プログラム状況 Now!

【Global Talk!】Session-1 Food Issues & Our Lives

Global Talk!2019 Session-1 の交流がいよいよ始まりました。

第一回目は、KnoxとUNISの交流からのスタートです。

まず、それぞれ英語と日本語で自己紹介をし、出身地や現在住んでいる場所、また自分の趣味や興味のあることなどを発表しました。

自己紹介が済むと、いよいよSession-1に入ります。

Session -1は、UNISの生徒たちと「食料問題と私達の生活」をテーマに進めていきます。

まず「意見を書く」課題として質問に答えていくワークに取り組みました。

①買い物をするとき、自分や家族はいつも賞味期限を気にしているか?
②家やレストランで食べ残しをどうしているか?
など、身近な問題であるフードロスに関係する質問に答えていきました。

質問の中には、3つの形や色合いの違ったイチゴの画像と共に「この画像のどれが一番おいしそうないちごですか?」「どの画像のいちごを買いますか。」というものもあり、普段何気なく選んでいる食品に対し、どうしてそれを選ぶのか?なぜなのか?と深く考えるきっかけにもなりました。

 

次に、同じ画像を見て意見を伝えあいます。

これはアメリカに住む一般的な四人家族が、一年間で食べずに捨てている平均量1160ポンド(約526㎏)を示したものです。

この写真を見てどう思ったか、各自、意見を出し合いました。
Knoxの生徒は英語で、UNISの生徒さんたちは日本語で、それぞれに自分たちの【学習言語】で投稿していきます。

「自分が想像していたよりも多かった。」
「こんなに廃棄しているなんて驚いた。」

といった意見が多く聞かれました。
自分の家庭と比べての廃棄量については、ほとんどの生徒で「自分のうちはこんなに廃棄はしていない。」という意見が出ました。

これは、本当に少ないのか、それとも主観的な印象の問題なのか…調べてみるのも興味深いかもしれません。

また、このように多くの食料が廃棄されている原因についてを考え、

「スーパーなどで食糧がすぐに手に入る環境が原因なのでは?」
「自分が欲しい量だけを手に入れることができない仕組みのせい?」

など、自分を取り巻く食料供給の仕組みについて疑問点を新たにすることができました。

 

さらに、日本の食品ロスについて伝えるニュース動画を見て、自分たちができる取り組みや解決方法を考えていきます。

捨てられがちな食品を使って自分たちでレシピを考案し、実際に料理を作り、その投稿をSNSでシェアしました。

また、Knox-UNISの生徒さんたちでグループに分かれ、時差を調整しあいながら、実際にHangoutsでビデオディスカッションも2回行われました。
通常はビデオや音声の投稿を通して交流しているメンバーと、直接ビデオで日本語・英語で話していきます。

「上手に話せなかったー」「もっと練習しておけば良かった」などの感想もきかれましたが、そんな次回に繋がる課題がでれば、また次のビデオ会話でレベルアップが出来ると思います。

多くの課題にも関わらず、参加者の皆さんはよく頑張っていました!
お疲れさまでした。きっと実りある交流になったことと思います。

Session-1は、この後まとめの作業として、Knox-UNISで共同のレシピ本を作成する予定です。楽しみですね!

 

そして、Session-2も重複して始まります!

 

 

America Dialogue Tama Vol.26開催報告

Poetry and Creative Writing
詞と創造的なライティング

10月6日(日)、アメログ多摩Vol.26が無事終了しました。
今回のアメログでは群馬から参加してくださった方もいらっしゃいました!
休日にも関わらず参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました。

今回のトピックは「詞と創造的なライティング」。
スピーカーによると”Poetry is a bridge.” 詞は人と人をつなぐものであるということ。
詞にルールは無く、自分の本音を書けば良いのだそうです。
学生の皆さんは少し驚いていましたが、早速ディスカッションが始まります。

 

最初のテーマは「なぜ創造的なライティングは重要なのか」。
チームで意見を出し合い、発表していきます。
意見は「書くと記憶に残るから」「時間を超えて多くの人にメッセージを伝えられるから」「考えを要約できるから」など。

確かにその通り。そして重要なのは、映画や大統領の演説など、一見「創造的なライティング」とは関係なく見えることも、
企画書や原稿を書くなど、最初は全て書くことから始まっているということ。
「創造的なライティング」は、小さなアイデアを大きく広げるためのきっかけになるのです。

次に行ったのはギャラリーウォークというアクティビティです。
質問は、”How do you write?”  “Where do you write?”  “Why do you write?”

