いたのです。そして、言語学的な細かいことはペアに教わりながら、私は資料の収集と称して友達に方言で喋ったものを録音して貰いました。

そうして集めたものを聞きながら二人で日本語の文法書を片手に分析したのですが、これが一番骨が折れました。というのも、大学受験生の頃に古典文法はみっちりやったものの、現代文法を習ったのは遥か昔のことです。

みなさんは動詞の五段活用や形容動詞のルールなどを覚えていますか?久々に日本語を復習していると、「なんて面倒で複雑な言語なんだ」と思わずにはいられませんでした。(ましてや、私はこれを英語で説明することが出来ず、ペアの日本語力の高さに本当に助けられました。)

 

こうして、悪戦苦闘しながらも満足の行くプレゼン資料が完成し、いざ最終発表日を迎えました。

蓋を開けてみれば、どのペアも驚くほどに完成度の高いプレゼンを用意していて、自分たちの発表が見劣りしないか冷や汗をかいたものです。その中で一番印象に残った発表では、自作のアニメーションが使用されていました。イメージとしては、動画投稿サイトにある海外の方が作成した教養アニメーションが近いでしょうか。他にも、各々のテーマに従いつつも、それぞれの独創性を活かした多様な発表が多く、90分を超える長い発表大会でも楽しく聴くことができました。

 

今回の交流は、あくまでもKnox生がBrown生のプロモーターとして動くことを目標としていました。しかし、どちらかがもう一方に頼り切りではこのように素晴らしい発表にはならなかったと思います。これは、各発表に附随したKnox生のコメントを聴いていて共通していたように感じました。もちろん、相手との信頼関係がすぐに築けたことも、これら発表の質を基礎づけているはずです。

相手との協働に必要なことは何か、それぞれの役割は何か。そういったことを素早く把握し、行動に移すことは社会生活においても極めて大切なことですから、この体験を忘れることなく今後に活かしていきたいものです。(Takayuki. K)

 

【Global Talk 2023-24】Session7 Northwestern Univ. x Knox

Session7ではNorthwestern Universityとの交流を行いました!!

テーマは「新聞などのニュース記事について」。毎回自分たちで新聞記事を見つけたり、それぞれが大学で学んでいること、興味があることを持ち寄ったりしながら交流を進めていきます。

10月から11月までの間にペアで週に1回ミーティング出来る機会を作り、計7回の同時交流を行いました。Knox生からは4人、Northwestern生からは3人と小規模のsessionでしたが、その分多くコミュニケーションをとり、お互いに学びの多いsessionとなりました。

最終同時交流では、7人全員が集まって他のペアとは初めて顔を合わせての交流となりました。

sessionの感想や学びとなったことを発表し、加えてお互いに聞きたいことを質問し合うなど、和やかな雰囲気での交流となりました。日本のおすすめの場所について話したり、大学のおすすめスポットはどこか、などの交流以外のこともたくさんお話出来て楽しかったです。

私のグループでは、東京オリンピックや日本の複数国籍についての新聞記事についてディスカッションしました。

色々な話をしていくうちにアメリカの学生と自分たち日本人の学生が互いの国に対して同じような意識、危機感を持っていたことが衝撃でした。

学生の中では当たり前になっている価値観でも国全体にその意識、価値観が広まっているわけではなく、わたしたちが影響を与えて変えていかなければならないと強く感じました。

新聞記事以外の会話では、それぞれの国の伝統料理について話したのが印象に残っています。アメリカと日本では伝統行事が異なっていたり、同じ行事でも食べるものや祝い方が異なっていたりして、非常に面白いと感じました。

また、海外の学生にとって日本の食はとても興味深い話題であり、英語を学ぶ学生はおせちや柏餅などの意味について英語で説明できるようになっておくことが1つの話題として大切だと感じました。


このsessionを通して、海外の学生とどうやって距離を縮めるか、共通の話題とは何か、などのコミュニケーションの技術も学べたと感じました。そして何より、その場で意見をまとめて自分の英語でそれを伝える能力が向上したように思います。(Mizuki. I)


👇参加した他のKnox生の感想をご紹介します!

●NU生との交流のおかげで学ぶことも、成長することも多かったです。個人的には他の生徒の方ともお話してみたいなと思ったので、もしまた機会があればぜひ参加したいと思います!

●始めはきちんと交流していけるか不安に思っていたけれど、何回も話していくうちに仲良くなれて、学校生活などの日常のことから、お互いの国の良くないと思うところまで普通には話せないような内容について意見を交わすことができて嬉しかったです。また同じような交流ができると良いなと思います。

●全体的に難しいトピックを選んでいたので、交流を英語で行うのが難しかったが、英語の表現や単語を実際に話しながら取得できたのが自身の上達に繋がり良かったと感じた。

【Global Talk 2023-24】Session 2 Brown × Knox

Session2の今回は、これまでVoice Threadを使って「自己紹介・お気に入りの場所・1日の過ごし方」等をテーマとして非同時性交流を重ねてきたBrown Universityの生徒と、ZOOMを使って同時性交流を行いました!

