【Global Talk!】Session-5 GOA / 学校紹介

Session-5では、GOAの生徒さんとKnoxのメンバーとでそれぞれの学校紹介をしました。


そして、学校紹介の投稿を見てお互いにコメントを投稿し合います。
学食や運動会、制服や校則について自分たちの学校との違いなどの情報交換を行いました。
日本の学生が放課後に「掃除の時間がある」ことや制服などに興味を持ったアメリカの学生さんもいました。
Knoxからの参加者は、アメリカの学校の広大な敷地や大きな講堂に驚いたり、学校のシンボルとしてのマスコットがあったり、教科ごとに建物が分けられていたりする場合があることに日本との違いを感じていました。

また、交流コメントの中には「私の曾祖母は、あなたと同じ高校に通っていました」とアメリカ側の生徒さんの一人がコメントし、Knoxの参加者もその偶然にビックリといった面白いエピソードもありました。

 

【Global Talk!】Session-3 GOA / Life in Japan

Session3は、GOAとの交流でトピックは「Life in Japan」です。
日本での私たちの暮らしに関わるものの価格(玉子・牛乳・ガソリン )や、日本の人口についてのリサーチをKnox側の学生がプレゼンテーションしました。

 

 

 

 

 

そのリサーチ発表に対し、GOAの生徒さんからは

「アメリカとの違いが面白い!」
「卵は、アメリカより日本のほうが安いことに驚いた。」
「日本のガソリンはいろいろな種類があるのがおもしろい。」
「アメリカでは卵は12個入りのパックで売られているよ。」

と言った声が寄せられ、これまで当たり前と思っていたことが日本ならではのことであったりと、新たな発見があった参加者も多かったようです。

また、日本語を学ぶGOAの生徒さんからは、日本語学習についての質問や外国語学習における文法の難しさについてのコメントが投稿され、お互いに日本語・英語を学ぶものとして励ましあっている様子もありました。

【Global Talk!】Session-4 Harvard/Brown/Knox

このSession4では「 Gender Equality」をテーマに、ハーバード大学とブラウン大学の学生と、Knoxの大学生が課題に取り組みました。

まず、用意された二つの動画を見てそれぞれ感じたことや意見を書き出していきました。
この動画は、一つは女の子らしさのイメージや固定観念についてをテーマにした「Like a girl」というCMで、もう一つは、食品メーカーの「味の素」のCMで、日本における母親像をテーマにしたものです。

「この動画で自分も固定観念を持っていることに気づいた」
「決められてもいないのに役割が自然と決まってしまうような場合に問題が起こるのでは?」
「Gender問題で男女ともに生まれる不利益とは男女が「対立関係」に捉えられがちである点だと思う」
など、参加したメンバーからは様々な角度からの多様な意見が出されました。

ここではこの問題について、しっかりと深く考えて欲しいため、あえて日本語での書き出しとしました。

その後、グループに分かれてジェンダー格差の問題が顕著に表れている国、または改善されている国について、グラフ等を使って現状や問題点と理由を説明をするスライドを作成し発表しました。

男女間の賃金、教育の格差による問題点や、家庭内だけにとどまらず政治の世界での男女の役割の固定観念による格差など、私たちを取り巻く問題点が多く取り上げられました。

そして、小グループでのディスカッションを経て、三校合同会議を開催。

この合同会議でも少人数にわかれたBreakout Roomsでディスカッションを実施。

「この問題を解決するために社会ができること」「個人ができること」
この二点に関して、Harvard大学、Brown大学、そしてKnoxの学生たちが二カ国語で話し合っていきました。

準備をして臨んでいるとはいえ、英語で難しい課題について発表するのは、とても緊張することだと思います。

 

 

 

 

 

 

そんな中、参加してくれたメンバーの皆さん、お疲れさまでした!
とても良い経験ができたのではないかと思います。

今後のSessionも頑張ってくださいね!