チームごとに、テーブルの上に模造紙を置いて、自分の意見を書いていきます。
まずは自分の意見を整理し、英語でどのように表現するか考え、実際に英語で書き出す。
それをチームリーダーと話してブラッシュアップし、最後は発表するという、アウトプットの一連の流れを英語で体験します。


Howは、ペン、スマートフォン、メール、インスタグラム
Whereは、カフェ、学校、図書館、電車
Whyは、勉強のため、SNSでコミュニケーションをするため、日記を書くためなど、たくさんの意見が出ました。

最初は自分の考えを人前で英語で書くことに少し緊張している様子も見られましたが、
次第に慣れてすらすらと文章を書けるようになる姿が見られました!

最後の方には、アウトプットに慣れてきたためか、自分から進んで手を挙げて発表する姿も見られました。


今回は、書くというアクティビティを取り入れたことで、全員が英語でアウトプットしコミュニケーションする機会が多くあり、
とても密度の濃いイベントになりました。
また、チームリーダーが各テーブルを順に回って色々な学生の方とディスカッションする機会もあり、より色々な人とコミュニケーションができる、刺激のある楽しい時間になったと思います。

今回の経験が皆さんにとって、英語で書いたり話したりすることって恥ずかしくない、やってみたら自分もできた、もっと英語でコミュニケーションしたい、そんな気持ちになるきっかけになっていたら嬉しく思います。

 

2019-20 Global Talk! オリエンテーション終了

これから始まるアメリカとのオンライン交流に向けて、8/27、8/30と2オリエンテーションが2回行われました。
関東地方以外在住の方はオンラインによっての参加も含め、各日15名ずつの参加です。

夏休み中ということで、(東京観光も含めてかな?)奈良や広島から出席してくれた学生もいました。
ありがとうございました!

学校も学年も別々の参加者たち。
まずは自己紹介をしてもらって、オリエンテーションスタートです。
   

 

プログラムの詳細から、交流をすすめる上での注意事項を聞きます。
これからの活動は、すべて自分でオンライン上で進めていく為、留意してもらう点が数多くあります。

参加者の皆さんたちは、神妙な面持ちで聞いてくれていました(^^

プログラムの紹介が終了すると、プログラムで使用するアプリケーションの説明。
そしてそれらのアプリケーションを使用して、実際にトピックについて調べ、自分の意見をまとめたスライドを作成、音声/ビデオを吹き込んで最終発表まで行いました。

作業の指示が出ると、みんな一生懸命にモクモクと作業に取り掛かります。

使用したアプリケーションも複数に及び、グループディスカッション、またドキュメントをオンラインで共有しながらグループで協働作成していく作業など、多岐に渡って模擬の活動を行いました。

たっぶりと6時間に及んだオリエンテーション。
高度なPCスキルを必要とした場面もあったかと思います。

参加者は、中学生から大学生でしたが、学年の違いを感じることなく、全員完成度の高い発表をしてくれました。
これからの交流が楽しみですね。

最後に記念写真をぱちり。
オンラインで参加してくれた学生は、スクリーン上に一人しか映し出すことができずにごめんなさい!

大変なことも出てくるかと思いますが、終わった時の達成感、得ることのできる経験は大きいものになると思います。
頑張って、いい交流ができるようにしていきましょう!


America Dialogue Tama Vol.25 開催報告

Ethnic Diversity and Multiculturalism
【人種と多文化共生】

7月7日(日)に無事にアメログ多摩Vol.25が終了しました。
梅雨の真っただ中でお天気の悪い日曜日、多くの学生が参加してくれました。

まずは、自分たちの「思い込み」テスト。
様々な服装、肌の色、ポーズなどで撮られた人の写真を次々に見ながら、その人は「何人?」かを当てます。

最初は安倍首相はアメリカ人?日本人?など、そんなの当然でしょ、といった問題から、
どんどんと難しい問題になっていきます。

外見から見るとアジア人、だけれどもとても有名なアメリカ人の俳優さんだったり、正解率も下がっていきます。

 