今までの交流を通してKnox生・Brown生お互いについて理解を深めてきましたが、やはり同時性交流となるとドキドキですね…「自分の日本語/英語は相手に上手く伝わるだろうか?」と不安で緊張した様子が互いに見られました。

今回のトピックは、改めて自己紹介のうえ、趣味・家族・学校・教育・ルール・住んでいる町・ホームタウン(方言)・学校・大学生活に関すること、塾、アルバイト、サークル/部活など、身近な事について話を進め、日本語10分/英語15分のサイクルを2回行いました。

Knox生が「私は北海道出身です。雪が凄くて…」と伝えながら豪雪の写真を見せ「北海道の人は小学生・中学生の体育の授業でスキーをします。」と伝えると、Brown生は「え!本当ですか!?それは凄いですね!!」と驚いた様子で話に耳を傾けていました。

 

「日本語をなぜ学んでみたいと思ったのですか?」というKnox生からの質問には、「今後、日本へ留学をしてみたいです!そのために日本語能力検定の試験に向けて勉強を頑張っています。」とBrown生から答えが返って来て、Knox生が嬉しそうだったのが印象的でした。

他にもBrown生から「日本の漫画やアニメが大好きです!英語ではなく、日本語で楽しんでみたいから日本語の勉強を頑張っています。」という答えもあり、人それぞれ日本語を学んでいる理由は異なりますが、日本語で相手に一生懸命に伝えようとしている姿は凄く印象的でした!

 

英語で話す時間になり、Brown生から「アメリカでは先日Thanksgivingという祝日がありました。日本では、お休みをどのように過ごしますか?」とKnox生へ質問が来ると、Knox生が「いつも通りに学校へ行って授業を受けていました。」と少し戸惑った様子で答えました。

Brown生が凄く驚いた様子で「日本でのセミスター(学期)は、いつ始まって、いつ終わりますか?!」と質問をしたため、Knox生が日本の大学での春休み(約2ヶ月)・夏休み(約2ヶ月)・冬休み(約2週間)について説明をすると、Brown生が「Very Shocked!! それは凄く大変そう…」と、アメリカと日本での学校生活の違いを肌で感じる事ができました!

Knox生が「私は沖縄出身です。アメリカで言うとハワイみたいな所です。アメリカへ行った際にはバージニア州にてインターンシップを行いました!」と元気よく伝えると、Brown生が「良いですね!私はエクアドルに家族が居ます。」と紹介し合い、Knox生が「エクアドルはスペイン語を話しますよね?バージニア州にてインターンシップを行った際にエクアドルの方達と友達になりスペイン語を話していました!」と伝えると「そうです!アメリカではスペイン語を話す人もたくさん居るので役に立ちますね!」と思わぬ共通点が見つかり、すっかり意気投合して凄く楽しい雰囲気に変わりました!

 


交流後にKnox生に感想を聞いてみると・・・

「お互い話しやすい身近なテーマだったので、質問をし合いながら楽しく話すことができました。最後にはお互いに学習言語を褒めあって終始良い雰囲気で楽しかったです!」

「交流前は英語の質問にしっかり答えられるかなど不安なこともあった。でも実際に交流してみてそういう不安な気持ちは消えて、とても楽しむことができた!」

「一緒に交流した人に英語で話すの難しいから自信がないって言うと、すごく上手だから自信を持ってと言われて嬉しかった。」

「私が日本語を伝える時のように、私が英語がわからずに困っていると、違う文に言い換えてくれて、なんとか伝えようとしてくれたことが嬉しく、異なる母語話者同士でのコミュニケーションの魅力を感じられた。」

「日本に興味を持ってたくさん話を聞いてくれたのが嬉しかったです!」


交流前は自分の英語力に自信が無く不安から緊張していたものの、交流後は学習言語を間違える事は決して恥ずかしい事ではなく、相手とお互いに助け合いながらコミュニケーションを取っていけば良いんだ!と気づきが得られた良い機会となりました!

引き続き楽しく学びがある交流を楽しんで行きましょう!!!

【Global Talk 2023-24】Session 8 Brown x Knox

Session 8 はブラウン大学の日本語上級クラスの人たちとディベート対決をしました。

今回のディベートの内容は「アメリカ企業はSDGsビジネスを加速させるべきか?」でした。

Knox生とブラウン生が肯定側と否定側にチーム分けをして、10月上旬から11月12日のディベート当日までのおよそ1か月の間準備をしました。さすがに上級クラスの日本語学習者になると、自分が普段つかっている日本語でも話が進み、準備期間はほとんど日本語のみで話し合えるなどブラウン生の日本語レベルは高かったです

またチームのメンバーは自分と同じ大学3年生や4年生の学生さんで、準備の間に「進路はどうするの」といった話で盛り上がりました。(僕は、アメリカの学生は意識が高くて進路や就職先も明確に決めている人がほとんどだと思っていましたが、実際に話してみるとまだ決めていないとのことで、アメリカの学生も日本の学生もそんなに大きく差はないんだなと感じました。)


