Vol. 4 開催報告 アメリカの大学受験

今回のトピックは「アメリカの大学受験」です。

スピーチしてくれたのは、アイビーリーグの一つBrown大学の現役大学生、Arrington HarperさんとLola Simon さん。有名校のしかも現役の大学生と、日本にいながら話ができるなんてビックリですね!

まず最初に、Harperさんのプレゼンテーションから始まりました。
UniversityとCollegeの違い、試験の種類や願書の内容などについての話しがありました。特に日本との大きな違いは、試験結果をみて判断するのではなく、《個人》をみて判断するという選考基準の違いでした。テストスコアの提出を求められない大学も多く、その代わり推薦状や小論文が重視されると聞き、日本の学生たちにとっては驚きだったかもしれません。ディスカッションの時間を2回設けました。
一回目のディスカッションでは
「日本の受験と違うのはどんなところ?」
「日本の受験を変えられるならどんなところを変えたい?」
といった点を元に少人数グループで話し合いをしました。

ディスカッション後には、「日本では知識量が必要なので、多くに暗記の時間を費やす」「日本の受験ももっと個人を見て判断する機会を作ってくれたら」などの声があがりました。

次は、Simonさんのプレゼンテーションがスタートです。

Simonさんは、エッセイについて詳しく話してくれました。
どんな観点で何を、どう、書けばいいか。何を書くかを決めるのには、自分の強みは何か、を知ることが大切であり、それには自分と向き合っていくことが必要、など具体的な話があげられました。

Simonさんが実際にBrown大学へ提出したエッセイを取り上げ、それについて話しをしてくれました。美術に興味を持っていたSimonさんは、日本の芸術家 草間彌生さんを取り上げて書いていったそうです。

そしていよいよディスカッション。
「自分なら小論文に何を書く?」「自分の強みは?」をテーマに話し合いました。
自分の身近なトピックでありながら、あまり真剣に自分と向き合う、また言葉にして相手に伝える機会は少なかったのではないでしょうか。

ディスカッション後には一人ひとりが自分についての強み、について話してくれました。
「語学」や「リーダーシップ」など、いろいろな学生の「強み」がでてきました。

Global Talk Forumは英語でチャレンジする場所。ちょっとくらい間違えても、たくさん話して「伝わった!」という実感があると、英語の力はどんどん伸びていきます。今回のイベントで、そんな経験をしてもらえていたらうれしく思います。

Harperさん、Simonさん、素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございました!

次回のGlobal Talk Forum は、6月に開催予定です。
お楽しみに!