次はアメリカの「多様性」について、身近な食べ物と言語を題材に考えていきます。

「アメリカの食べ物ってどんなもの?」の質問に、「ハンバーガー、ピザ」など。
実はハンバーガーはドイツ、ピザはイタリアが発祥の食べ物で、もともとアメリカの食べ物ではないよ、という答えにみんな「確かにそう!」の反応。

「アメリカの公用語は何語?」の質問には「英語」。
確かに英語がく使われていますが英語を話さない人もたくさん住んでいます。
アメリカの交通標識の写真を見せてもらうと英語以外にスペイン語やフランス語などほかの言語もたくさん書かれていました。

 

グループディスカッションでは、「Diversity」って何だろう?
「Diversity」がある利点は?またその反対に、都合の悪い点は?

グループ毎に”Difficulties”と”Benefits” 両方を挙げていきます。

“Difficulties”は言語や文化が違うとコミュニケーションが難しくなること、
“Benefits”は外国語スキルが上がって文化や考え方など新しい発見が得られることなど、
グループ毎に話し合った内容を発表しあい、みんなで共有していきました。

 

最後は、多様性を楽しむためには? アメリカと日本の多様性の違いは?

「っぽい」ってよく言うけど、それってステレオタイプに嵌める言い方だよね。

日本では「外国人」ってよく使うけど、アメリカではあまり言わない。なぜならみんな「外国人だから」。

「外国人っぽい」っていう言い方をするけど、外国人には色々な国の人がいて背景も様々。
一つのイメージにはまとめられないはずなのに、それってなんだろう?

「日本人か、日本人でないか」。まずはその見方から変えていってみよう。
それができたら、次は「Don’t judge a book by its cover」”見た目で判断せず、まず背景を理解しよう”。

最後のディスカッションは普段より長い時間を割いたのですが、
みんな普段から感じていたこと、考えていたことがたくさんあって、とても活発なディスカッションになりました。

 

今回のスピーカーは日本語がとても流暢だったため、イベント終了後に特別に日本語での質問時間を設けました。
「外国人として扱われて嫌な時は?」「外国人には何語で話しかける方がいい?」など、率直な質問が多くみられました。
外国人と一つに捉えてしまいがちだった気持ちに気が付くことも多く、実りの多い時間になりました。

このプログラムに参加したことで、個々の多様性を受け止める変化が生まれてくれたら嬉しいです。
そして、英語でのコミュニケーションをもっと頑張ろう、色々な国の人と話してみよう、発言を以前よりしてみようそんな気持ちが少し芽生えてくれたら、と思います。

参加者の皆さん、お疲れさまでした!
そして、多忙な中、60枚以上ものスライドのプレゼンテーションファイルを準備し、
とてもフレンドリーで楽しいプレゼンテーションを行ってくれたMr. Craig, 本当にありがとうございました。

次回のアメログ多摩は9月に開催予定です。どうぞお楽しみに!

America Dialogue Tama Vol.24 開催報告

《How to Deliver an Investor Pitch》
アメリカでビジネスチャンスをつかめ!

2019年6月9日、無事にアメログ多摩Vol.24が終了しました。
今回のアメログは、アメリカでビジネスを始めるとしたら、というケーススタディを主としたイベントを行いました。スピーカーのMs. Bernierは、アメリカで数々の企業マネジメントの経験をもつエクスパート。
まず最初に、ビジネスを始めるためにはどんな項目を考えていかなければいけないか、一般的なことから具体的な内容まで幅広くお話を伺いました。

まず初めに、自分が【好きな企業、あまり好きではない企業】とはどういう企業か、そう考えるのは何故かということをグループに分かれてディスカッションを行いました。
ディスカッションではリーダーとなってくれるJETの先生たちを中心に話し合い、一人ひとり自分の考えを皆とシェアしていきます。

グループ毎の発表では、自分たちが《好きな企業》と上げた名前が他のグループでは《好きではない企業》に入っていたり、またその逆があったり。様々な見方によって意見が分かれ、興味深い発表が聞けました。

英語は得意でも、不得意でも、関係ありません。

自分のできる範囲の英語を使って、一人ずつ一生懸命に言葉を選び、皆に伝えていきます。
このアメログ多摩は、英語をチャレンジする場所。
間違えても、自信がなくても声に出していきます。