 実は僕、去年も同じSessionに参加していました。今回もこのSessionの案内を受けたとき、初めは忙しいからやめておこうかなと一瞬思ったのですが、気が付いたら参加していました。実際に参加してみると、去年とは状況が全く異なっていました。ディベートの議題は同じなのですが、チームメンバーとのスケジュール調整や前回と違う観点での論理展開など去年よりも難易度が上がっており、心の中で少しピンチだなと感じていました。

しかし、そのような難しい状況下でもチームのメンバーと建設的に意見を出し合いディベートができる形に仕上げることができ、無事当日を迎えることができました。そして驚いたのが、勝つのが難しいはずの否定チームだったのに、なんと勝ってしまったのです。これは偶然かもしれません。

しかし、僕のチームはこの1か月の間で少ない会議時間にも関わらず団結力は高まっていたと思います。この団結力もある意味勝利を手繰り寄せた一因かもしれません。このセッションを通じて、今後、似たようなグループワークをする時、チームで動くことにおいていちばん大事である。相手をよく知り、相手を思いやることをより大切にして活動していこうと思います。丁度、学校で複数人のグループで実験を行なったり、モノづくりプロジェクトを行なっているので、それらの活動がよい実践の場になるでしょう。(Rikuto. I)


ディベートは日本の学生にとってはあまり経験が無い分、アメリカの学生とのディベート体験は刺激や学ぶことも多いと思います。今回の経験がみなさんの力になり、今後に大きく役立ててもらえたら嬉しく思います。(Knox)

【Global Talk 2023-24】Session 16 UNIS x Knox

先日、Session16のUNISとの交流が終了しました!今回のテーマは「街の紹介」で、各自が自分の街の乗り物、施設、特産品などをまとめたスライドを準備し、Zoomを使った同時性交流に臨みました。

 

交流はペアで10分程度話すことを3回行いました。流れとしては、

①自己紹介(英語と日本語)
②UNIS生の発表(日本語)
③Knox生がUNIS生に質問(日本語)
④Knox生の発表(英語)
⑤UNIS生がKnox生に質問(英語)

UNIS生は写真を使いながら、自分の街は賑やかな街か静かな街か、どの国のレストランが多くあるのか、学校にはどのような交通手段で行くのか、よく行くお店は何のお店かなどを話してくれました。

アメリカの学生はスクールバスを使っているというイメージだったので、普段は市営のバスに乗って、時々スクーターで学校へ行くという子がいたり、電車で通学している、という子がいたりしたのが驚きでした。

発表に対してUNIS生が習った文法事項を意識しながら質問をすると、一回で聞き取れなくても何度か聞き返し懸命に答えようとしてくれたのが印象的でした。

またKnox生が発表を終えると、様々な角度から予想もしない質問をたくさん投げかけてくれ、普段からよく考えて人の話を聞き、積極的に質問をしていることが窺えました。

今回はUNISの学校の授業時間中の交流ということで、先生が出席を確認する様子や生徒と会話する様子など、アメリカの学校の雰囲気も感じられる貴重な体験でした。特に、先生が生徒たちに、「人と比べなくていい。とにかく楽しく日本語を学ぼう。」と伝えていたのがとても素敵でした。自分自身も英語について、テストの結果に一喜一憂してしまったり、周りと比べてしまったりすることが多くあったので、もっと会話の楽しさや新しい世界を知っていく喜びを大切に学んでいきたいと感じました。また、UNISの生徒のように、自分の意見や疑問点を他の人の前で即座に示せるような人になりたいと思います!(文作成:Riko.S)

交流を通して、とても素敵な経験をすることができたようで良かったです!これからも、色々な気付き・発見を得て、自分が成長した!と思える喜びを感じてもらえたらと思います。(Knox)
👇他のKnox生の感想をご紹介します!


交流とても楽しかったです!!UNISの中学生の子たちがみんないいリアクションをしてくれたので発表しやすかったです😊自分の発音が悪くて相手が聞き取れないことがあったのでこれからも英語の勉強を頑張ろうというモチベーションになりました。ありがとうございました!!UNIS生の日本語とても上手でびっくりしました✨


自分が発表している時に、反応してくれたり途中で質問をしてくれて嬉しかったですし、その都度ちゃんと理解してもらえてると思うことができて嬉しかったです。発表の後に時間ができた時は相手と趣味や家族、学校のことについて話すことができてコミュニケーションを取ることの楽しさを感じることができました。


UNIS生の日本語がなかなか聞き取れないところもあったりしたけれど、諦めずに何度も伝えようとしてくれている姿がとてもかっこいいなと感じました。私もUNIS生の皆さんを見習って、コミュニケーション力や語学力を身につけなきゃと思わせられるような素敵な機会になりました!!ありがとうございました!