【Global Talk!】Session-2 UNIS/Gender Issues

Session2は、トピック”Gender Equality”で、NYにある国際国連学校(UNIS)との交流。
UNISは幼稚園から高校までの私立校で、交流はUNIS生の高校生と行います。

まずFlipgridを使って自己紹介からスタート。

 

 

 

 

 

 

なんとなくまだみんな緊張感があるような顔をしていますね。

次はペアになって、オンラインで「Tradition and Gender Inequality」について話し合いました。
トピックは、3つ。
1) 伝統と男女差別(日本語)
2)    You and Gender Inequity (English)
3)    流行り(はやり)(日本語と英語)/ Popular things (Japanese and English)

今回は、トピックによって言語を分けて行いました。お互いに学習言語でのディスカッションは難しいことがたくさんだったと思いますが、それぞれに楽しく笑い顔もたくさんみれました。時差があるため、週末の約1時間、アメリカの朝・日本の夜で調整して行いました。

ディスカッション後には、自分の感想、得たこと、感じたことなどを自由に英語で書いてもらいました。
短い感想のはずでしたが、とてもUNIS生とのディスカッションが楽しく、感じたことが多かったせいか、みんなとても長文で書いてくれました。

 

そして、さらに男女格差問題を深く知るために、2014年に親善大使に任命された女優のエマ・ワトソンさんが国連で行った「He for She」のスピーチ動画を見ました。

 

 

 

 

エマ・ワトソンさんといえば、ハリーポッターシリーズのハーマイオニー・グレンジャーの役として世界的に有名な女優です。
このスピーチで、ジェンダー平等実現へのアクションへの理解を深め、より自分たちの作るコマーシャルをどのようなテーマで、どう展開させていき、どんなメッセージを訴するのかを考えました。

 

 

いよいよ最終プロジェクト「男女平等を訴えるCM作成」に入ります。

どんなCMを作成するか、2回目のオンライン・ミーティングを行いました。
時差の関係で、二つのグループに分けての実施です。
それぞれにミーティングまでに各自でまとめた自分の考えを、ミーティングで発表しあいます。

 

 

 

 

 

 

 

前半チームでのグループ写真、パチリ。

そしてミーティング後に約2週間かけて、UNISとKnox生は日本・アメリカと離れていますが話し合いを続け、ペアで協働CMを作成へと続きます。
すぺてのペアが、一分程度のCMを、日本語・英語の2本立てで作成します。

どんなテーマにするのか、対象者は、画像は。そしてそのストーリーを考え、セリフを作り、作り上げていく。
これだけの作業を日本・アメリカで離れた場所に住んでいるペアとすすめていくのは、簡単なことではありません。

出来上がった協働コマーシャルは、どのグループもとても素晴らしい出来栄えでした!

あるグループは、ディズニープリンセスを取り上げ、かつての女性(プリンセス)の幸せ=(王子様)結婚という価値観が、だんだんと変化していることから、プリンセスに続き、自分たちもアクションを起こす大切さを訴えました。

また、別のグループでは、男女の識字率の違いや教育の格差の大きい国が存在することについて、問題提起しました。
そんな中で、ボランティアや寄付、身近な人々に現状を伝えていくことなど、自分たちがすぐに取り組めるアクションについて提案していました。

 

日本とアメリカと離れた国にいながら、さまざまなアプリやSNSを駆使しながらの協働作業。
すべてのプロセスを指導者側が指示をするのではなく、タスクだけを渡し、そのやり方は各ペアに任せてその協働作業を行っていきました。

「できませんでした」となってしまうペアが出るかも、と思っていましたが、そんなペアは一つもなく、それどころか非常に完成度の高いものを
日本語・英語で作成してくれました。

UNIS生、Knox生、お疲れ様でした!
きっと大変なこともあったと思いますが、とても皆さん頑張りました!

この活動がきっかけになり、英語への学習意欲や海外で学ぶ気持ち、もちろん男女格差問題についても前向きになってくれたら大変うれしく思います。

約3か月に渡った Session 2-UNIS 《Gender Issues》の活動は、これでいったん終了になります。

まだまだ他のSessionsは活動中です。

【Global Talk!】Session-1 Harvard/Brown/Knox

今年度初のGlobal Talk!交流となるSession1が、終了しました。

相手校は、ハーバード大学、ブラウン大学の学生たちです。

まず、Sessionの初めにそれぞれの学生たちが日本語・英語で自己紹介の動画を投稿しあいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介が終わると、いくつかのグループにわかれての協働活動です。