 

 

次のディスカッションは、みんなが起業するビジネスを考える、がテーマ。どんなビジネス、マーケットリサーチ、資本金、企業名、立地、どんな人と働くか、マーケティングはどうする?ロゴは?など、具体的に考え、皆で考えを出し合っていきました。

グループ毎の発表では、同業者が他のグループにいたり、またそのターゲットが違ったり。ニッチを狙った業種など様々な興味深い発表が見られました。

最後には、アメリカで学生が実際に起ち上げたビジネスの例を紹介していただきました。学生ならではの発想でビジネスチャンスをつかみ、ビジネスを大きく展開している例など、とても学生には興味深かったのではないかと思います。

今回のイベントは、いつもよりも若干ディスカッションに多く時間を割いたイベントになったのですが、終了後のアンケートには「もっとたくさん話したかった!」「もう少しディスカッションタイムが長い方が良かった」などとの声もあり、驚きと共にとても嬉しく思いました。
「もっと英語を頑張ろうと思った」という声もたくさん寄せられました。このプログラムへの参加がその気持ちを押す一片に少しでもなったのなら、とても嬉しいです。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そして、多忙な来日中の貴重な時間を割いてプレゼンテーションを準備し、学生にわかりやすいプレゼンテーションを行ってくれたMs. Bernier、また学生のディスカッションを引っ張ってくれたリーダーたち、本当にありがとうございました。

Dear Ms. Bernier, Nate, Sam, Catharine, Jeremy, and Sei,
Our event wouldn’t have been successful without your support.  Thank you for your contribution to the Japanese students.
  
次回のアメログ多摩は、7月に開催予定です。どうぞお楽しみに!

America Dialogue Tama Vol.23 開催報告

《アメリカの大学制度を知る》

今回のアメログは、アメリカの大学入試について。日本の受験とどう違うのか、なにを重視され合否が決まるのか、など一般的なことから具体的な内容まで様々なお話を伺いました。

スピーカーのBonnieはアメリカの大学入学に関係する部署での経験をもつエクスパート。
参加者の学生たちもみんな興味深く聞いていました。

 

アメリカの大学の種類(四年制や二年制)、留学のしかた(長期・短期)や英語が第一言語でない留学生に求められる英語資格テストなど概要的なことから、どんな人物が求められるのか、もし成績などが全く一緒の2学生がいた場合、どんなことを基準にして判断されるのか、など興味深い話を聞くことができました。

グループごとのディスカッションでは、ディスカッションリーダーとなってくれるJETの先生たちを中心に、話し合っていきました。
自分が持っている【海外留学への印象】はどういうものか、エッセイをもし自分が書くならどんなトピックを選ぶか、など一人ひとり自分の考えを皆とシェアしていきます。

 

英語は得意でも、不得意でも、関係ありません。
自分のできる範囲の英語を使って、一人ずつ一生懸命に言葉を選び、皆に伝えていきます。
このアメログ多摩は、英語をチャレンジする場所。間違えても、自信がなくても声に出していきます。

一生懸命に学生たちに英語がわかりやすく伝わるよう、工夫をして発表してくれたBonnie.
そんなふうにしてくれるスピーカーは、そうはいません。
とても感謝しています。ありがとうございました!

遠くから駆けつけてくれ、学生のディスカッションを引っ張ってくれたリーダーたち。

Brenden,  Jamila,  Samantha, and Crystal, we can’t thank enough all of you!
Our event wouldn’t have been successful without your support.  Thank you for your contribution.
 
次回のアメログ多摩は、6月に開催予定です。どうぞお楽しみに!

  

 

【Global Talk!】交流終了のお知らせ

Global Talk!プログラムを通して、これまでHarvard大学・UNIS・GOAなどとたくさんの方との交流を重ねてきました。

Harvard大学・UNISとの交流では「男女格差」というトピックについて、「男性らしさ」や「女性らしさ」といった固定概念はどこから来るものなのか、アメリカと日本の両国における男女格差によって引き起こされている社会問題は何か、その社会問題を解決するためにはどうすべきか、グラフを示しながら議論を重ねてきました。
深刻な社会問題について当事者意識を持つことができ、「アメリカから見た日本」と「日本から見たアメリカ」の両方向から学ぶことができたのは、このプログラムならではないかと思います。