今回の交流では、アメリカの学生がとてもフレンドリーに接してくれたことが印象に残っている。私がした質問に対して一生懸命答えようとしてくれたり逆に私がちょっとわからない質問があったら質問の意味の例を出してくれたり説明を加えてくれたりしたので、質問に答えやすかった。もっと私自身の英語力があれば伝えられたし、より話をたくさんできたと思うところも多かったので、これからもっと自分の英語力を磨きたいと思った。今回の交流は、本当に1時間が早く感じられて、参加してよかったと思えるものだった。ありがとうございました。

【Global Talk 2023-24】Session3 ODU×Knox

Session3ではODU生と同時交流を行いました。

トピックは「自己紹介、自分の趣味や日本/アメリカの食文化、学校の違い」など幅広く、日本語での会話はKnoxの生徒がリードを、英語での会話はODUの生徒がリードをしながら話が進んでいきました。

まず、自己紹介では名前、学年、何を学んでいるのか(専攻)などを伝えていきます。Knoxの生徒が専攻について「私は日本の大学でアメリカの文学や文化について学んでいます。」と伝えると、ODUの生徒は興味津々な様子で話を聞いた後「将来はどんな職業に就きたいですか?」と質問をしました。

そこでKnoxの生徒は「将来は英語の先生になりたいです!そのために英語の勉強を頑張っています。」と伝えると、ODUの生徒は「それは良いですね!日本での就職活動は、どのように行いますか?」と質問をしました。

Knoxの生徒が少し戸惑った様子で「黒いスーツを着て、履歴書を持って、様々な会社がたくさん集まるイベントに行って・・・」と伝えると、ODUの生徒は驚いた様子で「え!?アメリカでは、そんな事しないです!」と答えたため、Knoxの生徒も驚いている様子が垣間見れました。

お互いに自己紹介をするだけでも、自分と異なる国や文化を持つ方々とお話しすると、自分が常識だと思っていた事が外国では全く常識では無かった等、新たな発見や気づきがあり学びになりますよね。

また、自己紹介が盛り上がったところで、お互いが好きな事や趣味について話が進んでいきました。

Knoxの生徒が「あなたの好きな事や趣味は何ですか?」と質問をすると、ODUの生徒が「私は映画を見ることが好きです!!」と笑顔で元気良く答えました。

そこでKnoxの生徒が「特に何の映画を見ることが好きですか?」と深堀して質問をしてみたものの、適切な日本語がすぐに頭に思い浮かばなかったのか、ODUの生徒が少し困った様子になってしまいました。

しばらく考えた後ODUの生徒が「怖い…?映画」と自信が無さそうに恐る恐る答えると、Knoxの生徒が「え!?ホラー映画!?」と驚いた様子で、ODUの生徒の意外な答えに笑いが起こり、さっきまでの沈黙が嘘だったかのように、すぐに楽しい雰囲気に包まれました。

そして、話題はお互いの言語(日本語・英語)学習について話が移り変わっていきました。

Knoxの生徒が「日本語の勉強は難しいですか?やっぱり、漢字・カタカナ・ひらがなと3つ使い分けるのは大変ですか?」と日本語学習者の目線に立って質問をしました。

するとODUの学生から「濁点が難しいです・・・本当に嫌!笑」と意外な答えが返ってきた為、Knoxの学生が「濁点!?発音(pronunciation)が難しいという事ですか…?」と少し驚いた様子で改めて質問をしました。

ODUの学生が質問に対して頷いた後「Oh My Goodness!!」と勢い良く答えたので、Knoxの学生は「そうなんだ!笑」と反応し、笑いが絶えない楽しい交流となりました。

ODUの生徒との交流後、Knoxの生徒に感想を聞いてみると・・・

「自分が気になる事をたくさん質問できて有意義な時間を過ごせた!」

「日本に興味を持ったきっかけは様々だが、そんな方々と話す事ができて楽しかった!」

「ODUの生徒が、たくさん質問してくれたので話しやすかった!」

「自分の英語が伝わると、言葉には表せない程うれしかった!」

「緊張して言葉に詰まってしまったので、もっと英語の勉強を頑張りたいと思った!」

「学習言語で話す事は、自分だけでなく、お互いに緊張するという事が分かった!」

「学習言語を間違えても、お互いに助け合えた良い環境だった!」

「ODUの生徒がマジックを見せてくれたり、ぬいぐるみを紹介してくれた!」

「お互いに言語学習を頑張ろうね!と言い合えた」

トピックが明確に決まっていない中で、学習言語で交流したため主体性が試される良い機会となりました!お互いに「日本語や英語を間違えたら、どうしよう…」と不安に思いながらも、主体的に助け合って交流する事で、新たな気づきや発見がありました!

【Global Talk 2023-24】Session5 Harvard x Brown x Knox

今回は、Session5 の Harvard x Brown x Knoxの3校での交流についてのお話です!

このSessionは、総勢約60名の大学生が参加し、期間も9月上旬から11月上旬まで続いた約3ヶ月の交流でした!