このセッションのテーマは「ていねいさ」をどう伝えるか How do we convey “politeness”.
日本とアメリカでの就職時の面接においてのマナーや話し方の違いについて話し合い、その後、「依頼する」ことをトピックにしたスキットをグループごとに作成します。日本語と英語の敬語の違いはもちろん、お辞儀の違いや丁寧度の表し方などその文化の違いも興味深いことでした。

 

 

 

 

 

グループごとの話し合いはWEB上で実施です。
今回はKnoxのメンバーがグループリーダーとなり、アメリカ側の学生たちに話し合いの日程の調整をしました。
全14グループ、3校からの混合で、各グループには4-5名が入っています。

コロナの影響で、アメリカからそれぞれの国に帰国している留学生たちもいるため、アメリカと日本だけの時差調整に限らず、中国や香港、イギリスやオーストラリアなど、世界各国にいる学生たちとの時差調整に、Knoxのメンバーは苦労し、とても頑張ってくれました。

そんな大変さを乗り越え、各グループごとにスキットが出来上がりました。
丁寧さを必要とする場面を設定し、セリフを考え、日本語・英語と二つのバージョンでスキットを作成します。

発表されたスキットは、

犬が宿題のペーパーを食べてしまったので、プロフェッサーに丁寧に謝るスキット、
国民に供給するマスクをもっと大きくしてほしい、と元安倍総理にお願いするスキット、など、楽しいアイディアが入ったものが多く発表されました。

それらを参加者全員でベストだったスキットを《投票》で決定しました。
そして、、、見事に優勝を勝ち取ったGroupBの皆さん、おめでとうございます。

各グループのスキットは、とてもユーモアにあふれていて、テーマや構成も短い時間の話し合いとは思えないほどよくできていました。

次のSessionもお楽しみに!

 

2020-21 Global Talk! オリエンテーション開催

アメリカとのオンライン交流プログラム Global Talk!2020-21 オリエンテーションを開催しました!

今年の応募は約250名にものぼりました。
厳しい選考を勝ち抜いた学生のみなさんがオンライン上に集合しました。
今年は、関東圏だけではなく北海道から鹿児島までより幅広く、日本各地から参加してくださいました。

挨拶を終えると、プログラムの詳細や注意事項、作業内容の説明を聞きます。今後の作業はすべてパソコンを使いオンライン上で進めるため、みんなの顔は真剣そのもの。

プログラムの詳細が終わると、早速アプリケーションを使い、まずは自己紹介のビデオを投稿します。
集まったのは学校も学年も違う学生たち。
ビデオを見て、これから一緒に交流していく仲間について知り合います。

次は、トピックについて調べ、意見を資料にまとめ、アプリケーションに投稿していきます。最初は個人で、その後はチームに分かれてトピックについてディスカッションし、チームの意見を資料に落とし込んでいきます。いきなり実践でわからない点もあるなか、みなさん自分で試行錯誤しつつ、最後には完成度の高い資料を投稿してくれました。

最初は少し緊張気味の表情が多かったものの、オリエンテーションが進むにつれ、余裕も生まれ、笑顔が見られるようになりました。4時間近くにわたって行ったオリエンテーションでしたが、あっというまに過ぎていきました。

パソコンやアプリケーションを使う際は、複雑な機能があり、難しいと感じることもあるかもしれません。ですが、ハードルを自力で乗り越えることで得られる経験と自信は、とても大きなものだと思います。一緒に挑戦する仲間とともに、今回の交流を良い経験にしてもらえたらと思います。

Global Talk! 2020-21 参加者 募集開始します!

日本語を勉強しているアメリカの学生と、英語を勉強している日本人の生徒たちを繋ぐプログラムの『Global Talk』。
2020-21年度の募集が、始まりました!

2019-20年度は、アメリカ側から、Harvard大学、Brown大学、UNISなどの学生が参加してくれ、活発な交流が行われました。
オンラインで同年代のアメリカの学生たちと同じ課題に取り組み、交流できるこのプログラムは、ここでしか体験できない貴重なものです。

また、プログラムに参加し優秀な成績を修めた方には、Certificateの授与もあります!

Global Talk!のすべての費用は在日アメリカ大使館の助成により運営されています。
そのため、このような質の高いプログラムであっても無料で参加することができます。

この機会をどうぞお見逃しなく!
なお、応募者多数の際には選考にて参加者が決定されます。

皆さんのご応募をお待ちしています。

エントリー方法などの詳細は、こちらから