グループディスカッションでは、日本語・英語の両方で行い、その考え方の違いはもちろん、ディスカッションに対する積極性など日本との違いを感じることができ、多くの経験が出来ました。

また、GOAとの交流では、ビデオメッセージアプリを使って「和食と洋食」「元旦とおせち料理の由来」といった身近なトピックで話し合っていきました。
国の文化によって食べ物や祝日の過ごし方が全然違い、異文化を肌で感じられたのではないでしょうか。

Global Talkでは時差があるなかでの交流でした。
そのため時間厳守がとても難しいうえ、参加者は学校行事やテストで忙しくしていたにもかかわらず、多くの方が資料作りや動画送信を期限内にしてくれました。本当にありがとうございました。

Global Talk修了者で優秀な成果を修めた方には、以下のようなCertificateが発行されます。

Global Talkを通して、外国との繋がりが楽しい、もっと異文化を学びたい、もっと英語を頑張りたい、
そんな気持ちを感じてもらえたら嬉しく思います。

参加してくださった皆さん、交流校の皆さん、本当にありがとうございました。
今後の活躍を期待しています。

【Global Talk!】GOA交流 洋食&おせち料理

世界各地で日本語を学んでいるGOA生徒とKnox生は、Flipglidというビデオメッセージアプリを使って交流しています。

まず「日本の洋食」というトピックで交流を行いました。今回はすべて【英語】です。

「好きな洋食」では、Knox生から自分が好きな洋食を写真で見せ、何が入ったどんな味なのかなどをで説明しました。

Knox生からオムライスやきのこスパゲッティ、クリームシチュー抹茶パフェ、など多岐に渡って紹介されました。
また、なぜその洋食が好きなのかを説明する際に「母がよく作ってくれる」「記念日に食べる」など思い出と共に説明している人が多く、交流を通して温かい気持ちになりました^^

 

ちなみに好きなGOAの生徒さんたちからの好きな和食では「カキフライ」「ラーメン」などが挙げられており、私たちが考えるような和食のイメージとは違う点も興味深かったです。

 

「おせち料理」では、GOA生からオリジナル年賀状の紹介、元旦に何をしたのか説明が【日本語】であり、最後にKnox生に向けておせち料理に関する質問を【英語で】もらいました。

Knox生は、GOAの生徒さんたちが話した言語にあわせて返答をいれていくことになります。

元旦についての返答は【日本語】で、お節料理に関する返答は【英語】で行います。

「昆布は、どんな意味がありますか?」「れんこんは、どんな意味がありますか?」など、おせち料理に入っている食べ物の由来を英語で質問されると、Knox生は何気なく食べていたので調べて初めて知った!などの声も聞かれ、日本文化についても改めて学ぶことが出来ました。
またそれを英語でわかりやすく伝える工夫も必要だったので、いい経験になったと思います。

自国の文化を外国人の方へ伝える難しさを経験すると共に、日本文化についても改めて学ぶ良い機会となった交流でした!

America Dialogue Tama Vol.22 開催報告

《United Nations 国連を知ろう!》

アメログ多摩Vo.22が1月27日(日)に開催されました。
今回は《United Nations 国連を知ろう!》というテーマで、United Nations International Schoolを卒業し、現在日本の大学で学ぶReese Grahamさんからお話を伺いました。国連なんて、興味のあるトピックだけれど難しそう…と思いながらも、足を運んで参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

まず、国際連合には主要な6つの機関で組織されていて、友好的な国家間の関係を築くことが使命となっているというお話を伺いました。また、彼が卒業したUnited Nations International School(UNIS)について紹介があり、Global citizen(地球市民):新興している国際社会の一員であると認識し、その社会へ価値を提供するために貢献している人々を育てている!とのことでした。

次にSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の紹介にうつります。これはUNが2030年までに達成することを目標に掲げています。

まずはS——、Sから考えられる単語??? 次にD——-?? とグループ毎にSやDで考えられる言葉を考えていきます。

答えはもちろん、Sustainable と、Development。
全く単語が出てこないグループでは、リーダーが「ハングマン」の単語あてゲームをして考えました。   

このロゴを、今まで見たことがない人が参加者の半分ぐらいでしたが、一つ一つのマークが何を意味するのか、何をゴールにして活動しているのかなどを各グループに分かれて話し合っていきました。

男女格差、クリーンエネルギー、水質汚染など地球規模で問題となっている社会問題について、身近に感じながら学ぶことが出来、どうしていくべきなのかまで話しを進めていきました。自分たちの生活に身近な問題も多いのので、活発なディスカッションが各グループから聞こえてきました。

イベントの後にはみんなでピザを食べながらワイワイ。
アメログでは3回、5回、10回の参加ごとに表彰を行い、アメリカ大使館のロゴ入り景品を差し上げています。
今回も表彰者が5名いました!