参加メンバーは、約3ヶ月の中で非同時性と同時性を組み合わせながらタスクを行っていき、同時交流は合計3回。非同時性ではPadletとVoice Threadを活用し、以下のテーマを行っていきました。

  • 若者言葉
  • ジェンダー問題 (社会における男女格差)

まず、最初の同時交流の前に、約60名の学生さんがPadletに自己紹介を投稿するところからスタートしました。

すごく印象的だったのは、HarvardとBrown生は「日本食」が好きと答えてくれる人が多かった思ったことです。日本人としてはとっても嬉しくなりますし、改めて日本の食は世界でも誇れる食べ物が多いのだな!と感じました。

 

自己紹介を投稿後、すぐに第一回同時交流の日がやってきました。

第1回交流Topic:日本語と英語で若者言葉を使った4コマ漫画を作ろうです。

同時交流では、基本1時間の中で「テーマについての話し合い、グループの意見や考えを一つにまとめて、発表まで」を行っていきます。

はじめに3-4名/グループに別れてブレイクアウトルームに入り、「自己紹介&今自分の周りで使っている若者言葉」を紹介しました。HarvardとBrown生は日本語で「アメリカの若者言葉」を紹介し、Knox生は英語で「日本の若者言葉」を紹介していきました。

その後には、約20min の中でグループでの「日本語と英語で4コマ漫画を協働作業」です。

第一回目ということもあり、緊張感はあるものの、お互いの国で流行っている若者言葉はやはりとても面白いようで、言葉の意味を聞くとすぐにその言葉を発話して大声で笑ったり、「上手ですね!!笑」とお互い褒め合ったりして、どのグループもエンジョイしている様子でした。

特に今年日本語で多かったのは、「それな」「やばい」「ワンチャン」

英語で多かったのは“Slay(イケてるね!)” “No cap(ガチだよ!)” “pog(ヤバ!)” の紹介でした。

若者言葉を聞くと、「言語は生きているなー」と改めて感じる瞬間ですし、学生同士が生き生きと楽しそうに若者言葉を紹介して、さらには交流中にすぐに使っている様子は見ていてこちらも自然と笑顔になります。

最後には、それぞれのグループが作った4コマ漫画を発表したのですが、4コマ漫画をセリフ調で読んでくれたグループもいて、笑いも起こったり、とても楽しい雰囲気で終えました。

 

続いて、第2回交流Topic:ジェンダー問題(社会における男女格差)についてです。

同時交流時までの事前準備は以下のステップで行いました。

(1)ビデオを視聴する。
   男女格差問題を考える上で参考になる世界中で注目されたCMを視聴。その上で、自分自身、日本社会、世界の視点でこの問題をどう捉えるか?を考えていきました。

(2)カテゴリー決定
   上のビデオを視聴した上で、「ジェンダー問題」にまつわることで自分が発表するカテゴリーを各自で決定。

  • カテゴリーの例:経済、政治、育児、貧困、飢餓、福祉、教育、メディア、暴力、性的少数派など 

(3)ライド作成し、VoiceThread投稿

  各自で決めたカテゴリーについて発表スライドを作成し、VoiceThreadに事前投稿。

同時交流では、ブレイクアウトルームに分かれ、(3)で作成したスライドを手元に用意をした上で、Zoomで画面共有をし、お互いの発表を聞き、それぞれ質問や意見を出し合いながら話し合いを進めました。

また、「就職活動でのジェンダー問題」、「教育関連のジェンダーに関するステレオタイプ」について発表をし、意見やグループ内でテーマを掘り下げていく中で、日本だけが根深いジェンダー問題で悩んでいるのではなく、アメリカも同じようなことが起こっていたり、意外と共有点があるということを知れたメンバーも多く、さまざまな気づきや学びにつながったようでした。

また、純粋にHarvard生やBrown生のプレゼンテーション能力に驚いているKnox生もいて、英語力はもちろん、改めて自分自身のプレゼンテーションスキルも磨いていきたい!と感じたようです。

 

そして、最後の交流は 第3回交流Topic:スローガンを考えよう!でした。

第2回交流時に扱ったテーマ「ジェンダー格差の問題」について人々の意識を高め、行動を促すための広告のスローガンを考えていきました。

1時間の中で、以下のことに絞って、チームで話し合いをして、発表まで進めました。

30 分のブレイクアウトルームですが、同時交流も3回目となると、お互いリラックスしながら即テーマについて話し合いをし、素早く完成させていたのが驚きでした。

多くのグループはTargetを絞るまでは時間がかかっている印象はありましたが、Targetが決まったあと、どのMedia(媒体)を使うのか?は、ほとんどのグループが迷いもあまりなく、「子供世代にはポスターがいいよね」や「中高校生にはTikTokやSNSかな」、「大学生・社会人だったらInstagramね」「中高年以上にはTVがいいよね」と各世代への使用Mediaは日本とアメリカでも違いはあまりないようで、サクッと決まっていることがすごく興味深かったです。

スローガンも一つして被るものはなく、刺さるスローガンばかりで、あるブレイクアウトルームでは「あのグループのスローガン、めちゃくちゃいいねえ!」など話題に上がっていたりしました。

 

今回、最後の交流は、Harvard、Brown、Knox生から代表して1名ずつMCが選出され、進行をお任せしました。

冒頭の挨拶からグループ発表時の進行、最後の挨拶と3名の学生さんたち、本当にスムーズな進行でバッチリでした!Knox生でMC役をしてくれたメンバー、三浦ひかりさんもとても緊張したと思いますが、立派にその役目を果たしてくれました。お疲れ様でした。

時には苦手なことや不安に思うことにチャレンジをするのは勇気のいることだと思いますが、Global Talkで英語力はもちろん、新しいことにどんどんチャレンジする心と力も身につけて、スキルアップしていってほしいと思います。

みなさん、お疲れ様でした!

 

👇参加した皆さんの感想をご紹介します!


様々な文化や考え方があるなかで、類似点を見つけられたことが私にとって新たな発見でした。


メンバーが変わり、何人の生徒とも交流できたことがすごく良かったです。また、四コマ漫画や若者言葉はトピックとしてもとても盛り上がったので楽しかったです。


全体での交流ではなく、グループ毎で少人数になることで全員と話すことができた。また、今までは正しい文法で伝えたい気持ちが強く、知り合いのいる中で間違った言語を話すことに抵抗があり積極的に話せないことが多かった。しかし、今回の活動を通して、少し間違えていても、言語学習者という同じ立場にいたことで、相手が理解しようと聞いてくれる環境にあり話しやすかった。


 

【Global Talk 2023-24】第3回インターカレッジ日本語テーブル

アメリカと日本の学生が日本語で交流する《インターカレッジ日本語テーブル》第3回目が開催されました!

これは、アメリカの大学で日本語を勉強している学生が、日本の学生と一緒に、日本語での会話に楽しみながら挑戦するオンライン交流プログラムです。今年はアメリカから【ペンシルベニア大学、コロンビア大学、イェール大学、ブラウン大学、ハーバード大学、ダートマス大学】の計6校、日本からは【慶応大学、Knox English Network(Global Talkプログラム】が参加しています。

2023年11月4日の第3回目の交流は、Knoxがホストを担当しました!テーマは「日本の〇〇、知ってる?」「アメリカの学生に聞きたいこと」で、せっかくの機会なので、Knox生のみなさんに学生目線の質問を考えてもらい、MCやモデレーターにも挑戦してもらいました!

 

👇当日MCに挑戦してくれたKnox生の、高橋奈々さん・大城せなさんの感想を紹介します!


《高橋奈々さん》

今日は、イェール大学の学生さん2名とブラウン大学の学生さん1名、そして慶應義塾大学の学生さん1名の計5名で交流をしました。私の担当は日本語学習2年目の部屋でした。

最初、日本語学習2年目の学生は日本語をどのくらい話すのだろうとあまりイメージがつかず、皆さんが楽しめるようなルームにすることができるかなと少し緊張していましたが、皆さんが積極的に話をしてくださったおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができました。人数は5名と少し多い人数での交流でしたが、初めから共通の話題であるピアノについてや、日本のアニメについての話で盛り上がりました。その後「日本の学生がアメリカの学生に聞きたいこと」というトピックに移ると、アメリカの学生さんたちがおすすめの観光地やお店について嬉しそうに話してくれたのがとても印象に残っています。私はアメリカへ観光で行ったことがまだないので、今回おすすめしてくれたピザ屋さんやシアトルにいつか行ってみたいなと思いました。

最後に、今回の交流を通じて感じたことは、間違えてもいいから学習言語を声に出して話すということの大切さです。アメリカの学生さんからは、とにかく日本語を使って話そうとしている努力がこちらにまで伝わってきました。今振り返ってみると、私は英語を勉強しているのにも関わらず、英語を声に出して話す機会が少ないなと思いました。今回の交流ではアメリカの学生さんたちと会話を楽しむことができただけではなく、自分の言語学習スタイルを見直すきっかけにもなり、非常に有意義なものとなりました。これからも数回このインターカレッジ日本語テーブルには参加させていただく予定ですので、今からとても楽しみです。


《大城せなさん》

途中ルーム移動の呼びかけ後は、Knox生2人とペンシルベニア大学の方2人と交流しました。

 前半と同じようにスライドを使って、日本に関するクイズ(日本では何歳から運転できると思う?など)とアメリカの学生への質問(日本にどんな印象を持っていますか?など)を行いましたが、他にも日本語クラスの様子を聞いたり、日本についての質問に答えるなどして交流をしました。

 私は日本語を学習して1年程の初級クラスをサポーターとして担当しました。

 最初は、向こうの生徒さんは1年生という事もあり、日本語を話すことに緊張しているようでした。しかし、日本人メンバーのサポートもあり、徐々に緊張が解れお互いの趣味や好きな日本食、日本に来たことはあるのかなど、会話に間がない程盛り上がりを見せていました!生徒の中には、「日本は5回ほど行ったことがある!」と大阪城前での写真と共に紹介してくれたりして、プレゼンテーション力の高さと日本を大好きだと思ってくれている嬉しさに感動する瞬間もありました。 

 また、日本人メンバーの一人が沖縄出身ということを伝えると、日本語クラスの教科書をもってきて「見て!」と”沖縄旅行”と書かれた例文を見せてくれたりして、双方交流を楽しんでいる様子が伝わってきて凄く嬉しかったです!