今回のイベントを通して、国連を知り、地球規模で問題となっている社会問題に目を向けてもらうことができたら嬉しいなと思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました! また次回お会いできるのを楽しみにしています。

【Global Talk!】Group-C 日米コンフェレンス

【Global Talk!】日米コンフェレンス 開催報告

2018年12日4日(火)にHarvard生とKnox生による「日米コンフェレンス」が開催されました!
Zoomというビデオ通話アプリを使って、Harvard生による「日本の男女格差」に関するプレゼンテーションに対して、Knox生が質問をするという流れで行われました!!

具体的には「日本の若者の自殺問題」「ステム分野の男女格差」「家庭における男女の役割」「女性に対する家庭内暴力」といったテーマが扱われました。

①「日本の若者の自殺問題」

【発表】2017年の性別別自殺者数のグラフによると、男性が7割を占めるのに対し、女性は3割である。
自殺原因とされる理由を比較すると、男性が学業不振や進路の悩みであるのに対し、女性は親子関係の不和や友人との不和であった。
よって「男性は文句を言わず、家族を養わなければならない」という日本の風潮が、男性にとって大きなプレッシャーになっていると思う。

【質問】Knox生:どうすれば日本の若者の自殺者が減ると思うか。
【回答】Harvard生:男性に対する大きなプレッシャーを減らすべきだ。また、政府は心理学の研究に投資すべきだと思う。

②「ステム分野の男女格差」

※ステム分野とは物理学や工学などの分野を指します。
【発表】OECD加盟国と比べると、日本の女性研究者の割合は多い方であるが、ステム分野における女性研究者の割合は最低である。
その背景には「数学や化学といった分野は男性の方が優れている」といった固定概念による、教育の男女格差があると思う。
そのため、ステム分野を学ぶために大学院へ進学する日本の女性の割合は8%と低い割合になっている。

【質問】Knox生:ステム分野の研究において男女の賃金格差はあるか。
【回答】Harvard生:アメリカでも日本でも、ステム分野の研究における男女の賃金格差はある。そのことも、女性の研究者が少ない原因の1つだと思う。

③「家庭における男女の役割」

【発表】家事・育児に費やす時間を夫婦で比較すると、夫は妻の10分の1しか時間を費やしていないことが分かる。
その背景には「男性は外で働き、女性は家を守る」といった固定概念が関係していると思う。
男性は残業に、女性は家事や育児に時間を費やすことを良しとする風潮があり、特に姑は嫁にそれを求める傾向にある。

【質問】Knox生:男性に家事をしてもらうことが効果的ではない場合、どうすべきだと思うか。
【回答】Harvard生:政府が残業時間に規制をかきたり、男性の育児休暇取得を促進するべきだと思う。また、男性にも幼いころから家事を母親が教えるべきだ。

④「女性に対する家庭内暴力」

【発表】家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)には、身体的暴力・精神的暴力・経済的暴力の3種類がある。
その被害者は年々増えており、性別別で比べると女性が8割を占めている。
なぜなら「我慢は美徳」といった固定概念があり、被害を受けた女性が言い出せないからだ。
また、日本には内(家庭)と外(社会)を明確に分けて考える傾向にあるからだと思う。

【質問】Knox生:若い人にとって「我慢は美徳」といった考えは身近ではないが、被害者が年々増えているのは何故だと思うか。
【回答】Harvard生:欧米にくらべてアジアは我慢する傾向にあるからだと思う。
※被害の相談件数が増えているのは、被害者が周りに言えるようになった社会的背景もあるという議論もされました。

ジェンダーギャップ(男女格差)に対する考えが深まり、Global Talkに参加して良かったと思ってもらえたら嬉しく思います!