 他にも、日本食ではラーメンが好きという共通点を見つけ、「好きな味は何?」や「つけ麺知ってる?」など、相手に伝わりやすい日本語を選びながら会話をしていました!時にはジェスチャーやイラストなどを見せて分かりやすいように説明している場面もあり、簡単な日本語を選ぶ難しさもあったと思いますが、双方伝わった時の皆さんの笑顔がとても素敵で印象に残っています!

 Session前は「どんな事を聞こうかな?」など会話のトピックに不安がありましたが、実際に交流してみると、”お二人”という丁寧な言い方が相手を混乱させてしまったり、”逆なんだね”というと”逆”の意味が伝わらなかったりと、トピックの量よりも、やさしい日本語で話すという伝えることの方が難しいと実感しました。

 あっという間の一時間でしたが、とても楽しい交流ができたので嬉しかったです!次回も楽しく交流できるように頑張りたいと思います!


会話が楽しく盛り上がり、難しいことに挑戦して有意義な経験をして自信に繋がっていたら嬉しいです!これからも楽しみながら皆さんの成長に役立ててもらえたらと思います。それでは、他のKnox生の感想もご紹介します!👇


今までで一番盛り上がれたかなと思います。特に動物の鳴き声や日本の文化の話でたくさん笑いました。英語を使う時もこのくらい話せるのが理想です!


話がうまく脱線しながら盛り上がったので非常に嬉しかったです。日本に来たことのある学生さん達だったので、その時のことなんかも聞き出しながら進めていけたように感じます。改めて、global talkの良さを実感できた気がしました。モデレーターに立候補してよかったと思います!


初めてのモデレーターでしたが、慶應の学生やブラウン大学の学生の助けも借りてスムーズに進行できたと思います!


アメリカの交通事情や日本のアニメなど、様々なトピックを日本語を通してじっくり話し合えたと思います。次回からは、「若干」といった難しい日本語表現をうまく言い換えられるよう意識したいです。

【Global Talk 2023-24】Session13 ODU x Knox

Session13 ODUとの同時交流を終えました!


今回の交流はトピック:フリー(趣味や日本/アメリカの好きな食べ物、行きたい国など)になっていて、日本語5分・英語15分×3回 2〜3人グループに分かれての交流を行いました。

 最初の方は、ODU生もKnox生も少し緊張している様子で話すことに遠慮がちでしたが、簡単な自己紹介を終えた後は、少しづつ打ち解けてきて積極的に会話していました。ODU生の皆さんは日本語を学習し始めてまだ2か月!ですが、5分間日本語を話すパートでは、ODU生が積極的にKnox生に質問し、会話を繋げている姿がとても印象的でした!

  日本語パートでは所々Knox生がリードしている場面もあり、やさしい日本語を使用しながら一生懸命伝わるように会話するのはすごくドキドキで難しい事もあったと思います。しかし、Knox生同士でサポートし合って交流を進めている様子が、すごく頼もしく、グループの雰囲気としても、会話量に偏りが無く、みんな話しが出来ている交流になっていてとても良かったです!

 英語を話すパートでは、「自分の趣味」や「日本で行きたい場所は?」「ハロウィンはどのように過ごしたの?」など簡単なトピックから話し合いを始めました!「日本では京都に行ってみたい!理由は抹茶が好きだから」という会話から抹茶愛を語り合う場面もあり、とても面白かったです。また、ハロウィンの写真などをお互い見せあいながら会話する場面もあり、「仮装かわいいね!」や「近所の子供たち用にお菓子もたくさん準備したんだよ」などお互いのハロウィンの過ごし方の違いも知ることができ、とても楽しかったです。

 さらに、ODU生の中には過去に日本に住んでいたことがあるメンバーもいて、「どこに住んでいたの?」「日本食は何が好き?」など”日本”という共通テーマで会話が盛り上がる場面もありました。日本には4年ほど住んでいたという回答に加え、日本の様々な地域に住んでいたというエピソードを聞いて「私よりも日本で行ったことある場所多いよ!」と驚いた事が印象に残っています。また、「沖縄に住んでいたこともある」ということで、沖縄そばが好きという事や沖縄でよく食事に行っていたお店を教えてもらうこともあり、沖縄についてこんなにも会話が広がったことにとても驚きました。

 他にも、現在お互いの住んでいる国や地域について紹介し合う事もありました。キューバに住んでいるODU生が、「海がきれいで、シュノーケリングや釣りが楽しいよ」と紹介していて、「泳ぐのが好きなの?」「船で釣りをするの?」など派生して色々な事を聞くことが出来ました!「船を操縦したいけど資格を取る必要があるんだ」という話から、資格取得までにどのくらいの学習時間が必要かや試験内容など、これまでの簡単なトピックからレベルが上がり、少し難しい内容も話す場面がありました。

今回は、日本語よりも英語で話す時間が多い交流でした。そのため、英語に切り替わった途端に、「さっき日本語で何て聞いていたの?」と聞かれる時もありました。自分の英語力が試されると同時に、自分との会話を通して相手も日本語学習を行っているんだという状況に「英語でしっかり伝えなきゃ!」と思い、とても緊張しました。ですが、今回の交流での経験や新たな気づきが、今後の英語学習のモチベーションに活きていくと思います。

あっという間の1時間で、緊張もたくさんしましたが、学びの多い楽しい交流でした!

👇参加したKnox生の感想を紹介します!


日本語を学習し始めて2ヶ月とは思えないほど話す聞くことができていてすごいと思った。積極的に日本語を話そうとしてくれて、私も嬉しく感じた。英語を話す時も私が回答につまると言い換えたりしてくれて、英語で答えられることに喜びを感じた。


すごく楽しかったし、あまり自信がなかった自分の英語で会話が成立し、笑い合うことができたのが本当に嬉しかった。


日本語・英語をつかい沢山お話しできて楽しかったです!Free talkだったので幅広いジャンルの話をすることで、新しい単語を学ぶこともできました。


ODUの方たちは、日本語でわからないことがあったらすぐに質問したり間違えてでもトライしてて自分も英語を学ぶ時こんな風にどんどんミスを恐れずにしゃべって学ぶことが大切だなと思いました。


アメリカの文化について話すのにまだ知識が足りないと感じたので、アメリカの文化を勉強しようと思いました!ありがとうございました。


皆さん日本語を話すというのにとても緊張している様子が画面越しに伝わってきました!英語での会話に切り替わった途端に、「さっきの日本語でなんで聞いていたの⁇」と聞かれた時もあり、自分の英語力も試されるし、相手も日本語の学習を私との会話を通して行なっているという状況にとても緊張しました!ですが、あっという間の1時間で、会話もたくさんでき、学びの多い時間でした!

【Global Talk 2023-24】Session9 Yale×Knox

Session9ではYale大学の1年生と同時交流を行いました。日本語での会話はYale大学の生徒がリードを、英語での会話はKnox生がリードをして進んでいきました。

トピックは「自己紹介、家族のこと、週末にすること、学校のスケジュール、自分が好きなこと、アルバイト、夏休みにしたこと」など幅広くお話をしていきます。

まず、Yale大学の生徒は教科書で習った日本語を使いながら出身や現在大学で学んでいる事など自己紹介をしていきます。

「自分の日本語は、きちんとKnoxの生徒に伝わっているだろうか…?」と緊張からか不安そうな顔をしながら日本語を話していましたが「僕は大学で生物学を勉強していますが、生物学が好きではありません。なぜなら宿題が多く難しいからです。」と自己紹介をしたため、静かで落ち着いた雰囲気から急に笑いが起こる楽しい雰囲気になりました!

また、お互いの好きな事について話す際には映画、ゲーム、音楽、スポーツなど様々なジャンルが話に出てきました。やはり自分が好きな事については、皆さん熱く楽しくお話ができますよね!しかしお互いに知っている事ではないと話が弾まない事も・・・

そんななか特に一番盛り上がったジャンルは「自分が好きな歌手」でした。Yale大学の生徒が「テイラースウィフトが好き」という話をすると、それを聞いたKnoxの生徒は「私も好き!特にラブストーリーという曲」と、思わぬ共通点が見つかり一気に心の距離が縮まって賑やかになりました!

 

そして、Knoxの生徒が英語での会話をリードする順番が回ってきました。その際には、日本とアメリカでのお互いのキャンパスライフについて話が進んでいき、学校での美味しいお勧めの食べ物や、自身がしているアルバイトなど充実した日々について話をしていきました。

「ラーメンが好きなんだけど、ナルトって知ってる?」「日本の漫画にもあるよね!」など好きな食べ物からアニメ・漫画の話まで、ジェスチャーを使いながらお互いに理解し合い、笑いが絶えない楽しい会話となりました。

Yale大学の生徒との交流後、Knoxの生徒に感想を聞いてみると・・・

「Yale生の日本語レベルの高さに驚いた!」

「分かりやすい日本語を使う事を意識した。」

「ネイティブの方から英語を聞き取るのが難しかった・・・」

「すぐに英語が頭に思い浮かばなかったけど、Yale生が助けてくれた!」

「海外の学生と話すのが初めての経験で、楽しく交流ができて良かった!」

「次回の交流までには、もっと英語ができるようになっていたい!」など

自身の英語力(リスニング・スピーキング)に対する反省から、相手に分かりやすく伝える日本語力(単語・文法)まで様々な感想をいただきました。Yale大学の生徒との交流を通して、各々新たな気づきや発見があり、学んだ事が多くあった良い経験となりました。

次回の交流のテーマは「思い出に残る旅行やアクティビティ」です。心の距離が縮まったところでYale生との交流はまだまだ続きます。次回も楽しく実りのある国際交流にしていきましょう!